東京の田舎から

日々の雑感や思いを書いています。

眠い、眠い

2019-03-17 13:05:00 | お役立ち情報?
 定年後、妙に眠くて「ボー」としてしまい、何もできない日が多かった。朝、起床してから1~2時間は良いのであるが、それからは「ボー」としてしまうのである。筆者としては「トシのせいかな?」 と、諦めの気持ちもあった。

 さて、話は突然に変るが・・・。
 過日、歯茎なのか? 歯そのものかは不明であるが、とにかく口の中の全体が痛くて、痛くて・・・。痛い日が続くので、歯科クリニックに行った。しかし、「若干の歯の欠けと虫歯があるが」とのことで、これの治療をした。そして、他には、「特別に悪いところはない」とのこと。そして、「不精をしていたからではないか?」とのことで、歯磨き指導を受けた。
ところが、それでも痛さは治らない。そのため、歯間洗浄器まで買って、清潔にしたのであるが、それでも治らない。
 そのことを言うと、歯科医の先生は暫し考えていた。そして、「寝ている時に歯ぎしりをしていないか?」とのこと。私、「そう言われたことがあります」と。すると「それが原因かも知れない」とのこと。
 そして、歯型を取り、歯に合わせたマウスピースを作ってくれるとのこと。そして、10日後に出来上がった。
 このマウスピースをつけて寝たところ・・・翌日の朝には、痛みは少なくなっていた。大当たりである。そして、これが、何と、予想もしていなかった、冒頭に書いた「眠い、眠い病」にも効いたのである。筆者が考えるところ、就寝時に歯ぎしりをしていて、良く眠れていなかったのであろう。歯科医の先生にこのことを言うと「そういうこともありますね」と、「それは良かった」とのこと。
今までは、1日に9時間以上、10時間もそれ以上も寝ないと調子が良くなかった。このことから、自分は「ロングスリーパーなのかな?」 と思っていたのである。
 ところが、このマウスピースをつけて寝るようになってからは、7.5時間から8.5時間で自然に目覚めて、しかもその後も“スッキリ”している。
随分と長い間、歯ぎしりで睡眠の質が悪く、マトモに眠れていなかったことになる。因みに、歯ぎしりの原因は判っていないようである。
「まさか、まさか」の効果である。歯科医の先生には「いや~先生は名医ですね・・」と思わず言ってしまった。まさか、睡眠障害まで治るとは思っていなかったので、助かった思いである。

 この「眠い、眠い病」については、もっと酷い、別の経験がある。
 このときは、都内の大学病院をいくつも廻ったが、「睡眠時無呼吸症」とのことで、その治療をしたことがある。しかし治らない。そして、最後には精神科を紹介されたりしていた。しかし、後に判るように、原因が違うのであるから当然に精神科では治らない。
そして、この解決は、自分で、インターネットで徹底的に調べて突き止めたのである。このとき、検査が必要なものは、病院で頼むなどして、可能性を一つ一つ潰していって、必死になって調べた。しかし、筆者の専門は工学である。使われている用語が判らないものが沢山ある。そのため、用語を調べて理解しながら必死で調べた。まさに眠い眼をこすってである。
 その結果、原因が判明して治したという経験がある。この原因が判ってから、治すには手術が必要であるため、某有名大学病院の医師にその旨を伝えた。しかし、何と、その医師からは「そんな馬鹿な話があるか!」と一喝され、馬鹿にされて相手にしてもらえなかった。病院は有名であるが、藪医者もいるのである。そして、別の病院へ行って、手術をしてもらって治したことがある。この「眠り病」の件については長文になるので、別に書きたいと考えている。

 読者の中にも、「眠い、眠い病」の方がいるかもしれない。眠い原因は様々である。しかし、絶対に「原因はある」との確信を持って対策を探すことをお勧めする。「トシのせい」とか「怠け症」などと諦める必要はないことを痛感したところである。


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