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「勉強会」

2012-03-23 08:04:00 | ノンジャンル
【3月23日(金)】

昨日の22日(木)に北秋田市議会主催の勉強会が行われた。

「まちづくり講演」として、弘前大学教育学部副学部長の北原啓司教授をお招きした。

北原教授は工学博士で専門は居住学。

全国各地で「まちづくり」のアドバイスを行っている。

演題は『中心市街地における新たなマネジメントの考え方 -まち育てのススメ-』

今の北秋田市に相応しい題目である。

講演には当局からも市長、副市長をはじめ、担当部署の部長、課長も多数参加して行われた。


講演時間は90分の予定であったが、延びて2時間余りとなったが、内容が濃くあっという間に時間が過ぎてしまいました。

講演で先生曰く、「まちづくりの要点として、住民が出かけたくなる街を用意できるのか→物語を街なかで編集できるのか!」。

自分が街なかに住む場合、自分たちの楽しむ物語を本当に街なかで考えられるのか。といった、自分の居場所を見つける。または作ることが大切であると説いていた。

たとえば、これまでの『まちづくり』は「つくる人(市役所)」、「たべる人(市民)」で主人公はまちを「つくる人」であったが、今後は「たべる人(市民)」が【素材の提供】をしたり、また「つくる人(市役所)」がたべる人に【味見】をしてもらったり、「つくる人」が自ら食べることをしていくべきだと述べていた。

まちを「たべる」人のこだわりが、まちを育てていく【まち育て人】のプライドと責任が大切であると。

我々も北秋田市が【成熟した都市】となるよう努力していきたいと思います。