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三月定例会終了

2014-03-03 08:11:00 | 北秋田市議会
【3月3日(月)】

今日はひな祭り。
今年からは娘は自宅に誰もいなくなったので、祝う事が無くなりました。
雛人形は飾っていますが・・・。


さて、先月の2月27日(木)に3月定例会が終了いたしました。

最終日には結審があり、【26年度一般会計予算】について「賛成討論」を行いました。

賛成討論は以下の通りです。

議案第16号平成26年度北秋田市一般会計予算に対し賛成の立場から討論を行います。

26年度一般会計予算は237億2370万円と前年度当初比40億7680万円、(20.8%)の増であります。大きく膨らんだ予算に対し危惧される方がいますが、これらの多くの予算は市の人口減少や少子高齢化に対応するための、そして安心・安全で活力のあるまちづくりには必要不可欠の重要な事業ばかりであります。

タイミングを見逃すことなく、他の自治体と比べても財政調整基金にゆとりがある今だからこそ取り掛かれる予算編成だと思います。財政調整基金繰入金の原資には、平成24年度国補正予算で創設された【地域の元気臨時交付金2億4300万5千円】が含まれております。中心市街地の活性化をはかるために使用するには適切と考えます。

また、病院事業会計予算や事業計画性に対し、異議を唱える方もおりますが、先般、多くの市民、市役所職員、議員の方が参加した北秋田医療講演会に於いて、ご講演を頂いた「厚生労働省医師確保等地域医療対策室長」の佐々木昌弘氏が市民病院を建設したことに対し、「厚生労働省としては今後の医療情勢を考えたとき、大正解の政策だったと思う。」と述べられていました。
私が考えるには、北秋田市民病院は平成22年4月の開業からまだ4年しかたっておらず、人間でたとえるなら、まだよちよち歩きの幼児と言ったところだと思います。この市民病院を育てあげるのは市長も言われる「オール北秋田」。市民病院が誕生したことに感謝しながら、医師確保などの問題点を、当局任せにするのではなく、我々議会、議員も含め、市民の協力も頂きながら官民一体となって取り組んでいくべきだと思います。そうすれば、市民病院はすこやかに育ち立派な成人になってもらえるのではないでしょうか。私も出来る限りの努力を行い成長の手助けをしたいと思います。

そして予算案には小中高生の内陸線利用補助金や、地域生活支援事業、住宅リフォーム緊急支援事業など市民の生活や要望などに直結する予算も数多くあります。

いち早く予算を可決し、市民生活に支障が生じることの無い様に。また、北秋田市全体が元気になるために、北秋田市全体の総合的な【都市計画】を行い、そのなかで、【まちなか再生計画】を念頭に置いて「北秋田市の将来のビジョン」を描き、推し進めるべきと考えます。

よって、賛成の立場からの討論とさせていただきます。


と述べました。

結果、他の議員の賛同を得て【賛成多数】で可決されました。

集約すると、「財政調整基金」という貯金があるのですが、これは「この目的に使いなさい」と決められたお金なのです。

このお金が秋田県内では、横手市、秋田市に次ぐ保有金額。大館、能代市と比べて倍以上も持ち合わせています。タイミング良く使用すべきと考えます。

また、今回の予算には多くの交付金が国から出されています。

市の「一般財源」からの持ち出しを少なく少なくする為に、当局はじめ、いろんな方が国の機関に働きかけた結果、他の自治体より優先的に交付していただいたお金です。

このタイミングを逃して後で行うとなると、全て一般財源からの持ち出しで賄わなければならなくなってしまうのです。

これらが重なって大型予算になったわけですので、「例年から比べて多くなったので反対だ。」とは通らないと思います。

皆さんはどう思いますか。


さて、任期はまだ3月31日まであるのですが、任期中の定例議会は全て終了いたしました。

4年間在職して感じた事は「奥が深い」ということです。

まだまだ勉強不足で「こうしたら良かった。」、「こう発言したら、相手に解り易く伝わったのでは。」と反省すべきところが沢山あります。

これからも研鑽してがんばりますので宜しくお願い致します。


また、後援会新聞が間もなく発行予定です。

自分の活動記録や想いが記載される予定ですので読んでいただければと思います。

発行なりましたらブログでも報告いたします。


楽しみにしてください。



≪北秋田市ホームページより≫
議場での結審の様子。
(起立採決の様子で、賛成少数で否決された案件状況です。)
私がどこにいるか判りますか?