(内容)
牧村伸郎、43歳。
元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。
そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。
もう一度、人生をやり直すことができたら。
伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。
今年、直木賞を受賞した荻原浩の作品を読むのは今年だけで4冊目になる。
今年初めて読んだ作家やけど、完全にお気に入り作家の仲間入りをした。
最新作「ストロベリーライフ」がめちゃくちゃ良かったけど、この作品も良かった。
ジャンル的にはエンタメ痛快小説やけど、アラフィフの俺にとっては人生論的な内容も共感出来て、興味が持てた。
俺も時々、同じように過去を振り返ったり、妄想したりすることがある。
同世代の方々(特に男性)にはおススメしたい。
最後の支店長への仕返しがもっと痛快やったら、もっとよかったかな?
★★★★☆
牧村伸郎、43歳。
元銀行員にして現在、タクシー運転手。あるきっかけで銀行を辞めてしまった伸郎は、仕方なくタクシー運転手になるが、営業成績は上がらず、希望する転職もままならない。
そんな折り、偶然、青春を過ごした街を通りかかる。
もう一度、人生をやり直すことができたら。
伸郎は自分が送るはずだった、もう一つの人生に思いを巡らせ始めるのだが…。
今年、直木賞を受賞した荻原浩の作品を読むのは今年だけで4冊目になる。
今年初めて読んだ作家やけど、完全にお気に入り作家の仲間入りをした。
最新作「ストロベリーライフ」がめちゃくちゃ良かったけど、この作品も良かった。
ジャンル的にはエンタメ痛快小説やけど、アラフィフの俺にとっては人生論的な内容も共感出来て、興味が持てた。
俺も時々、同じように過去を振り返ったり、妄想したりすることがある。
同世代の方々(特に男性)にはおススメしたい。
最後の支店長への仕返しがもっと痛快やったら、もっとよかったかな?
★★★★☆