FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

香港雑景なのだ

2006-09-03 09:43:07 | 空港ネタ

香港は、何もかもが、狭いと感じた街だ。
でも、その反対は、便利な街でもあったのだ。
今は、便利さを残しながらも、都市開発を進めている



そんなところで、昨日の続編である。

おらは100万ドルの夜景なんて.. いう景色を楽しんでたりする。

ところで、この香港は、
近年イギリスの植民地から中国に返還された地域である。

でも、本土の中国人ですら、ここに入るためにはパスポートが必要という、
不思議な地域だったりする。

さて、この香港に新しく出来た空港である 
チェイコックラブ空港 は街から離れたところに出来た。

そこで、高速鉄道を開港と同時に開業。
15分ほどで中心部と移動が出来る。
(利用客が少ないのが、気になるが...)

利用客が列をなしているのは、時間はかかるが、
目的地の近くまで直行してくれる安くて眺望のいい 
高速バスだったりする。
(不慣れな地で、大荷物を持って乗り換えたくないわけだ)  

さて、この空港の時刻表を見ていると、
一番本数が多そうなのは、なんと、台湾の台北行きだったりする。 
毎日運行便だけで、1日40往復近くある。
しかも、ほとんど大型機を使用している。
(本数も機材も準国内線の上海行きより多い... 台湾海峡なんていうと、
ミサイルが向き合うほど、ある意味緊張している。  しかし、
香港はとりあえず、緩衝地帯として残してある。中国は不思議な国なのだ..) 

日本の幹線も運行本数は多いが、ここまで大型機だらけで、
飛ばしている国際線区間は珍しい。
(ちなみに、東京から一番多い国際線は韓国ソウル行きで、   
羽田、成田合わせて一日20往復。 その中には、中型機も混ざっている)  

とにかく、1日20往復クラスの国際線なんか、アジアにはゴロゴロしている。
ジャカルタ-シンガポール、 シンガポール-バンコック、 バンコック-香港
など大型機だけで、この本数だ。

さて、香港に戻ると、この空港の主は、CX機こと、
キャセイパシュフィツク航空だ。
第2次世界大戦に参戦していたパイロット2人が、
戦後、香港を拠点に荷物輸送を始めたのが、会社の始まりなのだそうだ。 
(今で言うベンチャ企業だな...)

そんな、キャセイの運行体制は、この香港に朝、昼、夜の 1日3回ほど、
機体を各地から集めて、目的地に散ってゆく運行体制なのだ。
(俗に言うハブアンドスポークスだ) 

しかも、あの小さな駐機場で大変そうな、啓徳空港時代からの運行体制だそうだ。

 こう考えてみると、ハブ空港なんていうのは、
   設備が小さくて滑走路1本の貧弱な空港でも、
        航空会社が今日からハブ空港だと決めれば、
             ハブ空港だったりする。  

まぁ、そんな話も、香港の夜景には勝てそうもないかな... 
FSを見ていても、すごい街だと、おらは想うのだった。  


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