(内容)
ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。
部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。
これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。
「新潮文庫の100冊 2018」として店頭に並んでたし、前から気になってた一冊やった。
同じ理系男子出身の身として、めちゃくちゃ共感出来たし、懐かしかった。
サークルではなくバイトに精を出してたけど、無限大の体力でいつもふざけてばかりいた。
さすがに上野のような先輩はいなかったけど、怒らせたらめちゃくちゃ怖い先輩はいた。
最初の方は単純な青春ストーリーに感じて、まずまずぐらいにしか思わなかったけど、後半はすごく共感出来て、嬉しかった。
久しぶりにあの時の仲間に連絡を取ってみたくなった。
青春小説やけど、年配が読んでも楽しめると思う。
★★★★★
ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。
部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。
これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。
「新潮文庫の100冊 2018」として店頭に並んでたし、前から気になってた一冊やった。
同じ理系男子出身の身として、めちゃくちゃ共感出来たし、懐かしかった。
サークルではなくバイトに精を出してたけど、無限大の体力でいつもふざけてばかりいた。
さすがに上野のような先輩はいなかったけど、怒らせたらめちゃくちゃ怖い先輩はいた。
最初の方は単純な青春ストーリーに感じて、まずまずぐらいにしか思わなかったけど、後半はすごく共感出来て、嬉しかった。
久しぶりにあの時の仲間に連絡を取ってみたくなった。
青春小説やけど、年配が読んでも楽しめると思う。
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