まるぞう備忘録

無題のドキュメント

2023年の台風に関する4つのポイント。

2023-08-07 09:07:17 | 今日のひとり言

防災カレンダー

千葉県北西部 東〜東南方向




ポイント1:中国大陸に上陸する台風!

 日本国内ではあまり報道されませんでしたが、7月末に発生した台風5号はそのまま中国大陸に上陸し、大きな被害をもたらしました。


 北京も場所によっては水没しているようです。


 北京はどちらかというと干魃や砂漠化が問題の地域と思っておりました。洪水被害とは珍しいです。今回のような洪水の被害は500年ぶりとも言われています。

 確かについこの間までは中国大陸に上陸する台風というのは記憶にありません。台風というのは必ず、日本列島に沿って東側にそれていくものでした。
 ここ数年の台風の進路は、今までにない「不自然」なものを感じるのは私の個人の感想です。

 中国大陸で洪水被災された方のお見舞いと亡くなられた方の御冥福をお祈りいたします。



ポイント2:洪水に弱い?中国大都市。

 調べてみると北京は内陸のイメージがありましたが、実は標高はたった44mしかありませんでした。


 中国の主要都市は沿海部に集中していますが、その多くは海抜40m以外でありました。意外ですね。



ポイント3:Uターン台風

 今回の台風6号も5号に続いて中国大陸に上陸する予想でありました。


 大きな被害をもたらした台風5号の直後。街中浸水した水が引かないうちにまた大型の台風が同じ進路で大量の雨をもたらすとしたならば、その被害は本当に甚大なものになったことでありましょう。
 ところが、どのような気圧配置によるものか。詳しくはわかりませんが、中国大陸上陸の直前に台風はUターンをして、中国大陸への洪水被害が拡大することは抑えられました。



 このように台風がUターンするというのも、以前はこんな不自然な進路はなかったのではないでしょうか。でもここ数年は「?」という進路台風が増えているようです。

 スパイ小説ならばいろいろ国家間の隠れた攻防が描かれているところでありましょう。でもそれは空想の小説です。きっと事実は小説よりも奇なり。



ポイント4:想定していない地域に。

 九州を抜けて朝鮮半島に向かうことになりそうな台風6号ですが、台風進路とは一見無関係な地域に豪雨をもたらしています。



 台風の進路について多くの日本人が警戒注視する地域では豪雨災害が抑えられる傾向があります。しかし洪水の因子の全部が昇華されるとは限らない。その場合は、人々が無想定無警戒の地域が、代わりに大雨の被害になる。という陰陽仮説です。

 最近は線状降水帯と呼ばれる現象で、台風から遠く離れた地域での豪雨災害が顕著になり始めてきました。
 一箇所に大きな天災被害というのは避けられたとしても、広く浅く被害が割り勘に分散される現象。でもその中で、やはり無想定無警戒の地域から崩れていく現象=線状降水帯という現象と噛み合っています。



 これから11月までに、まだまだ台風と線状降水帯が日本列島や周辺の人口密集地帯に被害をもたらすことを想定して、静かに観察していきたいと思います。
 お読み頂いてありがとうございます。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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SHO_KOさん
・・・
ハワイの動画拝見しました。10年後30年後の日本社会は半農半仕事の人たちが主流になるという近未来小説もありそうですね。日本の国土は本当は豊かなのです。ありがとうございます。

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過去の失敗、かんちがい、悔しくてしたこと、言ったこと無知ゆえのあまたの悪事や恥ずかしいこと平気だった私もいたな。すっかり忘れちゃってましても、ふいに思いだす瞬間があります。それこそが神様が胸におわすあかしだとおもいまして感謝しております。
それがなかったら、自分を完全にだまくらかして、他人の足りないところや悪いとこを突いて、あきれてみせたりすることを恥ずかしくおもわなくなるからです。
いつも自分におもいださせてくれて神様有り難う。
それでもまた忘れてしまうと思いますが。思いださせて下さい。今の仕事は私の中にいる方と自分に聞いてみておわびの気持ちから選びましたよね?だのに文句言ったりしますね自分。だめだよ忘れないでね。あなたは人のことは言ったりできないんだから自分を見ていよう。悪かったら自分と相手にちゃんとごめんと言おう。頑張れ負けるな私。て思います。

→ コメントありがとうございます。
そのような感覚の日本の方は大勢いらっしゃると思います。そしてこれから更に増えていくという近未来小説は私は読んでみたいです。ありがとうございます。

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この映画楽しみにしていたので先日見に行きました。まるぞうさんもアクション系すきなのですか。謎のみてる存在と鍵。なんだか映画作りに関わる方って、この映画だけでなく何か知っているのかなって私もいつも思います。

→ 大勢の人の無意識の共通の風景。私達の未来はその風景に引っ張られるので。特定の景色を私達の無意識に刷り込むことは、未来を誘導するのに効果的です。という近未来小説はあります。

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いつもありがとうございますさん
・・・
そうですね。先祖の方々がたくさん帰ってきますね。花を飾って、美味しいものを食べるようにします。

→ ありがとうございます。
今年のお盆はいつもより Hot だ思います。ご馳走様です!

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ゴジラは、怪獣たちは大自然の怒れる神々。最近のハリウッド版ゴジラはその辺のところをある程度まで理解出来ている方々が制作しているように、私には見受けられ、好感が持てます。ゴジラを通して、日本的自然観、世界観が西洋に浸透して行ったら面白いなあ。なんてことを夢想している。今日この頃。

→ ご指摘の「(日本的)別のもの」の深層風景も全人類の中にあると思います。
そしてこの「別のもの」の風景は私達にはとても馴染みが深い。とてもしっくり来る風景です。
一方西洋文明の「それ」はどうもよくわからないのですが。でも映画という深層メッセージで「それ」を垣間見る体験すると、なるほどなあ。と腑に落ちることがたくさんありました。エジプト以降西洋文明が主人公の人類歴史のあらすじです。

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こんにちは。確かに、映画を通してメッセージを送っているのかなと気づく事が増えました。ひとつ目はよく見ますね。鹿の王という日本生まれの物語のアニメにも、監視機能としてひとつ目がありました。原作本では全くその要素はなかったのにと思いました。Youtubeばかり見ているせいか、はたまた年のせいか美の基準がかなり変わってきました。

→ 表面のストーリーと並行している深層風景のメッセージを感じる人は増えていくと思います。
君たちはどう生きるかの映画で賛否両論だったのはとても参考になりました。

表面のストーリーではなく、それと並行している深層メッセージを感じる人が半分もいらっしゃるということです。そういう方々が、これから少しずつ増えていくという近未来小説に希望を持ちます。

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みちさん
・・・
昨日のナイチンゲールの記事、とても感動しました。心の中のお天道様が示す風景を大切にしていきます。ありがとうございました。
昨年、NHKでナイチンゲールの生涯を観て深く感銘を受け、「看護覚え書」を購入しました。
100年前とは思えない、素晴らしい内容でした。そして、本物の厳しさと優しさがそこにはありました。
あまりにも凄すぎて、読むことが途中で怖くなったこともあります。いかに自分が未熟でいるかを思い知らされました。
看護学校に入ると、一年目でこの看護覚え書を渡されるそうですが、一家に一冊あってもいいと思うほど素晴らしい本でした。一日遅れのコメント、失礼いたしました。

→ 本当に素晴らしいメッセージが凝縮された一冊だと思います。ありがとうございます。

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