初物づくしの嬉しい悲鳴

2006-10-20 | Weblog
お遣い物のお菓子を買いに
久しぶりにデパ地下へ出掛けました。
実は他にもお目当てが♪
二月に見つけた十月桜です。
春と秋、二度咲くのだと勉強してありました。
“十月”桜と名が付くくらいなので
咲いているかもしれないと期待して。

お花は少しですが咲いていました!
但し、逆光で上手くは撮れてませんが(汗)

十月桜(ジュウガツザクラ)
   
春よりも小ぶりの花が咲くらしいです。
確かに小さいかな?
でも赤みがかった色が何とも言えません♪

さて、十月桜に会えたので満足して
必要なお菓子を買い求めただけで一旦帰宅。
他の用を足すために出たついでに少しだけ
近所を散歩したら・・・何故か
初めての花を幾つか発見しちゃいました。

初物、嬉しいけど名前が分からないから
困るんですよね~(苦笑)
秋は花が少なくてネタが無いはずなのに
こういう日もあるから不思議です。

嬉しい悲鳴を上げながら頑張って調べたら
何とか名前が判明しました。

上臈杜鵑草(ジョウロウホトトギス)
   ジョウロウホトトギスには、紀伊、相模、
   土佐、駿河など地名を冠した種類が
   多いようです。
   はっきりと分かりませんでしたが
   紀伊ジョウロウホトトギスに似ていました。
   
ホトトギスの仲間といえば確かに葉の感じや
花の付け根あたりが似ているかもしれません。
しかし枝が垂れ下がり花も半開きの釣鐘型で
全く雰囲気が違い最初は気付きませんでした。
内側に斑点があるとのこと。
下から覗き込んでみれば良かった~。


オルトシフォン・ラビアツス
   シソ科オルトシフォン属
   
   かなり特徴的な花びらですね~。
オルトシフォンは、最近よく見かける(でも撮影
チャンスは無いのですが)ネコノヒゲの仲間です。
オルトシフォンだけだと、ネコノヒゲしか
紹介していないサイトも多く、まだ
あまり知られてない花かもしれません。
シソ科だろうという手がかりだけで
かなり苦労して見つけました。

そして、そのシソ科をたくさん調べたお陰で
先日不明のまま紹介した花の名が分かりました♪

プレクトランサス
   シソ科プレクトランサス属
   プレクトランサスは品種が多くて、
   調べた限りではモナ・ラベンダーが
   一番似ているようでした。
   


次の二つは、以前にも見ていたのですが
名前も分からず写真も失敗作で
このブログでは初登場のはず。

珊瑚花(サンゴバナ)
   薄桃色のものはウスイロサンゴバナとも
   呼ばれるそうです。
   キツネノマゴ科キツネノマゴ属
   別名:ジャコビニア
   


ストレプトカーパス・サクソルム
   イワタバコ科ストレプトカーパス属
   
ストレプトカーパス属は品種により姿も色々。
大きく分けて有茎種と無茎種があり
このサクソルムは有茎種で
無茎種とは花の雰囲気が違うとのこと。


初登場の花は、変わった形の花ばかりですね~。
特徴があるので「あ、前に見たぞ!」という
記憶は残るかもしれませんが
名前は覚えられそうにありません(苦笑)
サンゴバナのように特徴をつかんだ通称が
どの花にも出来ると有り難いですね。




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春と見紛う・・

2006-10-19 | Weblog
   

例によって見辛い写真でスミマセン(汗)
小さな花が写ってますが何だか分かりますか?

気の向くままに散歩していたら
広い畑に出ました。
人の背丈以上に伸びたセイタカアワダチソウが
風に揺れています。
   

畑は広範囲に耕され次の作物を植える
準備を整えています。
そんな畑の手前側、私が立っている道路寄りの
地面が、上の写真のように一面同じ花で
埋め尽くされていたのです。

背の高い雑草が刈られて地面が表れたところへ
喜び勇んで顔を出したもの。
それは・・・
   
仏の座(ホトケノザ)でした!
一つ二つならともかく、ビッシリと。。
完全に季節を間違えていますね~。

ここは秋の畑と春の野原が隣り合わせです。


その近くに独活(ウド)を見つけました。
畑の隅で栽培されているようです。
ウドの大木とは、花が咲くほど育つと食用に
ならないので“役に立たない”という意味ですね。
でもウドは木ではなく草なので、花を咲かせ
種を作ろうと頑張っているだけなのです。
とても可哀想ですよね。
   
   
全部実だと思ったのですが、よく見たら
まだ花かも?という白いものもあります。
もっと観察して何枚も撮れば良かった。。

ウドといえば地下などで日光を遮って
栽培するのが普通のようですが、昔実家では
籾殻を山盛りにしてそこにウドを育てていました。
自然に近いような緑がかったウドを
母と仲の良かった叔父が好きだったからです。
クセのある野菜が苦手な私は今もウド自体は
食べませんが、大人になってやっと
若い葉っぱの天ぷらは食べるようになりました。
里帰りの際に母と食べた懐かしい食べ物です。
今では、ウドの葉なんて手に入らないので
なかなか食べられませんけれど・・。


秋・春?の次は、まるで冬枯れのような木です。
赤い実が目についたので近寄ってみたら・・・
新芽があって正体が分かりました。
ハナミズキです。
   
本来はたくさん固まって生るのですが
もう実が残り少なくなっています。
かろうじて3つ固まっているのも見つけました。
クリックしてご覧下さい。

こちらは別な場所のハナミズキ。
紅葉と新芽はあっても、実はありません。
   
近所ではこの状態の木ばかりで、
実が見たいなぁと思っていたのでした。


最後は、恐らく返り咲きの花です。
枝の先端に二つだけ咲いていました。
花びらが不完全ではっきりとは分かりませんが
初夏に咲くはずのバイカウツギかな?
   

もちろん、長い間咲き続ける夏の花も
まだまだ元気です。
全ての季節に出会ったような
不思議な一時間でした。




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マユミの実&木犀の花

2006-10-18 | Weblog
   

マユミ(檀、真弓、檀弓)の実を見つけました♪
灯台下暗し、意外に近い場所に小さな木が
植えてあったのです。
昨年見つけたマユミの木が今年はやけに
たっぷり剪定してあって
実が見られないかと危ぶんでいたので
この木を見つけて感激しました。


公園の道も落ち葉で敷き詰められています。
サルスベリやムクゲもまだ頑張っていますが
紅葉も少しずつ始まり秋らしくなりましたね。

秋に香るといえば木犀の花。
今日は、木犀の花を3種類見つけました。
もう殆ど終わりのキンモクセイ、
少し遅れて咲いていたギンモクセイ、
そして今が季節?のヒイラギモクセイです。

金木犀(キンモクセイ)
   
光が当たっているせいだけでなく、実際も
少し薄めの黄色でした。
上の方には、いつもの色の花が見えました。
たまたまこの枝だけ薄い色の花が
咲いたのかもしれません。
キンモクセイは元々ギンモクセイの変種なので
こういう中間の色が出ることもあるのでしょうか?
ちなみに、もっと薄い黄色の
薄黄木犀(ウスギモクセイ)もあるそうです。

銀木犀(ギンモクセイ)
   濃密な感じのキンモクセイよりも
   少し弱いけれど良い香り♪
   
葉にギザギザが少し残ることもあるそうです。

柊木犀(ヒイラギモクセイ)
   銀木犀と柊の雑種。
   香りはギンモクセイと同じのようでした。 
   
   公園や街路樹にたくさん植えられてますが
   花が少なく目立たないようです。
   この花も少し奥にあって、撮影する際に
   葉の鋭いギザギザが手に当たりました。  

これらの木犀は、中国原産です。
中国に、桂花酒という甘いお酒がありますね。
“桂”は木犀のこと。
銀桂(銀木犀)、丹桂(金木犀)、
金桂(薄黄木犀)と色々ありますが
桂花酒には丹桂(金木犀)の花を使うようです。
香りが強いためかなと思いました。

柊(ヒイラギ)が咲くのはもう少し先です。
金木犀→銀木犀→柊木犀→柊、の順に咲き
葉のギザギザも強くなる、と
昨年も同じような話をしましたね~。
一年経つのは早いものです。


ふと気付けば山茶花(サザンカ)も咲いています。
   

サザンカは早いものは10月から咲くそうですが
ビワは、ちょっと気が早いかも?

枇杷(ビワ)
   
「枝先に面白い塊がある・・秋に咲くんだっけ?」と
思って眺めていたら、既に開きかけてました♪




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野山に憧れて

2006-10-17 | Weblog
話は一週間も前、先週の月曜に遡ります。
花の美術館を訪れた、あの日の帰りに
ホームセンターに立ち寄りました。
広い園芸コーナーには花苗がたくさん!

ビオラの苗もありましたが
何だかまだ早い気がして(陽射しが暑くて・・)
結局買い求めたのは、竜胆(リンドウ)♪
   
   鉢植え用の背の低い苗。
   実際はもう少し濃い紫色なんですよ。

考えてみたら我が家のベランダには
秋の花がありませんでした。

ミニバラやワイルドストロベリーは
殆ど年中といっていいくらい咲いていて、
夏の花も長持ち。
冬や来春の準備も始まっている・・。
秋を楽しむ季節はあっという間ですね。。
数を増やしたくないという理由もありました。

でも、やはり秋らしい落ち着いた魅力の花が
一つは欲しい。
どのくらい咲いてくれるかは分かりませんが
切り花よりは長持ちしますしね(笑)

可愛いリンドウが我が家に小さな秋を
運んできてくれました♪
夜になると蕾を閉じて朝また開きます。
身近に置いて初めて分かることも楽しいです。


リンドウの咲く野山とは違うけれど
近所の原っぱも、なかなかです。
昨日の散歩で見つけた野原の風景を一つ。

色んな草が風に揺れる中で
色鮮やかになっている場所がありました。


イヌタデもヒメジョオンも、お馴染みの花で
よく見かけますが、やはり野原が似合います♪

犬蓼(イヌタデ)
   別名は赤まんま(赤飯)。
   

姫女苑(ヒメジョオン)
   

昨日は花壇でも、清楚な花に心惹かれました。
このコ達なら、野原にも似合いそうでしょ?

ダールベルグ・デージー
   別名:デイッソディア、ティモフィラ
   

ブルーデージー
   別名:瑠璃雛菊(ルリヒナギク)
   



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実りの季節

2006-10-16 | Weblog
秋ですね~。
ミカンは黄色に・・・
   
ピラカンサスは赤く・・・
   

ということで、今日はたくさんの実を
見つけたので、まとめてお届けします。

まずは、大きいものから・・・。

花梨(カリン)
   
   今年はカリンの実をたくさん見ます。
   春にお花を撮りそびれたのが残念。
   来年は注意して観察しなくては!

石榴(ザクロ)
   上のほうに割れた実もあったのですが
   高すぎてダメでした。
   
ザクロは昔実家にありましたが
種だらけで食べづらいので
ちょっと味見程度しか口にしませんでした。
たくさん実ればまとめて絞るなど
工夫も出来たでしょうが
毎年数個しか生らなかったみたいです。

木通(又は通草。アケビ)
   
千葉へ越してくるまで、アケビの名は知っていても
花や実は見たことがありませんでした。
今は、散歩コースにアケビを育てているお宅が
数件あるので毎年お花を見られて楽しみです。
写真をクリックすると今年4月に撮った花になります。
但し、アケビも色々なので、種類は違うかも。

山法師(ヤマボウシ)
   別名:山桑(ヤマグワ)
   実の表面がブツブツで納得の別名です。
   参考→桑の実
   
真っ赤になって食べられるそうです。
残念ながら首が痛くなるまで探しても
赤い実は見つかりませんでした。
鳥がたくさんいる公園なので
色付くとすぐに食べられてしまうのかも。

ここまでは食用、あるいは食べられると聞く実。
次からは・・・多分食べられません。

薮蘭(ヤブラン)
   
これから真っ黒に変わっていきます。

ヤブランの実はビッシリですが
スズランは少しだけ。
でも赤く色付いて目立っていました。

鈴蘭(スズラン)
   
上のように実が一つずつのことが多いのですが
↓こんなに並んでいるのもあって感激♪
   

我が家のベランダにも
ちょっと変わった実が出来ていました。
サフランモドキの実です。
先日まで緑色だったのが割れて種らしきものが。

サフランモドキ
   
昨年までは見当たりませんでした。
今年はたくさん咲いたので受粉できたのかな?


オマケ。
公園でたくさん落ちているドングリを
眺めていたら、ヘタ付きのものも見つけました。
まだ顔を出したばかりの小さい実も・・。
面白いので色々集めてみました。
実の成長する様子が分かりますよね?
   



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アズレア&イエロー・マジェスティ

2006-10-14 | Weblog
今週は花の美術館一色でした(笑)
大急ぎ?で残りをご紹介したいと思います。

温室の出口は二階でした。
二階にも展示室やカフェ、図書室等ありますが
今回は駆け足で。
もう1時くらいでお腹が空いてきたのです(笑)

それでも屋上というかベランダやテラスも
お花が一杯なので外せません。
夏から秋にかけて咲く定番の花で
彩られていました。
その中から、小さい花のゼラニウム3色。
つる性のアイビーゼラニウムのようです。

ゼラニウムはどんどん大きくなりますが
匍匐性のものなら花壇や寄植えの
縁取りとして使えますね♪

他にも色々咲いていましたがキリがないので
館内はここまで。

建物周辺も庭に仕立てられて
季節の花が咲いています。もちろん無料(笑)
広い前庭は簡単ですが初回にご紹介しましたね。
今回は側面から裏庭へ回ります。

おっと、その前に足止め(笑)
建物の前に並ぶプランターから気になる花を。

名前は不明ですがサルビアの仲間でしょうか。
小さな紫の花がたくさん咲いていました。
   

こちらもサルビアの仲間。
実は前に散歩で見つけたのですが
風で撮影に失敗していました。
ここでも巡り合えて嬉しい♪

サルビア・アズレア
   別名:ブルーセージ
   アズレア「空色(の)」の名の通り
   キレイなブルー♪
   秋に咲くサルビアです。
   
とても大きく育つタイプのようです。
散歩で見つけたものは2メートル近く!
写真をクリックすると、その全体の様子を
ご覧いただけます。見辛い写真ですが・・。


側庭や裏庭にもサルビアの仲間が
たくさん咲いていました。
このブログでもご紹介したものが殆どでしたが
初めての花に出会って感激!
苦労しましたが名前も分かりました♪
ちょっと珍しい?黄色のサルビアです。

イエロー・マジェスティ
   別名:サルビア・マドレンシス
   これも秋に咲くサルビアです。
   
   やはり大型のタイプですが
   アズレアとは趣が違いますね。
    1.5mくらい?


小さな赤い花を発見!
近寄ってみたら憧れていたギョリュウバイです♪
散歩で見るものは背が高くて
どうしても上手く撮れなかったのです。
返り咲きかと思ったら
春咲き系と秋咲き系があるそうです。

御柳梅(ギョリュウバイ)
   別名:レプトスペルマム
   
属は違いますがワックスフラワーと同じ
フトモモ科で花の感じが似ている気がします。

春咲き系は矮性で秋咲き系は高性とのこと。
今まで私が見かけていたのは秋咲き系の
背の高いギョリュウバイだったわけですね。
謎も解けてホッとしました♪


次の花は昨年も見た覚えがあります。
柳のように細い葉が特徴で
名前もヤナギバヒマワリ、分かりやすいです♪

柳葉向日葵(ヤナギバヒマワリ)
   ヒマワリの仲間ですが花期は秋。
   
これは裏庭で孔雀アスターのように
大きく育って倒れかかっていました。
建物前のプランターでは小さくこんもりと
咲いている様子も・・・切り詰めてあったのか
そういう品種もあるのかは不明です。


今年初めてのホトトギスも見つけました♪

杜鵑草(ホトトギス)
   

近所でも咲き始めています。
秋も徐々に深まっていくようですね。



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山丹花、ブルーエルフィンなど

2006-10-13 | Weblog
今回も温室の続き・・やっと終わりそうです(笑)

最初の二つは熱帯らしい?花。
特に最初のオドントネマは珍しいと思ったら
最低10度は必要とのこと。
その上、2メートル以上にも育つ“草”らしいので
温室でなければ育てるのは難しいですね~。

オドントネマ・ストリクツム
   キツネノマゴ科オドントネマ属。
   


次のサンゴアブラギリは観葉植物として
出回っているらしいです。

珊瑚油桐(サンゴアブラギリ)
   別名:ヤトロファ、ヤトローパ
   トウダイグサ科ヤトロファ属。
   
名前の通りサンゴみたいです。
幹の形がトックリ状になるのが面白いそうですが
そこまで確認しませんでした。残念。


温室の真ん中辺りに階段があります。
その上には、数歩で渡れる小さな吊橋。
   
全然怖くない吊橋って珍しいですよね(笑)


吊橋の傍らに顔を出している赤い花は
熱帯アジア原産の常緑低木サンタンカ。

山丹花(サンタンカ)
   別名:イクソラ(学名から)
   赤色の園芸名:コックシニア
   
こちらは、エントランスにあったサンタンカ。
鉢植えなら温室でなくても大丈夫♪
  
葉っぱの光沢が違いますね。
花色も橙や黄色など種類が多いようです。


吊橋を渡ったところに、気になる花が
3つも待っていました♪

マンデビラ
   キョウチクトウ科マンデビラ属。
   デプラデニアは旧属名だそうです。
   
   白なので、マンデビラ・ボリビエンシスかも?
   名札もありましたが不親切で(苦笑)
   マンデヴィラとしか書かれてませんでした。


マンデビラの向こうに青い花が見えます。
気付いた時はドキッとしました。
青い蝶のような小さな花はブルーエルフィンです♪

ブルーエルフィン
   別名:クレロデンドルム
   クマツヅラ科クレロデンドルム属。
   熱帯アフリカ原産の常緑低木。
   
   
昨年見つけたのは11月でしたが
花期は7(6)~9(10)月とのこと。
熱帯原産なのですから当然ですね。
今年もやっと会えた、という感じです。

日本にも、カリガネソウという
形がとてもよく似た花があるそうです。
(木でなく草だそうですが。)
こんな不思議な形の花が日本にもあったなんて
知りませんでした。
いつか見てみたいです。


最後の花も感激でした。
ノウゼンカズラにも色んな種類があるなぁと
感心し、いつか見たいと思っていた
ヒメノウゼンカズラに出会えたのです。

姫凌霄花(ヒメノウゼンカズラ)
   ノウゼンカズラ科テコマリア属。
   普通のノウゼンカズラとは別属です。
   お花の感じも随分違いますね。
   
ヒメノウゼンカズラは南アフリカ原産。
ちなみにノウゼンカズラは中国、
アメリカノウゼンカズラは名前の通り
アメリカが原産地です。
色んな花が集まって、日本は花大国ですね♪


やっと温室を出ることが出来ました(笑)
いかにも熱帯という珍しい花もありましたが
近所の散歩で見かけるものも多数ありました。
やはり千葉は暖かいのでしょうか?

年中お花の咲く温室、やはり良いですね~。
そういえば、母も小型の温室が
欲しいと話していました。。
新潟の冬は寒いので、鉢を室内に
入れるだけでも大変だったことを思い出します。



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アナナスって・・・

2006-10-12 | Weblog
温室に入ったところにアナナスの寄せ植えが
飾ってありました。
「わぁ、色んなアナナスがある。カラフル~」と
喜んで撮影してきたのですが・・
念のため名前を調べたら複雑で参りました。

要するにパイナップル科の植物を
日本ではアナナスと総称しているのですね。
パイナップル科には多くの種類があるのは
言うまでもありません。
今回温室で見たものだけでも、たくさん!
それでも、ほんの一部のようです。


多様なパイナップル科の植物の中で
食用パイナップルは「アナナス」属です。
アナナス・ナヌスも、その仲間で、
写真のように実が出来ていましたが
小さくて食用にはならないそうです。

アナナス・ナヌス
   別名:ミニパイナップル
   
ピンボケになりましたが、パイナップル科で
これは外したくないなと・・(苦笑)


次のグズマニアはよく見かけますね。
実は、これだけがアナナスだと思っていました。

グズマニア



グズマニアは小型で葉も柔らかそうですが
エクメア・ファスキアタは大きくて
葉もごつい感じ。
でもピンク色の苞がキレイです。

エクメア・ファスキアタ
   和名:縞珊瑚(シマサンゴ)アナナス
   
   薄紫の花が咲きます。
   


ネオレゲリアは、グズマニアを大きくしたように
見えましたが、中心部が違います。
花茎が伸びず剣山状の花序が出てくるそうです。

ネオレゲリア
   
   
花芽ができると葉が鮮やかになるそうなので
この中心部が花芽だと思います。
これから突き出ていくのでしょうね。


鮮やかな色の苞が伸びるインコアナナス。
黄色と赤でインコに見立てたようです。

インコアナナス
   
   赤い苞から小さな黄色の花が
   顔を出していました。
   

虎斑(トラフ)アナナスもインコアナナスの仲間。
   

こちらは上のインコアナナスより大きかったので
オオインコアナナスでしょうか。
   
これもお花が咲いています。


グズマニアは、パイナップル科でも
実は生らないと、はっきり書かれていました。
でも、他の植物たちについては不明です。

それから、逆にパイナップルの花は?(笑)
疑問は尽きませんね~。

ご参考までに、実を載せたアナナス・ナヌスの
花が載っているページを一つご紹介します。
「shu(^^) Homepage ボタニックガーデン」さんには
今回、名前を確認する際にも
詳しい分類でお世話になりました。

アナナス・ナヌスのページは、こちら
そのトップページは、こちら




華やかな花と小さな花♪

2006-10-12 | Weblog
温室といえば、やはり蘭ですね?
せっかくお金を払って入るなら
華やかな呼び物が無ければ(笑)

花の美術館の温室にも、少しですが
蘭のコーナーがありました。
   

狭い通路が渋滞する中で遠慮しながらも
頑張って撮影しました。
でも、上の写真にもある白い胡蝶蘭は
近寄れず光の加減で失敗・・・残念。

何とか撮れたピンクの二種類。
   
   
やっぱりキレイです♪

可愛いデンファレも忘れずに。
   

奥の方にはオンシジウムが花ざかり。
踊り子さん達、窮屈じゃない?と
心配になるくらいビッシリ咲いていました。
   

もう一つは二階の通路にポツンと
咲いていたもの。
雰囲気は違いますが、これも蘭ですよね?
   


オンシジウムの近くに、ひっそりと咲く
小さな白い花を見つけました。
人だかりから外れていたので、じっくりと
撮影したのですが・・例により
腕が悪いのでピンボケです(苦笑)
   
自信はありませんが、前から気になっていた
熨斗蘭(ノシラン)だろうと思います。
よく似た仲間でジャノヒゲがあるそうですが
葉の幅が違うようでした。

ノシランでもジャノヒゲでも、どちらも
ユリ科ジャノヒゲ属です。
蘭の仲間ではないのですが、名前は似ているので
一緒に載せておきます♪

ところで・・ノシランもジャノヒゲも
キレイな青い実が出来るはずです。
温室の中には蝶も飛んではいましたが
ひっそり咲く花に気付いてくれるのかな?
と、少し気がかりになりました。



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カランコエ&紅紐の木

2006-10-11 | Weblog
昨日は、花の美術館の入り口部分だけで
終わってしまいました(笑)
先へ進みましょう。

ハロウィン南瓜が飾られていた室内ガーデンから
吹き抜け通路が続いています。
この後、温室に入り、その中で二階へ上がって
グルッと回ってこの通路へ戻ってきます。
途中、上から通路を眺めると、こんな感じ。
   

写真の木の根元にカランコエがありました。
4色咲いてカラフルです♪


お花に夢中な私が気付かないので
主人が教えてくれたのですが
このカランコエの花壇を少し離れて見ると・・
   
やはりハロウィン♪
遊び心が嬉しいですね~。

さて、それでは温室へ。
ちなみに、外から見ると、こんなです。
   

かなり天井が高くて、上に伸びて咲いている花
(多分ブーゲンビリア)は点にしか見えません!
   
この写真では花があることすら分かりませんね。。
下でも咲いていて欲しかった~(泣)

他にも、高い場所で咲く花を幾つか発見しましたが
小さくしか見えないし名前も分かるはずもなく・・。
とりあえず温室の雰囲気を見ていただくためと
悔しさをご一緒に味わっていただくため(笑)
わけの分からない写真を載せておきます。
   
   

大して広くない温室なのですが
所狭しと色んな植物が植えられています。
名札も見当たらなかったり、あっても
どれが、その名前なのやら不明だったり・・。
現在、まともそうな写真が撮れた花について
名前を確認しているところです。

今回は、いかにも温室だなぁという花を二つ。
どちらも、滝壺付近に咲いていました。

紅紐の木(ベニヒモノキ)
   トウダイグサ科アカリファ属。
   
キャッツテールの仲間ですが
ここまで長いと猫の尻尾には見えませんね(笑)
写りは悪いのですが赤ちゃんも発見しました♪
   
   一体何日くらいで長~くなるんでしょう??

ヘリコニア・ロストラータ
   バショウ科ヘリコニア属。
   バショウは、バナナの仲間だそうです。
   葉っぱが似ていました。
   
   カニ爪のようなものは花でなく苞。
   熱帯植物はそういうのが多いのかなと
   思いました。


温室は、まだまだ続きます(笑)



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