(内容)
甲子園で怪物と対決した球児たちは、強烈な記憶を胸に、それぞれの人生を歩んだ。30年の時を経て、本塁打を打たれたライバルたちが口を開いた。誰もが清原という存在の大きさを熱く語る。一度は絶望の淵に沈んでいた清原和博は、彼らの告白を読み涙した。文庫版では清原からの特別寄稿「戦友たちへ」を収録。
甲子園で怪物と対決した球児たちは、強烈な記憶を胸に、それぞれの人生を歩んだ。30年の時を経て、本塁打を打たれたライバルたちが口を開いた。誰もが清原という存在の大きさを熱く語る。一度は絶望の淵に沈んでいた清原和博は、彼らの告白を読み涙した。文庫版では清原からの特別寄稿「戦友たちへ」を収録。
私は清原とは同年代であり、彼の出身地である岸和田に住んでいる。
私の中では今でも甲子園のスーパースターは清原であり、清原を超える選手は出て来ていない。
甲子園で清原にホームランを打たれた相手投手の当時の心境などが語られている。
面白い視点だと思うし、実際読んでいて楽しかった。
清原を抑えた投手や守っていた野手、指揮していた監督目線なども盛り込まれていればもっとよかったように思う。
伊野商 渡辺智男や岩倉 山口、宇部商 藤井などなど。
甲子園以降の清原の人生はドラマチック過ぎてフィクションのようである。
今後、新たな清原の人生が描かれるように個人的には応援している。
★★★☆☆
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