(内容)
元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が引っ越してきた。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴むが、やがて次々と事件が起こり……。驚愕の犯罪小説!
雫井脩介作品は映画化された「検察側の罪人」以来2作品目。
「検察側の罪人」もかなり読み応えがあって良かったが、本作はそれを超える作品だった。
序盤はあんまり大きな事が起こらず梶間家の内情が淡々と描かれながら進む。
そして、武内が隣に引っ越して来てから事態は急展開する。
このあたりからグイグイと引き込まれてしまう。
雪見が孤立する感じなどはなかなか上手く描かれている。
そして、とにかく怖い。
友人と違って隣人は付き合い方が難しいとつくづく思わされた。
終盤のハラハラドキドキの場面にもう少し盛り上がり感があってもよかったかな?
他の作品も読んでいきたいと思う。
★★★★★
元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が引っ越してきた。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴むが、やがて次々と事件が起こり……。驚愕の犯罪小説!
雫井脩介作品は映画化された「検察側の罪人」以来2作品目。
「検察側の罪人」もかなり読み応えがあって良かったが、本作はそれを超える作品だった。
序盤はあんまり大きな事が起こらず梶間家の内情が淡々と描かれながら進む。
そして、武内が隣に引っ越して来てから事態は急展開する。
このあたりからグイグイと引き込まれてしまう。
雪見が孤立する感じなどはなかなか上手く描かれている。
そして、とにかく怖い。
友人と違って隣人は付き合い方が難しいとつくづく思わされた。
終盤のハラハラドキドキの場面にもう少し盛り上がり感があってもよかったかな?
他の作品も読んでいきたいと思う。
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