(内容)
母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の 僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。 全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せ ない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた 最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。 そんな君を見ている人が、きっといる――。
名前も知らなかった初読みの作家。
本屋大賞にノミネートされたので図書館予約をしよたらまさかの貸し出し無し。
直ぐに読むことが出来た。
いわゆる青春小説。
空気感も嫌いではないし、日常の描写もよく描けてる。
ひとの温かみもいっぱい伝わって来て、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなーなんて思わされる。
主人公が切ない境遇から前を向いて進んで行く姿は少しホロリととさせられる。
いい作品とは思うが、やっぱりインパクトは不足している感がある。
本屋大賞ノミネートはどうなのかなあ?
若い人には積極的におススメしたい作品。
★★★☆☆
母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、交通事故死した調理師の父。女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の 僕を東京の大学に進ませてくれた母。――その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。 全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せ ない日々が続いた。そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の総菜屋で、買おうとしていた 最後に残った五十円コロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。 そんな君を見ている人が、きっといる――。
名前も知らなかった初読みの作家。
本屋大賞にノミネートされたので図書館予約をしよたらまさかの貸し出し無し。
直ぐに読むことが出来た。
いわゆる青春小説。
空気感も嫌いではないし、日常の描写もよく描けてる。
ひとの温かみもいっぱい伝わって来て、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなーなんて思わされる。
主人公が切ない境遇から前を向いて進んで行く姿は少しホロリととさせられる。
いい作品とは思うが、やっぱりインパクトは不足している感がある。
本屋大賞ノミネートはどうなのかなあ?
若い人には積極的におススメしたい作品。
★★★☆☆