まるぞう備忘録

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右脳と左脳の仕事術。後編。

2023-08-27 10:12:07 | まるぞう経営学

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右脳左脳仕事は3つに分かれる。

 私の仕事術についてのメモ続編です。
 何年もいろいろ試行錯誤して今はこのやり方に落ち着いております。何となく効率があがる方法の結果なのですが、右脳左脳の視点でまとめてみると、いろいろ興味深い事を自分自身で発見いたしました。

 私の仕事は大きく分けて次の3つに分かれます。

1,右脳にさせる仕事。
問題解決や創造的なコンテンツの仕事。右脳100%のモード。

2,右脳の回答を左脳に翻訳する仕事。
他の人に伝えるために文章や図にする仕事。右脳と左脳半分半分のモード。

3,左脳が得意な仕事。
社員やお客さんとの会話や会議。



一つひとつ解説していきます。



1,右脳にさせる仕事。
問題解決や創造的なコンテンツの仕事。右脳100%のモード。


 この仕事のコツは
・左脳がこのことを一旦完全に忘れる。
・5〜10分という短い時間で良いので左脳が完全に手放す。
ということです。

 私は朝、お客さんや社員の人たちからもらったメールやメッセージを読んだあと、外の仕事場に歩いていく散歩時間がこれにあたります。

 お客さんや社員のメールを詳しく読まなくても良いです。なぜなら詳しく読み始めると、散歩中でも「どう対応したら良いだろうか」と左脳がグルグル働き出すからです。

 だから大まかに
・誰から
・どんな内容か
だけ、掴んだら、あとは右脳のスーパーコンピューターにお任せします。

 このスーパーコンピューターは物凄い能力があるのですが「左脳が手放している時だけ稼働する」という性質があります。
 私の場合は、散歩が良いようです。この時に左脳は完全に仕事のことを忘れることができます。
・右脳にインプットはされているが、左脳は完全に手放している状態。

 どんな難題でも、私の右脳コンピュータは必ず完璧な回答を示してくれる。私は経験上、自分の右脳スーパーコンピューターに絶大な信頼をおいています。



2,右脳の回答を左脳に翻訳する仕事。
他の人に伝えるために文章や図にする仕事。右脳と左脳半分半分のモード。


 私の仕事場について、パソコンを広げて、お客さんや社員のメールやメッセージを一つひとつ片付けていきます。
・Aなのか
・Aじゃないのか
と二者一択に思えた難題でありましたが、どちらでもない第三の回答を思いつきます。
 その回答を書きながら、自分でもすごいなあと感心することが良くあります。パソコンを開くまでそんな回答を自分が思いつくなんて思いもしなかったよ。ということが多いという点ではこのブログを書く作業と似ています。

 大切なのは仕事場の環境です。この2つの条件が自分には重要でした。
・適度に喧騒な状態であること。
・人から話しかけられないこと。



左脳の注意が適度に削がれるのが良い。

 適度な喧騒状態が良い理由は、自分の左脳がグルグル暴走しないのに役に立つのでしょう。
 シーンとしている状態だと、逆に左脳が独り言の暴走をし始めます。すると右脳半分左脳半分の絶妙なバランスが崩れちゃいます。

 周囲に人がザワザワしていると、左脳の注意が良い具合にそちらに削がれるので、右脳半分が維持しやすい。そんな感じです。



インターラプト(割り込み)されないことがポイント。

 人から話しかけられないというのはとても重要です。
 会話が始まると、左脳100%になってしまうからです。ですから、人が多くて喧騒だけれど、誰も私に関心を持たないでいてくれる。という環境が理想です。

 ただし近くの席で大声で会話したり、電話をする人がいれば、たとえそれが自分に話しかけられていなくても、右脳半分左脳半分のバランスが崩れてしまいます。
 だからそういう時は、静かに離れた場所にそっと移動出来ることが理想です。

 在宅前でオフィスに毎日出社していた頃は、わざわざ近隣のスターバックスに移動して仕事をしていました。窓側のカウンター席で、たくさんのビジネスマンが行き交うのを見ながら、仕事をしていたのは、この 「右脳半分左脳半分」モードが効率良かったのだろうと思います。

 事務所にいると「まるぞうさん!」といつ呼びかけられるかわからない状態なので、この「右脳半分左脳半分」にはならないです。そこで時間を決めて、外で仕事をしていました。

 在宅でも当初は駅前のカフェで仕事をしていましたが、住宅街だとやはりおしゃべりしたり電話をするお客さんが多いので、いつでも席が移動できる、スーパーのフードコートや区役所のロビーなどの秘密の仕事場がいくつもあります。



メールやメッセージは受け付けます。ただし。

 この「右脳半分左脳半分」の時でも、お客さんからのメールや、社員からのメッセージは随時読みます。
といっても、
・割り込みではなく、こちらの作業が一段落した時に読む
・即答はせず「右脳コンピューターにインプット」して、左脳は一旦忘れる
ということが「右脳半分左脳半分」を維持するのに役に立ちます。



自分の立場やしがらみから距離が置けます。

 右脳半分左脳半分で喧騒の中で仕事をしている時。
・自分のプライドしがらみ
・自分の損得勝ち負け
から離れていることが多いです。

・相手の「自分を理解して」という声が優先されます。
・相手にとってどうしてもらうことが一番嬉しいのか。
そんな視点で、回答を書いているので、自分でも驚きです。

 もし左脳100%の時だったら、とてもこんな回答はかけないです。



あっという間に時間が経つ。

 企画などのコンテンツも右脳半分左脳半分の時は、いろいろ斬新な発想を描くことが出来ます。面白いね。
 左脳の思い込みやしがらみがはずれるので。なるほど右脳スーパーコンピューターはこんな発想や視点や切り口なのか。なるほどなるほど。と思います。

 この「右脳半分左脳半分」のモードの時は、時間の感覚がずれることが多いです。
・自分では20〜30分程度だと思っていたら2〜3時間立っていた。

 あるいは逆のことも多いです。お客さんからは「これ描くのに数時間かかったでしょう。申し訳ないです。」ということも、実際は10〜20分もかかってないことが多いです。




3,左脳が得意な仕事。
社員やお客さんとの会話や会議。


 実際にお客さんや社員の人たちと会議や打ち合わせをする仕事です。
 相手の話を聞いてあげる、相手の立場を聞いてあげる、相手の事情を聞いてあげるというのが大切なことだなあと思います。
 即断できない時は、明日回答しますと、いうように即断します。一度右脳コンピューターにあずけて左脳が忘れることが大事です。



右脳をうまく使えば仕事の効率は劇的にあがる。

 以上がまるぞうの仕事の実態です。
 もし今、昔の職場の環境のような
・いつ同僚や社員から声がかかる(インターラプトされる)かわからない環境
・いつ取引先から電話がかかってくる(インターラプトされる)かわからない環境
・トラブルメールはその場で左脳(自分のしがらみ)で回答を書いていた環境

 こういう環境で仕事をすることになったら、やはりだいぶ仕事の質や効率は下がると思います。会議漬けで一日の大半が終わるというのは、本当に勿体ないと思います。



まとめ。

 現在私は大変幸運なことに、自分流の仕事環境を自分で選べる立場であります。なかなかまるぞうのようには自由に仕事できないよ。という方も多いと思いますが、どれか一つでもヒントになることがあればいいなと思います。

1,右脳のスーパーコンピューター。10〜20分でいいので左脳が一度完全に忘れることが大事。

2,右脳半分左脳半分の翻訳作業。適当な喧騒であるが、決して人からは話しかけられない状態が理想です。自分の都合やしがらみはおいておいて、相手の立場から右脳が回答を観せてくれるので、左脳はそれを相手に伝える言語に翻訳する作業です。

3,人と会話することは大切です。仕事でいろいろな人と会話できるのは実はとても貴重なことでした。




おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
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こんにちは!マンション工事で植物が大変なことになって不動産、管理会社、家主の対応に本気で妖気が逆立った者です。
梅の花、椿、薔薇の3種は葉っぱは萎れて落ちたものの枯れることなく耐え抜いて、薔薇は新しい芽をやっと見せてくれ始めました。
まるぞうさんの言われた通り、自然の植物の生命力はそんなに柔ではなかったでした。
私はその芽吹きを見て人の生も同じものを感じました。逆境で辛いことや上から押さえつけられて時には濡れ衣さえ着させられることもある。自分が生きていけないような環境に放り込まれることもある。

でも地中にしっかりと根を張っていれば堪え忍ぶこともできる。じっと我慢して止まっているように見えても、地中ではプラスのエネルギーを蓄えて更に幹を太くしていける。
そして運命の流れがニュートラルになったときにまた新しい美しい華を咲かせることが人間にもできるんだと。

→ 非常に感慨深いお話です。良かったです。ありがとうございます。(^^)

==========
>→ いつも同じパターンで憤慨している。と本人が気づくところが重要です。
そうじゃないと、いつも「相手が悪いから自分は憤慨してるんだ」で終わります。
本当は自分の中に「も」地雷という原因があるのです。

読者さんは憤慨するポイントが自分の嫌なところを見せてくれる、気付かなければ別の人が演じてくれる、と憤慨ポイントについて理解をきちんとしているように思えたのですが。まるぞうさんがわざわざ上記のコメントを入れた理由はどちらですか?
① 「同じパターンであること」を自覚しろ。つまり、パターンを作った「お前が悪い」と意識しろということが言いたい。地雷という言葉をわざわざ使うのはそういう理由
② 深い意味はなく、読者さんはちゃんと理解しているが、他の方の参考にもなるよう、念押しとしてコメントしただけ。

→ とにかく書いておいた方が良い。と思った。というのが理由です。
もしこの表現に不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。

==========
みきぷるさん
・・・
まるぞうさんの仰るZONE
静寂の世界
時が止まった世界
ここで、またぞろ「鬼滅の刃」思いました。
至高の領域
無我の境地
透き通る世界
時間がゆっくり進む
物語の中で幾度となく出る描写です。

→ コメントありがとうございます。
そしてこのZONEというのは特別なことではなく、たとえば縄文のご先祖様たちは一日の半分はZONEという状態だったと思います。右脳状態=ZONE状態は本当に私達が思うよりずっと身近だ。というのが今回の記事なのかもしれません。

みきぷるさんが買い物に言った時、スーパーのフードコートの片隅でパソコンを広げながら、ぼおっと宙を観ているおじさんがいたら、その人はZONE中かもしれません。

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