FS2004 と XPLANE 日記

MSFS2004 と Xplane の遊び方

未来予想図Ⅱなのだ

2006-08-31 01:41:24 | 航空機から

フォッカーF70で、飛行訓練するのは、1200m滑走路に改修した
自衛隊立川基地...  都内に羽田のサブは作れそうも無い... 

 

誰かの曲名みたいになったが...
少々気になってたことがある。

YSXなんていう言葉を知ってますか?
来月、定期旅客路線から引退する、YS-11の後継機の開発コードネームだ。

ところで、いつ飛ぶのかだが、なんと500億円も開発補助が付いたみたいなので、
まぁ、飛ぶとは思う。...(趣味的には国産機万歳といったところか...) 

しかし、私みたいな度素人でも、不思議だなぁ..と思うことがある。
一般的に飛行機の開発は、お客さんが見つかってからやるものだ。

ところが、この飛行機の顧客は、今のところ公表されて無い。
(ようするに、お客の意見が無い飛行機ができる予定なのだ...)
(どんな製品も、最初に購入されるお客の意見を結構取り入れて、
設計することで、さらに、セールスがよくなるものだとおもうのだが...) 

ちなみに、客層を調べた結果、70席級の飛行機が一番売れそうだ...
と書いてあった。

しかし、おらみたいな素人でも、70席級の機種は現役、開発中も含め、
現状で、もっとも競争相手が多そうなジャンルだったりすることは知識にある。

なんせ、 国内も就航済みのボーイングが売却した、ポンバルディア機、

      中国に航空機製造工場を作る予定の、最も売れている
      ブラジル、エンブラエル機

      なんと、超大型機ばかりか、最近は小型機市場に殴りこみ中の
      エアバス機(A320シリーズは、かなり共通性が高い...)

      で、今日紹介する、倒産したものの、未だに現役機が多い
      オランダ製フォッカー機 

        この他にも、計画として、ロシア機に、韓国大宇機や、
     50席クラスながらの米国製ドルニエ、フェアーチャイルド機
    さらには、元の計画が、80席だった。インドネシアのN2130など...
 
まぁ、すごい市場に参入したものだと思う。
    (例えば800mクラスの滑走路で高温高地発着可能とか...
      よほど売り文句があるのかな...) 

おらなら、もう少しニッチ産業になるが、50人級水上機とか..
 別の分野に行きそうだが...
 (新明和の後継機だな... 小笠原線とかにも使えそうな機種...
                海外では意外と水上機は活躍している...) 

 さて、今日紹介するのは、フォッカーF70と呼ばれる機種だ。
 1990年代の開発だが、特筆することは、完全なる自己資金で開発したということ。
 原型のF100はあるものの、開発部隊は大変だったろう。
 
 しかし、この機体は全然、手抜きな機体でなさそうで、空力特性と低騒音や
 低燃費に関しては,お墨付きがついているほど、性能がいいらしい。
 
 一般的には、機体の保守の関係があるので、倒産メーカーの機体は
 早めに処分するのだが、倒産してライン閉鎖後10年たった今日も、
 多数のフォッカー機が活躍している。
 (フオッカー社以外の装備品が多かったのも幸いしてるみたいだが、
    最近、ドアが突然外れた なんて重大事故が発生したみたいで、
     よいよ保守にも限界が見えてきたのかな?とも思ったりする...)  

  でも、おらは日本の開発予想図を見て思ったのは、何とも、15年前に
 設計された、このF70に共通点を見いだしてしまうのだ。...
 (もちろん、違うところもあるが...)

 おらみたいな度素人でも、もう1つ疑問が残る。
 どうも、この機体の装備品が重装備で、高価になりそうなこと。
 
 小型機は、どの社も極力装備品を安価に押さえるため、必要最小限に
 するのが、基本だからだ。
  (民間会社向けには、機体価格をあまりあげられないのだ。
   YS-11の生産がとまったのも、そのあたり(原価割れ)が元々の原因だった。)     

 まぁ、とにかく 試作機は飛びそうだから、よしとするか...
 (最悪 B797用?にも技術移転できそうだし...)
  
今日は派手に書かせていただいたが、おらは、何1つ当たってない事を
期待するのだ。
  
    


 


 

 


 


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