gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

3月定例会最終日

2012-03-16 08:16:00 | 北秋田市議会
【3月16日(金)】

昨日は3月定例議会の最終日。

この日追加提出された人事案件や発議案など70件を審議、採決し閉会した。

 本会議では、総務財政・教育民生・健康福祉・産業建設の各常任委員会に審査が付託された議案などについて、各常任委員長から審査の経緯と結果について報告され、質疑のあとそれぞれ簡易採決、起立採決が行われました。

 その中で、私が所属している健康福祉常任委員の案件、北秋田市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について反対討論があったので、私は賛成の立場で討論を行った。

以下が私の発言内容です。


議案第6号に対し賛成の立場から討論を行います。

今回の介護保険条例の改正は、主に要望の高い通所リハビリテ-ションと入所待機者の多い認知症入所待機者解消の為の整備を行うためであります。
また、保険料の増額の要因は国からの財源構成の比率の改正と給付者の増加によるところが主な要因であります。

第5期介護保険事業計画の介護保険料は『財政安定化基金』の取り崩しと、『財政調整基金』の繰入により、1号被保険者の保険料の上昇を561円抑制しており、住民に負担を少なくなるよう考慮されております。

今回は『財政調整基金』の395,360千円のうち約半分の2億円を繰り入れております。中には『もっと繰り入れるべきだ。』との意見もありますが、もし調整基金が底をつくようなことがあれば、一般財源からの繰入や他の自治体に見られる、その都度の保健料の値上げになる可能性が高くなり、住民の不満が増大する恐れがあります。

今回北秋田市の保険料の上昇率は条例では12.8%(軽減措置後の保険料だと14.0%)の上昇です。ちなみに、北秋田市の隣市の上昇率は19.8%と31.5%となっており、他市と比べ北秋田市は比較的少ない上昇率となっています。

保険料の上昇は住民にとって重い負担になることは充分承知しております。このことからも国に対しては、ねばり強く社会保障の充実を図られるよう、また財源構成で地方に負担が増大しないよう今後も訴えていかなければなりません。

このことを踏まえながらも、今現在直面している問題点を解決する為に、市で行っていかなければならない整備は大切です。したがって、今回の改正の条例は必要だと私は感じます。


以上、賛成の立場からの討論とさせていただきます。


そして、起立採決の結果、賛成多数で原案どおり可決されました。



また、その他の議案も全会一致、賛成多数で原案通り可決されました。

詳しくは市のホームページをご覧下さい。

北秋田市ホームページ

今日はこれから「北秋田市立 鷹巣小学校」の卒業式に出かけてきます。

今日も1日がんばりましょう!