(内容)
盗聴器の仕掛けがバレてヤクザに袋叩きにあう圭一を気まぐれで助けたのは、坊主頭の欣治と人形と見紛う美貌の持ち主、紅鈴だった。圭一の部屋に転がり込んだ二人にはある秘密がー
初っ端からかなりグロくて大丈夫かな?と思いながら読み始めた。
ホラーでも何でもなく、二人?の吸血鬼と一人の人間が繰り広げるクライムストーリーに。
その後、吸血鬼と人間の奇妙な同居生活や友情なども描かれている。
しかし、最後は少し切ない。
色んな思いを引き出してくれる作品で面白かったが、全体的にインパクト不足。
特に後半は無理矢理終わらせたように感じてしまった。
「妖の華」という続編があるらしい。
読んでみようかどうかは少し悩む。
★★★☆☆
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