(内容)
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
月一東野圭吾。
今月は「加賀恭一郎シリーズ」の第2弾。
1992年に刊行されたということなので少し古臭さを感じてしまうのは仕方がないが、ストーリーとしてはなかなか面白い展開。
ただし、加賀恭一郎のキャラがまだあんまり確立していなかったのか?今のイメージとは少し違う。
この違和感がなんとなく読書の邪魔をしてしまった。
しかし、東野圭吾小説の根底にある読みやすさと親しみやすさは兼ね備えており、あらためて東野圭吾のスゴさを実感した。
あまり馴染みのないバレエのことを知ることが出来たのは個人的には良かったが、なかなかストイックなので、娘には絶対に勧められないなあと思った。
★★★☆☆
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。
月一東野圭吾。
今月は「加賀恭一郎シリーズ」の第2弾。
1992年に刊行されたということなので少し古臭さを感じてしまうのは仕方がないが、ストーリーとしてはなかなか面白い展開。
ただし、加賀恭一郎のキャラがまだあんまり確立していなかったのか?今のイメージとは少し違う。
この違和感がなんとなく読書の邪魔をしてしまった。
しかし、東野圭吾小説の根底にある読みやすさと親しみやすさは兼ね備えており、あらためて東野圭吾のスゴさを実感した。
あまり馴染みのないバレエのことを知ることが出来たのは個人的には良かったが、なかなかストイックなので、娘には絶対に勧められないなあと思った。
★★★☆☆