電波なのだ

まぁ..はっきりいって地球上に、電波が無いところは無い。

飛行機だって、多量に使っている。
Ｆｓで分る範囲でも、管制との通信は、電波を使った無線である。
飛行機の位置を測定するＧＰＳも、衛星からの電波で測定する。
ＶＯＲもＮＤＢもＩＬＳも、基本的には地上から出ている電波の
方向を探知することだ。
あと、最近は機内電話にインターネットもやれるが、これも衛星へ
電波を送って通信している。
あと、レーダーや、着陸時とか衝突防止に使用する電波高度計も、
電波を発射して戻ってくる時間を計って測定する、電波利用測定器だ。

さて、これだけ使っているのに、飛行機の離着陸の時は
電子機器の使用は出来ないことになっている。
携帯電話は電波利用製品なので、よくわかるが、他はどうしてなのだろうか。

ところで、電波はどうすれば、発信するかご周知かな...？
ハッキリいって、電子部品はいらない。
発電機に線をつなげておけば、これで立派な電波発信送信機になる。

家でも、扇風機の電気コードにラジオを近づけると、
ブーンというノイズ音が聞こえてくる。

簡単に言うと、電気の線に電気が流れたら、電波も発生（発信）しているのだ。
洗濯機だって、かみそりシェーバーだって、蛍光灯や電球の類も同じだ。

今度、飛行機に乗られた時、観察してみれば気がつくのだが、結構、
機内の不要な電気を切っておられる。
（まぁー省エネの意味もあるのだが..）
余計な電波を出さない、努力のようにも見える。

携帯プレーヤーの類も含めて、電気や電池を使う製品は、
すべて電源をｏｆｆにしておいた方が、無事に着陸できるような気がする。