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今日は日本のYS-11に纏わる話だ。
といっても、諸本やHPなど、多数出回っているので、
詳細はそちらで見ていただきたい。
YS-11は約45年前に登場してきた、古い部類のプロペラ機である。
ザックリだが、ジェットエンジンにプロペラをつけて飛ばした機体だ。
45年前の日本の地方空港は滑走路長1200Mクラスが、ほとんどであった。
(どの地方空港も滑走路を延長したり、移設したりで、今日を迎えている)
なので,その頃のジェット機だと、短すぎて離着陸が難しかったのだ。
(今は対応できる機種もあるのだが............)
このあたりの話は、FSをやると分るんですよね....
(ジェット機は加速が悪いとか、VRスピードが高いとか....etc...)
機体のサイズも64人乗りと、今でこそ小型であるが、
開発してた頃の状況といえば、
国内線には やっとジェット機が登場か...の頃であり、
高速道路も無い時代の、移動手段といえば、
東京から、北海道や九州に行くのも、
ほとんどの人が鉄道(しかも在来線で2日とかね..)であった。
(その頃、書かれた小説 点と線 はそんな状況をうまく書いてある)
でも、国産だけあってメンテナンスは極めて良好であり、
安定性があったのが、今日までの長い間、旅客機として活躍
できたのだと、私も思う。
そんな機体をFSで見てると、私には いぶし銀 の様な輝きに見えるのだ。
FSの中でも、「長い間ご苦労様でした」と言いたい機体である。