のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

キ印

2007-12-20 | Weblog
おそらく皆様にあまり期待されてはいない、しかし一応当のろやのメインであります所の「展覧会レポート」が
ここしばらくお留守になっておりますのは、そもそも展覧会に行っていないからでございます。

いえ、行きたいんでございますがね。
ひとえに、すいた美術館へ行きたいがために平日にお休みをいただいておりますのろ。
のっぴきならぬ事情がある時以外は、世間様の休日には美術館に足を踏み入れないことにしております。
ところがここ最近、休日が土日祝と重なることが多かったものでございますから
美術館から遠ざかっているという次第でございます。

それでも先日ようやく『インカ・マヤ・アステカ展』に行って参りました。
もはや会期末でございますので、詳しいレポートはいたしませんが
造形の面白さもさることながら、いろいろ紹介されておりました文化的な事柄が、大変興味深うございました。
美的な面で申しますならば、日本の埴輪のような静かなおもざしの人物像が、のろにはとりわけ魅力的に思われました。



ところで
なにしろ南米の密林文化がテーマでございますから
会場を廻っている間しきりに、『アギーレ・神の怒り』『フィツカラルド 』の数々の場面が思い出されました。
で、このニ作品をとっても観たくなってしまったのでございますが
残念ながらのろが持っている「ヘルツォークVS.キンスキーもの」は 『コブラ・ヴェルデ 』のビデオだけでございます。
「アギーレかフィッツカラルド買うどー」と意気込んでお店に行ったものの、これしか置いてなかったんでございます。
またヘルツォーク熱/キンスキー熱が高まったこの機会に『キンスキー、我が最愛の敵』もあわせて、DVDで揃えてやろうかしらん と思いつつ
とりあえずYoutubeでキンスキー画像をあさってみましたら、まあ、出て来るわ出て来るわ。
やっぱりみんなキンスキーが好きなんだね。

↓『フィッツカラルド』の撮影現場で大騒ぎのキンスキー
YouTube - Kinski - Fitzcarraldo fight

↓上と同じ映像に『ドラゴンへの道』のテーマをかぶせたのがこれ。
YouTube - Klaus Kinski Enter The Dragon

ぎゃははははは!
いやー、絶妙の組み合わせ。すばらしいセンスでございます。

↓あろうことかキンスキーのミュージッククリップを作った危篤なお方も。
YouTube - Kinski Song

この他に、『コブラ・ヴェルデ』の撮影現場で共演者に恐れられるキンスキーの画像があったはずでございますが
今回は見つけられませんでした。無念。

と いうわけで
インカ・マヤ・アステカ展にことよせたキンスキー話でございました。
いや、リンクだらけで「話」は全然しておりませんね。人これを怠慢と呼ぶ。うう。

キンスキーについての記事はこちらも御参照ください。
のろや 怪優忌

これも引用だらけでたいしたことは申しておりませんが...