(内容)
横浜で、ミッション系のお壌様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。
庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手のはな。
二人はなぜか気が合い、かけがえのない親友同士となる。
しかし、ののには秘密があった。いつしかはなに抱いた、友情以上の気持ち。
それを強烈に自覚し、ののは玉砕覚悟ではなに告白する。不器用にはじまった、密やかな恋。
けれどある裏切りによって、少女たちの楽園は、音を立てて崩れはじめ…。
運命の恋を経て、少女たちは大人になる。
女子の生き方を描いた傑作小説。
女子校で出会い、運命の恋を得た少女たちの20年超を、全編書簡形式で紡いだ、女子大河小説の最高峰。
久しぶりの三浦しをん作品と思ったら、今年初やった。
本作品で三浦しをん作品は9作目になる。
全編が主人公「のの」と「はな」の手紙とメールのやりとりで綴られている。
一瞬、湊かなえの「往復書簡」を思い出した。
「のの」と「はな」が自分と同世代であることもあり、時代背景が一致しているのはわかりやすくてよかった。
ストーリー的には好きな展開やけど、主人公の二人に共感出来ない部分も多く、なんとなく気分が悪い。
三章まではいやいや読んでる感じで読み進めたけど、四章からは急にハラハラする展開に。
最後は賛否両論もあるけど、個人的にはこれで良かったような気がする。
それにしても登場する男性陣はいまいちばかり。
再読したくなるような作品ではなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/b6/e1424ca29592f977d1f40a4e90fa8646.jpg)
★★★☆☆
横浜で、ミッション系のお壌様学校に通う、野々原茜(のの)と牧田はな。
庶民的な家庭で育ち、頭脳明晰、クールで毒舌なののと、外交官の家に生まれ、天真爛漫で甘え上手のはな。
二人はなぜか気が合い、かけがえのない親友同士となる。
しかし、ののには秘密があった。いつしかはなに抱いた、友情以上の気持ち。
それを強烈に自覚し、ののは玉砕覚悟ではなに告白する。不器用にはじまった、密やかな恋。
けれどある裏切りによって、少女たちの楽園は、音を立てて崩れはじめ…。
運命の恋を経て、少女たちは大人になる。
女子の生き方を描いた傑作小説。
女子校で出会い、運命の恋を得た少女たちの20年超を、全編書簡形式で紡いだ、女子大河小説の最高峰。
久しぶりの三浦しをん作品と思ったら、今年初やった。
本作品で三浦しをん作品は9作目になる。
全編が主人公「のの」と「はな」の手紙とメールのやりとりで綴られている。
一瞬、湊かなえの「往復書簡」を思い出した。
「のの」と「はな」が自分と同世代であることもあり、時代背景が一致しているのはわかりやすくてよかった。
ストーリー的には好きな展開やけど、主人公の二人に共感出来ない部分も多く、なんとなく気分が悪い。
三章まではいやいや読んでる感じで読み進めたけど、四章からは急にハラハラする展開に。
最後は賛否両論もあるけど、個人的にはこれで良かったような気がする。
それにしても登場する男性陣はいまいちばかり。
再読したくなるような作品ではなかった。
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★★★☆☆