(内容)
謎の疫病「村上病」。太平洋戦争末期に蔵王山中に墜落した米軍機。世界同時多発テロ計画。これらに端を発する陰謀に巻き込まれた相葉と井ノ原は、少年時代の思い出を胸に勝負に出た。ちりばめられた伏線が反撃のために収束する、謎とアクション満載の100%徹夜エンタメ!巻末に書き下ろし掌編小説を収録する。
めちゃくちゃ面白くて一気読みした。
伊坂幸太郎完全制覇の最後を飾る作品がこの作品で本当に良かったと思う。
実は何を隠そう、2014年6月4日、私は現地にいた。
贔屓が負けたのでめちゃくちゃ悔しかった記憶が蘇って来てしまった…
偶然にも小説に登場した場面にいたことから、相葉と井ノ原に現実に会ったことがあるかのような錯覚を起こしてしまいそうになるくらいだった。
全体的にハラハラドキドキ感も充分に感じられたし、青春時代も思い起こされて甘酸っぱくなる感覚もあった。
とにもかくにも面白かったし、年内に伊坂幸太郎作品完全制覇が達成出来てよかった。
余談だが、登場人物の相葉と井ノ原ってジャニーズ繋がりだ。
★★★★★
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