ターシャの庭で青い絨毯のように咲いていた忘れな草、此方へ越して来てプランターから地植えにしたら葉が生き生きして来て、ちょっぴり咲いていた忘れな草が新しく蕾を持ち又咲き始めました。
花期は確か春の筈なのですが・・・。
忘れな草にはこんな伝説があるそうです。
若い騎士ローランは、美しい許婚(いいなずけ)ベルタと共に、ドナウ川のほとりを歩いている時、川の中ほどにある小島に目をやると、美しい花が咲いているのが見えました。
「ベルタ!向こうを見てごらん。あの小島に咲いている星のように小さく、おまえの瞳のように青い花を!・・・あの花は私の妻になる、おまえのために咲いているのだ。今夜、あの花をおまえの胸元につけてあげよう!」
彼は川を泳いで、花を摘みましたが、戻る途中、深みにはまり、急流に押し流されてしまったのです。必死にもがきながら、花を川岸のベルタに投げ、「私を忘れないでくれ!」と叫びながら、ドナウの波に消えてしまいました。
許婚のローランを亡くしたベルタは、彼を想い、「忘れな草」を一生身につけたと
知識の泉haru’sトリビアさんhttp://amor1029.exblog.jp/2202349/から引用させて頂きました。