(内容)
日本プロ野球のチームに、女性選手が入団。東京レオパーズ所属の楠田栞は、左腕で下手投げの中継ぎ投手。客寄せパンダと陰で囁かれつつも、同僚で親友の早蕨麻由と励まし合いながら、野球に恋に奮闘している。ある日栞は、臨時コーチの雲野と出会う。雲野は言う。おまえの恵まれた体と素質を活かせ、一流になれ、と。女性投手では前例のない、ある目標のための特訓が始まった…。
久しぶりの柴田よしき作品。
NPBで必死にもがく女子選手が主人公。
柴田よしき自身がヤクルトファンなので、チームはヤクルトスワローズをモデルにしている。
女性のNPBプレイヤーなんて夢のような話のような気もするが、昔は日本人がメジャーで活躍することが夢のような話だったので、あながち夢ではないのかもしれない。
野球のことをあんまり知らなくても読めるくらい内容的には難しくない。
野球好きとしてはそこが逆に物足りない。
タイトルもなんとなく主人公と一致しないし、エピローグも中途半端な感じがした。
嫌いじゃないし、楽に読めるけど再読したいほどの作品ではない。
★★★☆☆
日本プロ野球のチームに、女性選手が入団。東京レオパーズ所属の楠田栞は、左腕で下手投げの中継ぎ投手。客寄せパンダと陰で囁かれつつも、同僚で親友の早蕨麻由と励まし合いながら、野球に恋に奮闘している。ある日栞は、臨時コーチの雲野と出会う。雲野は言う。おまえの恵まれた体と素質を活かせ、一流になれ、と。女性投手では前例のない、ある目標のための特訓が始まった…。
久しぶりの柴田よしき作品。
NPBで必死にもがく女子選手が主人公。
柴田よしき自身がヤクルトファンなので、チームはヤクルトスワローズをモデルにしている。
女性のNPBプレイヤーなんて夢のような話のような気もするが、昔は日本人がメジャーで活躍することが夢のような話だったので、あながち夢ではないのかもしれない。
野球のことをあんまり知らなくても読めるくらい内容的には難しくない。
野球好きとしてはそこが逆に物足りない。
タイトルもなんとなく主人公と一致しないし、エピローグも中途半端な感じがした。
嫌いじゃないし、楽に読めるけど再読したいほどの作品ではない。
★★★☆☆