FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

AUTOGENについて

2007-08-04 10:02:16 | FS2004おさわり計画(シーナリ-編)
MSFSはこの地球がMAPデーターになっている。
これは凄いこと言っている。

その辺りのゲームは、例えば関空の周りだけとか..
国産でよくても、国内だけとか...
といった感じなのだ。

ところが、
MSFSは最初から全世界をクリアー...
ここが根本的に異なる。

ところで、
こんな広大な地域をどう表現しているのか?

簡単に言うと、
この辺りは、町..この辺りは林..この辺りは草原
この辺りは砂漠...という風に地域わけデーターを所有している。
で、この地域訳に用途別区域わけ命令に従って、
標準テクスチャーを最初から用意している。
それが、AUTOGENなのだ。

(AUTOGENは、他にも多々機能が満載..)
で、上記の景色はほとんど、AUTOGENの大活躍の景色
なのだ。


AUTOGENの概略

AUTOGENの概要は大変広義。

例えば..
1.海の色..河川や湖の水の色
2.空の色
3.雲
4.MSFSほとんどの地上世界の景色

そんな広大な地球をかなり近似的に再現している。
だから..このゲームの景色は、ほとんど..
AUTOGENで景色を作っているで
過言ではない..
逆に空港改修ソフトのアドオンシナリーはAUTOGENで
作れない詳細な景色を、ある小さな特定範囲だけ
改修するのが目的なのだ..

ちなみに..ゲーム上では..
まず..メッシュと海岸線データーの呼び込みが終わると.. 
1.AUTOGEN景色を最初に作る..
2.その上にアドオンシナリーがある場合描く...

これが..アドオンシナリーは優先順位が重要の意味..

MSFSの景色の基本はAUTOGENであり..
これを触った方が..大きく景色は変わります!!!..   

☆☆まとめ...
MSFS上で景色の主役は..

AUTOGEN(主役)>アドオンシナリー(脇役)

ところが..景色表現の優先順位は...

ADDONSCENERY(優先順位高い)>ADDONSCENERY(優先順位低い)>AUTOGEN

となる。

TEXTURE

木とか建物とか..最小構造体表示物の表面塗装データーのみ扱える..
*BODYは触れない..らしい
(MSFS標準品の活用...なのだ!)

表面TEXTURE用の道具      
一般的な塗り絵ソフト     

この部分の交換がAUTOGEN交換用textureと呼ばれるもの

このtextureは大雑把に3種類の構造

1.建物が代表..
  AUTOGENの建物はいくらでもサイズが変えられる..
  その代表例..空港ターミナル
  側面の窓配置はどの空港も同じスタイル..
  単に基準の側面上の平面塗装textureを変えただけ...

2.海とか大地とか空とか...
  これらはズバリ平面2次元表示
   ただし..海は..普通の海.珊瑚の海.流氷など凍った海..を用意..
  空も元データーは平面texture..

3.木とか雲
  これらの元データーは平面textureだけど..
  そんな平面を上面から見て十字状に2枚配置すると..
  木とか雲の立体的な物に見える..
  

その他の知識 
1.昼用夜用はもちろん季節用と、同じTEXTUREを..
 それぞれ用意する必要アリ...
 これによって..夜は電気が点灯し、秋は紅葉..冬は雪景色..
 が眺められるのだ...

PANEL...(TEXTURE)

一応分けたが..ここまではTEXTUREの一種なのだ...
MSFSは上記のTEXTURE(木とか家とかの部品)を集め....ある程度のサイズのPANEL化をしている。

※ここではPANELと言う用語を使いますが、同じ用語として
 ブロック/タイル/TEXTURE/サーフェイス/セル/パネル/スキン...
 などの同じ意の言葉もあります。

で..このPANELが
農村1とか市街地3とか森林2とか色々なパターンのPANELが存在する。

だから..そんなパネルをぺタベタFSの広大なMAPに貼り付けてある..


そのPANELを触れる道具が

通称...AUTOGEN SDK   大変便利な道具である......
⇒autogen anotetion tool..
※この道具は下述のパネルの改造に使える道具だけど、
 取説にAUTOGENに関する資料がある...コレが貴重。
 
詳しくはこちらから...
⇒関連ブログ..セル/ブロック/タイル...



SCENERY...命令文...

autogenも、このPANELの配置命令をおこなうための命令文がある。
そんなPANELをある程度..集めて..1エリアの広大な地域seanery命令文を作っている..
(このほかに気候帯の区別とか..
同じ木でも..やしの木か杉の木かは..気候帯データーの識別で決まる) 

この命令ファイルは
world-scenryの中に..AP41550とか...膨大な命令文で示されている 

更にこの命令文には
空港の滑走路とか建物とかの配置DATAもある。
ただし..AFCAD..を使用して空港の修正するけど..
あれはこのDATAを編纂しないで全く別物DATA..
で..AFCADはaddobscenryとして分類されるのだ..

蛇足..景色表示の優先権
  addonscenery > AUTOGEN

 
これを視たり触ったり出来る道具
   1.BGL.SDK
   2.SCEANGEN X 

⇒関連ブログ..BGL XML TEXT なのだ
⇒関連ブログ..道具なんか要らないのだ







AUTOGENの話..
AUTOGENテクスチャ取替えの話..

ここからは要注意..

面倒くさいけど、交換予定のtextureファイルをバックアップを準備すること。
面倒なのは、承知の上の話なのだ。

なぜかというと?...

たぶん気に入らないtextureがあると思う。
それの対策準備をしておかないと、そんなはずじゃなかったと..
泣きをみる可能性もある。

まぁ、何事も自己責任...感性の問題である。



AUTOGENの改善法

あのアメリカ風建物を何とかしたい人..は必見です。

ということで、標準品のテクスチャを入れ替えたらいいのかな..
(買ったばかりは..アメリカ風テクスチャのみしかない...) 
と...世界の愛好者はみんな同じ考えだったりする。
そこで、このアメリカ風の建物とか..交換できないのかな..

それが、AUTOGEN用のTEXTURE標準品との交換作業...
要は標準品と仕様さえあわせておけば、変えられる。
ということで、世界中でこの改善に取り組んでいる。

で...そんな改良TEXTUREは無償でDL可能が多い..

もちろん、組み込みに特殊道具もいらない...
単に既設TEXTUREファイルを交換するだけ...
あまりの交換できる範囲の広さに驚くかも..
しかも、無償品がワンサカ..ある。

実は、おらも配色と建物でチャレンジしていて景色の中にはいっている...
要は自作も可能...コッチは道具が必要だ...

さてさて、ここからは導入に際しての要注意点...

アドオンシナリーを利用している人は要注意....

なぜか..

シナリー(景色は次の順番で作っている)
1.最優先がアドオンシナリーで、この中にも優先順位がある。
2.次がMSFS標準装備のAUTOGEN..

すなわち、アドオンシナリーを利用している場所は
AUTOGENをいくら変えても効き目無し...(全部ではない) 

ということなのだ..
実例 だけど、フォトシナリーという最近流行の
アドオンシナリーがある。
これ..を使っている地域はAUTOGENの大地色とかは
表現が出来なくなる。
(アドオンシナリーが優先順位が高い) 

プラス
AUTOGENの最低変更区域単位がある。

例えば、ヨーロッパは狭いのに2区域に分かれる..
しかし、アジアは、インドだろうと日本だろうと1つの同一区域。
これ、何を言っているか....
というと、インドと日本は同じ見た目になるということ。
これは、仕様の問題で逃げられない..
(FSXは、この部分も改善した...)  
さて、どこを触るのかって..?

この画面のファイルを交換していくことになる...



では、その範囲を紹介する。

1.海の配色
5種類ほど存在する

2.海の海岸線の波
最近波のサイズを変えたものがある。

3.空の配色
空の配色も交換できる

4.雲
雲もテクスチャーで、精細な物が登場

5.建物など
ここは有名..
日本風とかドイツ風とかイギリス風など...多々存在する

6.木
ツリーセットとして出回っている
木もその国の代表する
木があるので、結構種類がある。

7.大地色
これはポピュラーだけど難しい...
とにかく色々考えられている。
(例えば畑とか...)
(この大地色はフォトシナリーとバッティングすることもある...)  

配色変更の話..
AIスポッター準備の話..


AUTOGENをモット触りたい

実はモット触る専用道具がある..


AUTOGEN SDK

なんと..マイクロソフト社から無償提供している..
大変簡単且つ便利な道具なのだ...

ここで..AUTOGENは
どのようなファイルの関係なのか..?

木とか建物とか
のテクスチャーと呼ばれる最低単位の物を交換すること
で見た目を変えるのが今までの紹介した記事に対して
これは..そんなテクスチャーの集合パネルがあるのだ..
実はFsはこの集合パネルを張り合わせ地表を表現している..
そのパターンが田舎とか..町とか..砂漠とか..
農地とか..森林とか...それぞれに何種類かパターンが
あってそのパターン番号をくみあわせているにすぎない...
(その番号命令がseanery命令文...)

まぁ最近の都市近郊は農地から街になる開発が多い..
ので、このseanery命令を変えるのも
1つの手ではあるのだが..
それはもう少しお待ちを..


ということで..簡単策を先に進める..

そんなパネルを変えることも景色の変更に重要な役割を果たすのだ..

正にこれが..
MS社純正のFs2004用景色改善ツール

AUTOGEN SDK

やれること..

このパネル内で

1.木とか建物とかの移動や増設や削減など可能..
2.建物の階数を変更できる..
例えば住宅地の平屋を3階建て中心にする..

これ..かなりミテクレが変わる
..日本の景色は小さな建物を密集して
3階建てとかを中心に設定すれば
現状の東京の郊外らしくなるのだ...

こんなことが簡単にできるのがこの道具..
⇒関連ブログ..
>⇒Fs2004用のAUTOGEN SDKはこちらから


関連ブログ..
  



AUTOGENの考察...

1.なんか変化しない...??

設定というところにスライダー
があって...出現量を決められる..

もし、このスライダーの位置が左になっていたら..
すぐに右にしましょう...

ただし、pcの動作が重くなります
このあたりのバランスを考えて設定しましょう。

(fs2004の最低動作条件のcpu1.4G以上とは、この最低の表示で飛行が出来ることを示してます。)
(ということは...ハードの改善も重要になるという話になります...)

まぁ今のfsxはここで悩んでいるみたいですけどね...
(fs2004は軽----い....)


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