東京の田舎から

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チャイナの 習近平 国家主席の国賓来日に反対する

2020-01-18 14:16:03 | 時事問題

 習近平 国家主席を「桜の咲くころ」に、「国賓として来日」させると安倍首相が言ったとのことである。加えて、安倍首相は「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」、「日中関係を次の高みに引き上げたい」と表明した。

 冗談ではない、安倍首相は大嘘つきである。どこが「完全な軌道か?」

 今日も、日本の固有領土である尖閣諸島へのチャイナの公船の侵入がされている。チャイナの公船・・武装された戦艦もどきである・・によって日常的になされている。これは、インターネットで公開されている海上保安庁の資料を見れば簡単に判る。日本の領土・領海を日常的に犯して、既成事実化しているのである。また、チャイナに行っていた、日本人をスパイ活動の疑いで拘束している。その人数は10人とか15人とのことである。

 日本人を不当に拘束し、また、日本の領土・領海を侵犯し、武力奪取の構えさえ見せているチャイナの代表を国賓とは、冗談にも程がある。

 安倍首相は狂ったのか? それとも脅迫でもされているのか? インターネットでの噂話では、日本の経済界からの圧力があるとも言われているが、これは、世界での日本の国際的な信用を貶める行為である。

 加えて、新疆ウイグル自治区でのウイグル人弾圧問題では、強制収容所へ100万人~300万人を収容して、思想教育と称する洗脳を行い、人権弾圧を行い、また、殺戮をしている。生きたウイグル人からその臓器を奪い、移植に利用しているとの話まである。そして、チベットや南モンゴルでも同様のことが行われているとのことである。元々、ウイグルやチベット、南モンゴルはチャイナのものではない。民族が異なり、弱い武力しか持っていなかったため、武力侵攻されて奪い取られたものである。そして、チャイナの領域に組み込まれて、「自治区」とされている。いわば、チャイナに占拠されている領域である。加えて、香港での弾圧も凄まじいものがある。香港での不審死は1千人を超えているとのことである。また、チャイナでは、国民を監視カメラで常時監視しているとのことである。全人口の殆どをAIカメラで監視しているのである。しかし、これについて、NHKラジオで、好意的な言い方で報じていた。監視社会が良いか悪いかは考えなくても判る。悪いことである。

 このような、ナチスのヒトラー以上とも言われている、世紀の大悪党、血で穢れた「悪の帝国」の「首領」を「国賓」で訪日させようとしているのである。このことは、「日本は、人権弾圧国家の味方である」と国際的に発信するのと同じである。また、チャイナの尖閣諸島への侵攻を正当化する種を与えていることにもなる。すなわち、チャイナとしては、「我が国の公船が入っているのに日本は文句も言わずに主席を国賓で持て成した」、「領土はチャイナのものであるから、国賓だったのではないか」などと言いがかりの種を与えるのである。

 加えて、米国は、現在、チャイナとの経済戦争のさなかにある。そして、日本は、米国との同盟国である。安全保障を米国に頼っている。そのとき、チャイナという「敵」に「塩」を送れば、それは、米国に対する裏切りであり、米国への挑発と受け取られても仕方のないことである。日本の安全保障はどうなるのか?

  チャイナは、いわゆる「汚い」ことをする国である。信用などはできないことは、日中国交回復後から今までのことが証明している。すなわち、チャイナは、自国が弱いときは、ニコニコとして日本に近づき、経済協力という名目で「カネ」を毟り取り、先端技術の移転をさせ、あるいは、先端技術を窃取してきた。また、日本企業のチャイナへの進出をさせた。ところが、そうして得た国力について、日本へ感謝をするどころか、その後には反日教育を繰り広げて、歴史を捏造して、日本を貶め、領土の奪取さえも視野に入れているのである。

 また、日本から得た資金と技術を、契約に反して、輸出に利用して、開発費0で、多額の儲けをしているのである。あるいは、技術を軍事転用して、武力を強化し、今や、日本の領土・領海・領空までを奪取しよと、その隙を窺っているのである。

 今、チャイナは米国との経済戦争によって、また、人権弾圧という人類史上最悪な悪行によって、また、南シナ海の不法占拠も平然と実行している。このように他国を侵略して、人権弾圧をし、経済的には、世界のルールを無視して、自国の利益を図っていることから、民主主義の陣営に属する世界から疑念を持たれ、警戒され、窮地に追い込まれている。その打開策として、日本と、日本の天皇陛下を利用しようとしているのである。因みに、日本人は意識していないが、日本の天皇陛下は、国際的に極めて高い権威を有している存在である。

  日本は、過去にも、今回と同じように、既にチャイナから利用されている。

 すなわち、1989年にチャイナの北京の天安門広場に、民主化を求めて集まっていた市民を武力で弾圧し、殺戮した。このときの死者は数千から万人にもなったとのことである。因みにチャイナの人民解放軍は、国の軍隊ではなく、共産党の軍隊であり、「人民抑圧軍」と言う方が実態を現わしている。

 天安門での人民の虐殺という暴挙に、世界の主要国は反発して、チャイナとの交流や援助、経済的な取引を制裁として停止した。これに困った、チャイナの当時の政権は、天皇陛下の訪中をさせる戦略をとった。外交に弱い日本は、利用されてのである。そして、この訪中によって、世界からの制裁はそのタガが緩み、制裁解除まで持っていく目的を達した。しかし、チャイナはこれを恩に感じるどころか、その後には、反日本教育を行い、日本に対する攻撃・・・情報戦・世論戦・・・を仕掛けて、世界に対して日本を貶め、日本の固有領土の奪取さえも企んでいるのである。

 今回の習近平の国賓での訪日は、まさに、この時と同じである。天皇陛下を利用して、あわよくば、訪中をさせて、国際社会を騙して、米国との経済戦争に穴をあけて、制裁逃れをしようとしているのである。そして、日米関係の悪化、分断までできれば幸いと考えているのであろう。

 日米関係が悪化したその後は、尖閣諸島への武力侵攻であろう。裏切られた米国は、助けてはくれないであろう。そして、悪の帝国の魔手は、次は沖縄、そして、九州へと伸びてくるであろう。余りに「今」の経済しか考えていない経済界・・・噂の通りとすれば・・・は日本をチャイナの属国にして、ウイグル人のようにする積りなのであろうか?

  筆者は、今まで安倍政権を支持してきた。「あれ? 変だ!」という政策も多々あったが、それでも「国家を守る姿勢がある」として支持してきた。しかし、今回のチャイナ・悪の帝国の首領、習近平を国賓で訪日させることは絶対に反対であり、あってはならない。まさに悪夢である。

  なお、インターネットでは、「習近平の国賓来日に反対する」署名集めがされている。検索で「国守衆」と入力すれば表示される。また、首相官邸ホームページの「ご意見・ご感想」にメールで意見を送ることもできる。こちらは、無記名である。

  「習近平 国賓来日 に反対」するものである。

了