及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

予算特別委員会で質問したこと

2016-03-24 17:24:20 | 日記
1.28年度は財政調整基金を取り崩さないとあるが、去年は3億の予定が11億取り崩した。
 今年の見通しは?→取り崩さないように努力する。

2.市職労の機関誌をたまたま見たら、残業が常態化していて午前1時まで残業している人がいると
 あるが事実か?どこの課か?職員課は把握しているのか?→確認すればわかるが今はわからない。

3.嘱託職員の報酬改定については評価する。正規職員は人勧で自動的に見直されるが、今後は
 どうするのか?見直してモチベーションがあがるようにしてほしい。→検討する。

4.シルバー人材センターの補助金について、増額だが、140万黒字なのだから減額する方向で
 考えたらいかがか?→自力で事業をする体力がないので、補助金は増額する。

5.シルバーが管理しているLホールでAホールとBホールを同時に使用したらマイクがどちらにも
 入り、困った。事務室の人も対応できなかったことが2回もあった。どうなっているのか?
 補助金審査会からも24年の審査の際に補助金に頼らないように経営努力するように摘されている
 がいかがか?→シルバーの補助金については今後指摘を受け止めて検討する。

6.人工鼻の陳情が12月議会で採択されたが、28年度は日常生活用具補助の対象になっているのか?
 →議会の陳情を重く受けとめ対象にした。
 個別説明票にものっていない。きちんと結果を議会に報告するべきだ。

7.27年度244名、28年度256名増で保育園の定員を500名増やす計画はどうなっているのか?→今年度
 4月に113名、9月に60名増える。あと144名足りない。
 一昨年77名、昨年88名の待機児童がでている。どうして減らないのか?→増設してきたがなかなか
 減らない。既存保育園の定員の弾力化などすすめていく。

8.本多学童保育所で臨時職員が有給休暇をとれないと聞いたがどうなっているのか?→泉児童館では
 25名中20名、本多は29名中5名が有給休暇をとっている。本多は任用を多めにしていてシフト表を
 組んだ時点で勤務する予定の8割をきるケースが出る(!この時点で有給の資格がなくなる)。
 さらにキャンセルがあれば結果として8割をきる人が多くなる。
 その後対応してもらい、6名の方が新たに有給休暇をとれるようになったが、いまだ問題点が解決していないようす。

9.副籍制度を利用している児童・生徒数は?→27年度から地域指定校に入学式から参加できるようになり少し
 増えた。
 面談の時に校長先生から「いじめられるかもしれませんよ。」と言われた保護者がいる。制度の利用を
 控えさせるようなことは謹んでほしい。

10.中学校給食の残さい率は?→20%。
 生徒や保護者に公表して少しでも減らすようにしてほしい。

11.市報に公告をとったらいかがか?→検討している。

12.「開運!なんでも鑑定団」に国分寺市に寄贈されたラムダロケットがテレビ放送された。事前にホームページ
 でお知らせしたら良かった?→のせた。(?)

13.DV防止のリーフレットが女子トイレだけに置いてある。男子トイレにおくべきではないか?→検討する。

14.小平市との広域連携の結果は?→1.公共サービスの相互利用、2.オープンデータの利用、3.地域公共交通、
 4.建築基準行政の4分野でできるところから進めたい。

15.選挙の投票所について、去年の2定で質問したが、検討はどの程度進んだか?→3ヶ所の投票所を変更する案が
 でている。今後18才選挙権になるとさらに登録人が増える。
 時間を区切って結果をだすべき。駅や大型施設での投票も検討してほしい。

16.武蔵国分寺公園の公有化率は78%だが、残りの土地を買うための市の負担はいくらか?→計算していない。

17.介護給付費の伸びはこれまで9%だったが、28年度3%の理由は?→総合事業に移行する分給付費の伸びが
 おさえられる。
 基金の積み増しが1億の予定が2億になっているが?→3年間で3億の予定。施設建設しても職員が集まらず
 稼働率が低くなったのが原因。


最終日、3月いっぱいで任期がきれる東京都からの副市長の後任に現政策部長が提案されました。内部からの副市長
2名は必要ないと考え、私は反対(他2名)しましたが、賛成多数で副市長人事は可決されました。

28年度予算が成立しました。

2016-03-23 11:27:13 | 日記
2月19日から始まった3月議会は3月22日に終わりました。

19日は市長の施政方針演説、21日の日曜日は日曜議会で各会派の代表質問がありました。

わが会派は皆川議員でした。

3月7日から16日まで8日間の予算特別委員会がありました。今回もスポーツ施設の自動発券機の

見積りミスで予算は撤回、再提案となりました。

再提案後、予算案は賛成多数(反対は共産党のみ)で成立しました。



評価できる点としては、

1.ゼロベース積み上げ方式の予算編成(一部不徹底のため再提案になったが)。

2.臨時財政対策債を借りていない。

3.収支均衡型予算。

4.嘱託職員の報酬見直し=臨時職員の昇給を含む。

5.学校トイレの様式化=28年度3校。

6.ぶんバス万葉ルートの12月開通。

7.財政調整基金の6億の積み増し。

評価できない点としては、

1.保育所を誘致しているのにもかかわらず待機児童が減らない=むしろ増えている。

2.庁内の風通しが悪い=臨時職員の声が上に届かない。

3.補助金、指定管理制度でのお金の使途が不明瞭。

4.超過勤務が減らない。

などですが、評価できる点が多いことから私も賛成しました。



一般会計408億、7特別会計をあわせて708億円の予算規模です。

重点方針は、

1.宇宙開発発祥の地などを活用したまちの魅力発信=大人版宇宙の学校など。

2.3ヶ所定員173名の認可保育所を開設、さらに来年に向けて量的整備を進める。

3.本年4月に定員40名の民説民営学童開所、来年も誘致を進める。

4.子ども・子育て支援コーディネーターを配置。

5.「第3次国分寺市特別支援教育計画」策定のための検討委員会設置。

6.学校トイレ改修、特別教室の空調設置。

7.都立多摩図書館との連携。

8.地域福祉計画実施計画の地域福祉推進委員会の設置。

9.認知症カフェ2ヶ所設置、認知症地域支援推進員3ヶ所配置、高齢者見守り相談窓口併設。

10.介護支援ボランティア制度の実施。

11.25歳から29歳までの若年層の健診。

12.障害者自立支援協議会の再編。

13.障害者差別解消法の合理的配慮と職員研修。

14.精神保健福祉業務の窓口一本化。

15.史跡ムサシ国分寺跡の整備。

16.生産緑地地区の追加指定促進=農地減少の抑制。

17.国分寺市魅力ある商業振興プランの見直し検討。

18.3.4.11号線周辺まちづくり。

19.西国分寺駅北口地区周辺まちづくり。

20.国分寺駅北口再開発事業の29年度ビル完成、31年度交通広場完成に向けて。

21.3.4.12号線の事業推進。

22.泉町に移転する国分寺消防署の建設と隣地の確保。

23.防災まちづくり推進地区の地区防災計画の策定、見直し。

24.特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化。

25.二灯式街灯のLED化。

26.避難行動要支援者登録制度の周知。

27.ぶんバス万葉ルートの実施とけやきルートの検討。

28.空き家のデータベースの充実と利活用。

29.住宅マスタープランの改定。

30.ごみの減量化、資源化への取り組み。

31.近隣市との連携促進。

32.公共施設適正再配置計画の策定。

33.証明書等コンビニ交付サービスの7月開始。

34.人事考課制度の全職員への反映。

35.嘱託職員制度の抜本的処遇改善。

36.新庁舎建設の検討。

などです。