いゃぁ~しかしね。
まぁアレですよ。
コレなんですけどね。
ミニかにぱんヨーグルト風味。
一ヶ月程前だろうか、コンビニで初めて見つけて、
とりあえず一つレジまで持っていく途中、
コレはきっとなにかあると、もう一度売り場にもどり、
残っていた三つも入れて四つ全て大人買い。
帰宅して食後に一袋つまんでみるかと
食べ始めたら4袋完食。
ちょいとつまむどころか完食ですからね。
レキゼンとして美味かったわけで、
マルシェで井上可南子さんが作ったパンを買って、
とりあえずご本人に感想をと思い、
近くでパクッとつまんだつもりが止まらず完食に至った
正にアレなわけで。アレですよ ・・・
アレ?ってパンの話じゃなくて、
まぁかにぱんは自分が子供の頃から食べているパンで、
子供の頃ってもちろん昭和時代の話で、
そんな昭和の頃のYMOに心底迄Mされて、
人生やら考え方も変えたのがYMOとの出会い。
想像出来ない未来の音を具現化したかのような、
そんなYMOは未知であり不明確な存在でもあったけど、
YMO楽器展で今こうしてYMOが使っていた
機材を目の前にして、未知なる物や未来も
過去の存在でもあるが未来遺産みたいなようで、
今回の横浜開催から親しくさせて頂いているスタッフの
方との話で、去年の楽器フェアから大阪と横浜と、
もう普通のように当たり前に見ている楽器達だけど、
これって凄い事なんですよね。なんて話しながら、
YMOが好きと言う一つのキーワードから、
人と人が繋がる不思議と必然性を感じながらも。
で、その親しくなった方、なんとも昔の
東京マニアックスで自分が頻繁に出展していた頃に
展示してあった、今回貸し出したワタクシの
ャ梶[モーグを既に見ていたそうで、
世間は狭いと言うか、YMO信者は狭いとでも
言おうか、全ては物が存在する事での人と人の縁。
だから物は尊いんです。
そんな縁から楽器展覧開催中に
YMOファンの集い ( 本題はオフ会 )に参加。
自分なんかこれと言ってYMOに貢献する事なんて
してないけど、ただ単に教授が使っていた
ポリモーグの実機を所持していると言うだけで、
オフ会に参加出来たようなもので、
ポリモーグに感謝です。
ちなみに正確には教授が所持していたわけではなく、
当時松武秀樹さん設立の
音楽制作会社エム・エー・シー / MAC
( Musical Advertising Corps. ) が
教授に貸し出していました。
集いの内容は、松武秀樹さんと、
YMOレコーディングエンジニアの
飯尾芳史さんに、急遽特別参加された
氏家克典さんを迎え、司会はYMO楽器展実行委員会の
小林淳一さんによりYMO暴露トーク?に
盛り上がったわけでして。
会の前半は参加者それぞれが会食と談笑。
この談笑。これが濃かったなぁ。
そもそも相当ディープなファンばかりで、
それぞれが知りうる話の交換みたいなのがあったり、
最新ヴィンテージ楽器事情やらと、
そんなヴィンテージ最新情報では、
TR≠W08の原寸大バックを持って来ていた
方の話から、TR-909が今では
480.000円だとかで驚愕したりと驚きながらも、
つい先日 ( 9月20日 ) に、
野暮用で中野へ外出した時、何気にイシバシ楽器渋谷店に
立ち寄ったらありました、480.000円の909が。
あらホントだなんてビビリながらも、
更にビビッたのが、テスコのSX-210。
中学生の時にとにかく見た目で好きだったシンセ。
雑誌で見てからあれから数十年。現物を初めてみて興奮
していたら、店員さんか音出しましようかとジャックイン!
冷やかしでポリモーグを弾かせてもらい、
その場で買ったしまった過去を思い出しながらも、
憧れのシンセをいじってみた所。
なんともさっぱりとした音で、なおかつ操作性に難あり。
要するにモーグのソースや、
国産ではPoly-61や800と言った感じで、
アナログシンセの醍醐味である、直感を瞬時に
音作りへといざなうそれが出来ない事。
店員さんにどうでしたかと聞かれ、
思ったよりも使いずらかったなんて言ってしまった、
失礼な自分。値段は118.000円。
近くにCS-30が150.000円と、
130.000円で売っていたけど、
末永く音を作っていく楽器として手に入れるのならば
やはりCS-30なのかなぁ。
あの時代ではローランドのJX-8Pや、
DX-7があった時代だしこのSX-210は
時代遅れなのかも知れないけど、
80年代なりにどこか近未来を髣髴させるデザイン。
しからば空山基のイラストに出てきそうな雰囲気でもあり、
悲運もあり数奇な運命を辿って来たテスコなだけに、
入手するのであらばKAWAIではなく、
TEISCO表示のこの機種の希少性が買いかもと。
だいーぶ話しそれたけどファンの集い。
用意された写真やら元音源。
元音源には松武さんは、 「 どっから持って来たの? 」
なんてガチで驚いていたりと、
いろいろと深い裏話で盛り上がりましたが、
用意された2時間はほんの数秒にも感じるほど
あっという間に過ぎて行き、これからも色々な形で
催す予定だそうで期待しております。
して最終日のYMO楽器展に行きまして、
開催中何度か行く予定ではいたけれど、
結局行ったのは初日と最終日の二回のみ。
今回もちゃっかりスタッフとして入っちゃいました。
今回はオリンパスOM≠Pを持参。
奥のャ潟a[グは小林さんので、
去年の楽器フェアで音出ししていた、
完動品のャ潟a[グ。貴重品ですよ。
大村憲司さんが当時使っていたストラト。
こちらのオデッセイも去年の楽器フェアで音だし
していた、当時細野さんがパネルの
スライダー位置に印をつけてた実機。
最終日だし何か特別な音出しをするだろうと予想し、
スタッフに尋ねたらやはりそうで、
17時過ぎ辺りから松武さん登場。
モーグとイーミューを調整したのち、
シンセサイザーの音の原理をわかりやすく解説。
それとYMO時代の思い出話。
松武さんがあの位置で見れていた表には見えない
YMOの演奏技術の凄さなどを語られ、
いわば松武さんの位置って特等席だし、
手品を後ろから見ているようなものであり、
これぞまさにイエローマジック。
そして最終日だし赤レンガ出入り禁止を覚悟で、
これから演奏しちゃいますと大胆発言。
先ずは松武さん一人で演奏開始。
イーミューで合成した音を、
モーグのシーケンサーで走らせて、
PCの曲と連動しながら、
70年代にヒットした、あの素晴らしい愛をもう一度の
ロジックシステムアレンジのボーカロイドバージョン。
次はキャスタリアと来るべき物となり、
そして一人目のゲストは氏家克典さん。
教授ャWションに就きプロフェット5で、
松武さんとファイヤークラッカーを演奏。
そこから氏家さんがホソノさんャWションに移動し、
二人目のゲストが実行委員の小林淳一さん。
松武さんとのトークでYMOは中学生からの
ファンだとかの話や、教授機材はほぼ小林さん
所有の気合の入れよう。
余談ではありますが、ちゃんと用意されていた
YMOライブには不可欠なキューボックス、
だいぶへたってましたが、
アレ全部当時の実機だそうです。
演奏曲はテクノャ潟X。
アンコールではやっぱり東風。
松武さんいわく、
アンコールは用意していなかったけど、
あまりの盛り上がりと雰囲気で、
急遽PCから選び出しての演奏。
アドリブ部分では氏家さんがオデッセイで演奏し、
テクノャ潟Xでは松武さんが生声でトキオーではなく
ヨコハマぁ~ ヨコハマぁ~ チャンチャンとアドリブ。
アンコールの演奏前にPC内を捜索しながらも、
オデッセイでメロディ行けるなんて相談し、
大丈夫です。スイッチを変えれば2オクターブ
変えられます何て言って、松武さんは便利ですねぇ。
なんて会場を笑わせたりと。でもそれって冗談ではなく
本当に便利なわけで、今の便利ってなんだろうと思う。
多機能だけが便利ではなく、必要に応じて臨機応変に
対応出来る。便利ってそう言う事。
演奏中前半プロ5もオデもピッチが狂っていたけれど、
演奏しながら耳でピッチを合わせていく、
出来る人であればこれも便利であり、
そして松武さんや氏家さんのように、
長らくこの業界で存在し続けておられるのも、
知識と技術もさることながらユーモアを忘れない
センスの良さとサービス精神。
そして小林さんをはじめ、
実行委員スタッフの方々のYMOへの熱い思い。
YMO楽器展は凄いイベントだとつくずく感じましたわ。
別れ際小林さんに、まだ使うでしょうから
ポリモーグは預けておきますと言ったのですが、
自分としてはこのまま終わってほしくないって意味で、
手元にある以上どうにかしようといった考えも
選考するであろうという希望も兼ねております。
なので又どこかの会場でYMO楽器展開催を
切に希望しております。
松武さんが最後に言われた言葉、
「 これからもシンセサイザーを、よろしくお願いします 」
シンプルながらもとても強く熱く感じました。
YMO楽器展。
お疲れ様でした。
またどこかで ・・・
来るべきもの ~♪
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