FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

どこを見ているのよー..なのだ

2008-05-12 07:26:07 | FS2004おさわり計画(シーナリ-編)
3の倍数が流行る今日この頃いかがでしょうか..

さて...
素人知人曰く..このゲームで何視ているの...
いい質問だけど...
おらは過去に何回も書いていた。
このあたり読んでみたらとだけ答えたら
また質問が来た。

が..
なるほどねぇ...と思ったりなので
今日はそんな光景に関する素朴な疑問集から..

まずVFRという文字が流行っているけど..これ何...

香港すごいねぇ...
最近日本でもやっと3D地図が流行っているけど
Fsなんか5年前には現状の遥か上を行っていたらしい...
日本はバーチャルリアリティの分野の出遅れも
取り返しがつかないほどの状態だったり...のような気がする。

地図屋さんは地図という視点から抜け出せない。
大昔から平面図としての2次元地図が存在していたが..
結局..そちらに流されてしまっている。
基本と見る側の慣れに流されてしまった感がする。

結局..リアル3次元地図は..新規組みのゲーム屋の方が上手だったかも...

デモ実態はそうではなかった..
サーチエンジンにて..地図上の検索の利便性を図るために3年前
大胆にも全世界の衛星写真をアップした..サイトがある。

グーグルアース
現状はひとり勝ちである。...
一見3次元空間だけど..実態は2次平面地表写真を利用。
ハードに対しても計算量が少ないので..優しい。

これ地図検索だけではない..フライトシュミレーターも内臓..
Fs関係者は口にはいえないけど、
ある意味..Fsも以前から大変お世話になっていたりして..

ふと思うのだが..
地形の構造とか地測系の問題とか..3次元地図は色々と
ややこしい問題を背負っている。

ちなみに地測系は今年になって
グーグルアースが世界標準系(WGS84)に移管した。
Fsなんか5年前には採用済みの地図だったのに...
何セ..国内地図メーカーは新規事業でも非対応が多い。
こんなことひとつ..旧態依然の話に足を引っ張っていたりする。
なお..この手の話はGPSを利用した地図に問題が...
GPS衛星のデーターはWGS84が基準になっている。
なので受信機側で国内地測データーに変換している場合が多い。
2次元地図屋の旧態依然はこんな風にして助長されているみたいだ。

もう1つの..地形のデーター構造は
ます..MESHメッシュ(terrain)
要は..地表の凸凹具合を出すためのデーター
ある間隔で高度の高さのデーターを取ってある。
ということは..
雑な地表凸凹もあれば、かなり緻密な凸凹もある。

ちなみにこの地表の凸凹データーも存在する。
以前に..スペースシャトルでリモートセンシングと言う技術で
全世界の凸凹の測定が終わっている。
そんなデーターのうち..76Mクラスは無償で利用できる。

FS2004のアドオンメッシュは、ファイル形式の変換が必要だが
そんなデーター利用が多いらしい。



具体的には100M間隔とか..
山の形の遠景が合致して見えてくるのは48M間隔以下と言われる。
現在FSⅩ用だが12M間隔という精密な物も登場している。
ただし..凸凹の緻密な表現は計算量を桁違いに増やし..
HDDのファイル量を増やすだけである。

現在の..
おらがFs2004で部分的に採用しているメッシュは76/48Mクラス。
これはFSⅩは世界中をベースソフトで最初から標準装備している。
景色がいいとか言っている1つの要因だったり。
だが..
こんな話の積み重ねが
FSⅩは高性能ハードが必要だ..という話だったり..

これが1つのファイルの海岸線データーを表示したもの
coastlinemakerという無償提供道具で触れる。
まぁ..海岸線も雑な部分もあるので
改善効果はあるかも...

結局海岸線沿い空港のアドオンシナリーはこれを改善している。


(これはノルウェーの海岸線修正データーとMESHデーターを組み合わせたもの
FSでフイヨルド観光には必需品どっちも無償品である。
ところで..おらのCPUの計算能力が足りないと画面が示している。
それほど..計算能力が必要なのだ。)

これに海岸線データーが載る。
これも..いい加減なものと緻密なものがある。
メッシュと環境は変わらない


これがMESHデーターをワイヤーフレーム化したもの...
要は..
この表面に航空写真とか畑のイメージ2次元絵とかを張れば
3D地図の出来上がりである...簡単でしょ..


これはそんな絵とか航空写真1枚1枚を..SCEANGEN-Xで展開した画面。
四角い箱が1つ1つ1つがセルとかタイルとか呼ばれるもの..
こんな感じでタイル張りみたいに下記のセル1枚1枚が航空写真だったりして
全世界くまなく配置命令されている。

これがそんなセルというかタイルのファイル。
1枚の絵みたいなファイルが上述のセルが1枚に相当する。
FSの場合..AUTOGENによる3次元テクスチャー付のセルファイルになっている。


こんな富士山の光景もこんな組み合わせの妙だったり...
Fs所有者はこの地点の絵すら何百種類も存在する..
それが上述した物が自分で触って改良できるものだからの..組み合わせの話。


そんな地表にサーフェイスデーターとして貼り付け..

写真ならフォトシナリー
AUTOGENならラウンドクラスと読んでいる。
でも..
最近多い表現がこれVFR
おらは三角印の航路データー通過点か..と思ったらそうじゃない。
どうもこんな感じらしい。

これがVFR...
下述の組み合わせ技景色改善といったところかな...


その中の一部分は..航空写真を貼り付けただけ..
上から見るとこんな感じだ。

さらにその隣部分は..3次元テクスチャーが林立している..
これの違い..わかりますか。


ところで..近景はこんなに山の木の色が際立つけど..
遠景は..こんな感じになる。
本物も..こうなのでなんとも不思議に感じないかも..
でもだ..これは素直な命令道理に動く機械だったり...

人間的な視覚のごまかし方..LODの話はまた後日にでも...
疑問が愚問にならないうちに今日は終了。

シーナリーの作り方初心者編等..この月にまとめて書いてます。 




 






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