のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

似島に渡って

2013-02-10 | 旅行

早起きして二人分のお弁当を作りました
 
 沼田公民館の 
  『歴史お散歩の会』の人たちと一緒に
  
 
 似島に行ってきました

 似島といえば
 15年前のお正月に民宿高見荘に
 実家の両親とノブエさん、
 弟家族とうちの家族で一晩
 泊りまったことがあります

 ほかには特にこれと言った興味はなく
 ただ、原爆でケガをした人を
 似島に運んで治療をしたという話は
 聞いたことがありますけど…

 似島学園前桟橋に降りて
 ミヤザキさんという島のかたのお話しを聞きながら
 
 戦争の時の検疫所の名残を辿りながら

 …そうなんです!検疫所ってこと自体認識なくて
  ???聞くこと、何から何まで
 
 日清日露戦争の時にすでにこの島に検疫所があったことに
 驚き
 
 外国から帰って来たら、先ずここで人や荷物を検疫
 していたそうです
 
 感染していたモノを焼いていたという
 焼却炉の赤煉瓦の煙突が残っていて
 みなさんが興味深く眺めていました

 だからドイツ人捕虜もこの島で検疫を受けたわけです
 
 それでバームクーヘンが日本では
 ここで始めて焼かれたという話にも
 納得がいくわけです
 広島がサッカー王国といわれる所以も
 このあたりからのようです

 後藤新平さんの話も
 この地に来たからこそ、わかりました
 
 広島市に二つしかない原爆の供養塔の一つが
 この島にあります
 それもみなさんと行って、手を合わせてきました

 これほどまでに
 戦争の跡が残っているのに
 これまで知らなかったことは残念です
  
 そして、ここで私が語ったところで
 みなさんにも伝わらないと思います
 
 宇品からフェリーでわずか20分です
 一度、島に行って探して見てください
 
 60歳、70歳代中心の人たちとともに歩きましたが
 みなさん、本当に物知りで
 のりたまはひたすら聞き耳たてて
 一生懸命着いて歩きました 
 ホンとみなさんのパワーにも圧倒されっぱなしで
 
 こりゃあ、この人たちは
 ますますパワーアップするはずだわ!!間違いない!!

 オットと二人して納得
 
 これからの生き方を模索中の二人です
 誘ってくださったT様との出会いも
 これから楽しみな予感が
コメント
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