ココからが、ひふみ神示の述べる数秘学とケイシー・リーディングの述べるNumerology(数秘学)のコラボレーションになって行きます。 繰り返しになっているようですが、日々の経験も交えて螺旋の進歩しているつもりです。
【ひふみ神示 〔極め之巻・第八帖〕】
元は5で固めたのぢや、天のあり方、天なる父は5であるぞ。 それを中心として、ものが弥栄えゆく仕組、それを人民は自分の頭で引き下げて4と見たから行き詰って世界の難ぢうであるぞ。 手や足の指は何故に5歩本であるか、誰にも判るまいがな。
~~~~~~~~(抜粋ここまで)~~~~~~~~~~~~~
今まで何度も書いてきていますが、この帖で重要なのはひふみ神示がアラビア数字を用いているところです。 というのも、神示を降ろした神々は漢数字とアラビア数字の使い分けを明確に使い分けています。 わたしみたいに思い付きでテキトーには使っていません。 厳密な法則の元に使っています。
神示を読み始めた最初の頃はその重要性が解らずナンとなく読み流していましたが、最近はその意味の重さが解るようになり、改めてこの帖を見直してみたのです。
そうしましたら、このアラビア数字を用いた帖はケイシー・リーディングの述べる数秘学の基数とほぼピタリと一致するのです。 もちろん漢数字でも一致はしているのですが、ここで用いられているアラビア数字の “5・Five” はピントがピタリとして狂いがありません。
えーと、これから先はもちろん私独自の見解ですからそのおつもりでお読み下さい。
どう云う事かと言いますと、5という数字はActive Number(活動的な数)という事で、モノゴトを動かす権能があります。 留まっている善は善ではなくなり、返って活動している “悪” の方が良いと神示には述べられています。
こちらに関しては、各時代や国に合った法律的な善悪の事と思って頂ければ解りやすいと思います。 大麻も昔は薬として使われていましたが、現在の法律では重大な罪ともなりますし、国によってもその対応は全く異なります。
このように、何を “善” として、何を “悪” と考えるかは、その時代、国によっても全く異なるので、人間の狭い頭で善悪を決め込んでは、真の進化の邪魔になるというニュアンスが読み取れます。 殺人や戦争にしてもそうですが、そこに意識が留まると前に進めなくなります。
痛みを伴った経験を通して、常に進化(Evolution)を目指して進むのが人間の宿命。
と、まー独断と偏見に満ちた見解ですが、ここから更にこの独断見解を推し進めてみます。
さて “5” という数は、数秘学では水星(Mercury)に対応し、主に “分析・知性” を司ります。 そして、ここで重要なのがケイシー・リーディングの述べるMercuryの役割です。 Mercuryは又の名をHermes(ヘルメス)とも言い、創造神アミリウス(Amilius)の重要な転生のひとつです。 ギザの大ピラミッドの主任建築士でもあります。
ケイシー・リーディングによりますと、創造神アミリウスの最も重要な転生が “Jesus Christ(イエス・キリスト)” であり、アダム(Adam)として堕落した魂が、その転生の過程に於て様々な経験をふみ、そして地上で最初に完成された魂であると述べています。 それが約2000年前です。 ちょうど海王星(Neputune)の時代が始まった頃です。
故に、ひふみ神示は “5” という数を、『元は5で固めたのぢや、天のあり方、天なる父は5であるぞ。 それを中心として、ものが弥栄えゆく仕組』 として、“天なる父は5であるぞ” つまり、“創造=活動的な数=5” として、“それを中心として、ものが弥栄えゆく” としているのではないか?と、直観したのです。
まーこの見解に拒否反応を起こす方もいらっしゃるかも知れませんが、私はブログは個人の部屋として認識して書いていますから、これから先も読みたい方だけお読み下さい。
さて、これから採り上げる文脈は、現在の私たちの地球世界の様々な面での行き詰まり(経済システム、天災、政治、倫理、教育等)を考える上でかなり重要です。
ケイシーの数秘学によると “4” という数は海王星(Neputune)に対応し、その主な意味は “Image(想像・夢幻)” です。 司る星座は双魚宮で、年代はだいたいBC160~AD2000年です。
現在の占星学のシステムを研究すると解るのですが、この時代(双魚宮BC160~AD2000年)に最も人間の持つ “想像力(Image)” が活かし易かった。 その事を熟知していたのが、民族の意志としてカバラ(Kabbara)を研究していたユダヤ人(Jewish)。
極論しますが、現在のただ単に数字を打ち込むだけでいくらでも “お金” というモノを生み出すシステムを構築し、世界を意のままに操る “意志・意図” を具現化させた。 それが結局は、地球世界中の人間の “欲望” の拡散(Expansion)つながり、世界中を堕落させ、混乱に導いた。
ソレが上の赤の 『それを人民は自分の頭で引き下げて4と見たから行き詰って世界の難ぢうであるぞ。』 につながるような気がしたのです。 つまり、自分の頭(想像力)でイメージしたモノ【4・Four】を、物質化(創造物)したモノ(欲望化)を、“この世の総て” と考えたのが、現在の世界の行き詰まりとなって降り(顕れ)て来た。
私は、この帖をこう分析しました。
もちろん日月神示は、いえ、ケイシー・リーディングもそうですが、読み取る人の意識レベルによって全く異なる様相を呈す場合もありますから、あくまでひとつの参考とされて下さい。
続く・・・