【7月23日(土)】
昨日の続きを。
仙北市議会への『行政視察』は角館交流センターで行われた。
仙北市からは市議会事務局長の藤村氏、事務局長補佐の三浦氏、総務係長の高階女史の他、市議会副議長の青柳議員、議会改革推進協議会座長を務められている佐藤議員にも出席していただいた。感謝申し上げます。
最初に仙北市を代表して青柳副議長が歓迎の挨拶を。
そして次に私が視察団を代表して今回の視察目的を、その後、出席者の自己紹介を終え研修に入りました。
佐藤議会改革推進協議会座長(以下、佐藤座長)から「仙北市議会基本条例」の制定までの経緯を話していただき、その後はディスカッション方式で研修は進められた。
メンバーからは議会基本条例制定を進めようとする機運をどのように高められたのか、の質問が出た。
佐藤座長曰く、
「当時の議長が、このままでは市議会そのものの存在が薄れてしまう。今後、議会改革が必要で、議会活動を広く市民の方々に知ってもらう為には議会基本条例の制定が必要だ。」
と、強く推し進められ、議会事務局長も賛同され制定までの動きに走っていったそうです。
制定までには改選期もあり、中断する時期もあったそうですが、仙北市では平成22年5月1日に条例を1年4ヶ月かけて施行しました。
当時の議長の気持ちが市議会議員たちを動かしたと言えそうです。(ちなみに条例制定は満場一致で賛成だったそうです。)
私は条例制定後、【条例に定める主な事項】の中、
①出来ているもの。
②出来ていないもの。それはなぜ出来ないのか?
③むずかしくて思うように進められないもの。
の三点をお聞きしました。
「会議の原則公開」や今北秋田市で問題になっている「議案に対する議員の賛否の公表(6月から)」は①だそうです。
②は「市民との意見交換会」や「議会報告会」。
仙北市では会派制になったのが最近で、「会派」や「個人」で行っていればいいのでは、とおっしゃる議員もいてまとまりにくいそうです。
③は議員相互間の自由討議の推進や議員の政治倫理、条例趣旨の達成度検証など。
③については作成中や時期を決め進捗しているようです。
仙北市では制定から1年あまりが過ぎ、検証を進めているそうなので、今後も「議会改革」に邁進している印象を受けました。
北秋田市でも動きが高まることを期待して、今回研修を通じて学んだことを議会へ持ち込んでいきたいと思います。
仙北市の市議会の方々、誠にありがとうございました。
昨日の続きを。
仙北市議会への『行政視察』は角館交流センターで行われた。
仙北市からは市議会事務局長の藤村氏、事務局長補佐の三浦氏、総務係長の高階女史の他、市議会副議長の青柳議員、議会改革推進協議会座長を務められている佐藤議員にも出席していただいた。感謝申し上げます。
最初に仙北市を代表して青柳副議長が歓迎の挨拶を。
そして次に私が視察団を代表して今回の視察目的を、その後、出席者の自己紹介を終え研修に入りました。
佐藤議会改革推進協議会座長(以下、佐藤座長)から「仙北市議会基本条例」の制定までの経緯を話していただき、その後はディスカッション方式で研修は進められた。
メンバーからは議会基本条例制定を進めようとする機運をどのように高められたのか、の質問が出た。
佐藤座長曰く、
「当時の議長が、このままでは市議会そのものの存在が薄れてしまう。今後、議会改革が必要で、議会活動を広く市民の方々に知ってもらう為には議会基本条例の制定が必要だ。」
と、強く推し進められ、議会事務局長も賛同され制定までの動きに走っていったそうです。
制定までには改選期もあり、中断する時期もあったそうですが、仙北市では平成22年5月1日に条例を1年4ヶ月かけて施行しました。
当時の議長の気持ちが市議会議員たちを動かしたと言えそうです。(ちなみに条例制定は満場一致で賛成だったそうです。)
私は条例制定後、【条例に定める主な事項】の中、
①出来ているもの。
②出来ていないもの。それはなぜ出来ないのか?
③むずかしくて思うように進められないもの。
の三点をお聞きしました。
「会議の原則公開」や今北秋田市で問題になっている「議案に対する議員の賛否の公表(6月から)」は①だそうです。
②は「市民との意見交換会」や「議会報告会」。
仙北市では会派制になったのが最近で、「会派」や「個人」で行っていればいいのでは、とおっしゃる議員もいてまとまりにくいそうです。
③は議員相互間の自由討議の推進や議員の政治倫理、条例趣旨の達成度検証など。
③については作成中や時期を決め進捗しているようです。
仙北市では制定から1年あまりが過ぎ、検証を進めているそうなので、今後も「議会改革」に邁進している印象を受けました。
北秋田市でも動きが高まることを期待して、今回研修を通じて学んだことを議会へ持ち込んでいきたいと思います。
仙北市の市議会の方々、誠にありがとうございました。
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