及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

6月議会が終わりました。

2016-06-24 09:20:01 | 日記
6月1日から始まった議会は23日終わりました。

今回は議案が12本と少なく、そのうち4本が専決処分で議会は承認するものでした。

専決処分とは緊急に処理する必要があり、議会を開く間がない時にされますが、

議会の議決がいらないので必要最小限にすることになっています。今回、専決の必要性が

なかったものがあり、今後は慎重に対応すべきと考えます。



6月1日の本会議冒頭、甲斐議員が陳謝しました。

5月9日の議会運営委員会を無断欠席したことに関してでした。しかし、当日あろうことか

市の簡易酒気帯び検査キットで基準値以上のアルコールが検出されて大騒ぎになりました。

議長が文書で厳重注意しましたが、議員辞職勧告を出したいとの申し出があり、各会派で非公式に

調整していました。車を運転して来たかどうか本人に確認しようとしたところ、控え室で倒れ、

緊急搬送されました。その後1ヶ月の休養が必要であるとの診断書が出されました。

いろいろな意見があると思いますが、私は運転について公式に本人の確認がとれていないことと

何より本人が病気で休んでいるのに辞職勧告をだすことはないと思います。回復を待ち、本人から

事実を聞くべきで、決議などはそれからでも遅くないと思いました。

結局、問責決議となり全員賛成しました。

私は会派代表者として連日調整していて、皆さん大変だったと思いますが、こういうことで

時間がかかるのだなぁとつくづく感じました。



舛添都知事が辞職し都知事選挙になります。国分寺市議会でも都知事選の費用が補正予算で

5000万可決されました。長く政治家をやっていると公私の区別がつかなくなりがちですが、

それにしてもあまりにもひどくてあきれました。ご自身もそのことをずいぶん批判されていて

それが皮肉にもそっくりかえってきてしまいましたね。

それにしても辞めることが決まってからはだんまりで一連の疑惑はこのままなのでしょうか?


6月議会一般質問

2016-06-19 09:18:45 | 日記
6月3日に一般質問しました。

1.西国分寺駅北口周辺地区について

○基礎調査の結果は?→土地利用、都市基盤、緑・景観、安全・安心の観点から課題を整理した。

市民への意向調査もおこなった。駅前へのアクセスも3パターン検討した。

○調査範囲が、東が府中街道、西が3・2・8、北が3・4・6だが、府中街道の東側はどう考えるか

?普通に考えて西国分寺駅北口周辺に入るのではないか?→基礎調査は昭和54年の基本構想の

範囲。府中街道東側については現状のままでいいとは考えていない。北口周辺まちづくりと

あわせた検討を行うかどうか整理したい。

○昨年9月議会で西国分寺駅東口改札について質問した時、当時の政策部長が、「都市マスター

プラン等々をしっかり整理しながら全体的な西国分寺駅の北側のまちづくりを考えながら

やっていく必要がある」と答弁している。同感だ。駅全体の計画をたてる必要がある。範囲も

年月がたっているからこれを機に見直すのがいい。

○JRとはどういう関係になっているか?→現在は協議していないが、今後は双方の意向をふまえて

協議しながら進めていきたい。



2.待機児童について

○今年102人だが、この数字についてどう思うか?→整備をしても潜在需要が多く、まだまだ努力を

続けなければいけないという認識。

○既存の保育園の定員の弾力化と分園方式でどれくらい定員が増やせるか?そもそもの500名増員

計画はどの程度まで達成されるか?→数字ではなかなかだせないが、1園が1人ずつ拡充していけば

60名以上拡充できる。分園はまだやると言っているところがない。500人の目標は401人まで行っている。

○以前から言っている小規模保育所は、国の待機児童解消の緊急対策だが、なぜつくらないのか?

3才からの受け入れ先がなかなか見つからないということはデメリットだが、小さいので作りやすいとか

家庭的な雰囲気で6人から19人だから目が行き届きやすいなどのメリットもある。待機児で困っている

保護者にたとえばアンケートなどをとり、きちんと分析しているのか?→子ども・子育て会議で3歳からの

環境が変わるのは負担だろうと5才までの認可保育園で整備をすすめていこうなった。他市の状況をみると

3才の時に非常に苦労していると聞こえてきている。子ども・子育て会議で意見を聞いてみる。

○5才まではベストだが、待機児は平成24年の19人から102人になっているのは問題だ。頭を柔軟にして

考えてほしい。切実な声をくみ取り、総合的に冷静に分析し、客観的に判断していただきたい。



3.本多学童保育所の臨時職員に有給休暇が付与されていなかった件について

○対応結果は?→勤務予定日数と勤務実績のデータを一人ずつ確認し、妥当な比率にして再計算して、改めて

付与した。26年度、25年度もさかのぼってすべてのデータを確認して再精査して付与した。一人一人に

書面と口頭で勤務予定日数を話しているところ。

○泉と本多でなぜこんなに差があったのか?→本多学童が精査が足りなかった。

○3月に児童館・学童臨時職員の懇談会が今年開催されず、市側に対する意見を書く欄があるアンケートも

配布されなかったのはなぜか?→4月の機構改革で組織がかわりやらなかった。今回の件もあるので、一堂に

会して意見を聞く、話をする機会を設けたい。

○課内の会議ではなかなか意見が言えない方も多いのではないか。アンケートだけでもやって臨時職員の

意見をくみ取ってほしい。

○今後こういうことが起きないように何をしたか?→課長名で各所属長に臨時職員任用通知書に任用予定数を

記載するように通知し、勤務条件を明確にした。

○任用調書と任用通知書のどちらにも勤務予定日数は今まで入ってなかったのか?→どちらも入っていなかった。

→○他の部署で今回のようなことがなかったか調べたか?→確認させていただきたい。

○臨時職員は6ヶ月勤務で更新が1度だけで長くても1年だが、学童の臨時職員はだいたいどのくらい働いている

方が多いのか?→相当長い方がいると思う。→○臨時は臨時で一時的ではないのか。長ければ臨時ではない。

今後の課題として、長期間働いている短時間勤務の臨時職員について考えてほしい。→総合的に考えながら研究

する。



4.障がい者サービスと介護保険について

○調整の仕組みはどうなっているか?→障がい者サービスを利用している方で介護保険の対象になった方がその後も

円滑にサービスが利用できるように、市では6ヶ月前から本人と関係者でサービスの利用調整を始めている。

本人に連絡し、説明と同意を得て、介護保険の制度説明や申請手続きをはじめ、要介護認定やケアマネの決定などの

支援を順次行っていく。関係者会議を重ね支援方針を決定し、利用開始以降はケアマネが利用者の心身の状況や

サービスの実施状況を定期的にモニタリングし、必要に応じてサービス調整をしている。

○介護保険だけではサービスが十分に受けられない場合は障がい福祉サービスも併給できるが、具体的対応は市長村

に任されている。同じ状態でも市によってサービスが違ってくる。国分寺市は他市に比べて介護保険優先が厳しい

という意見があるが、どう考えているか?→障がいと介護の分野が連携しながらサービスの利用調整の仕組みを

構築してきた。利用調整は厚労省の通知書をふまえつつ利用者の生活状況や利用意向等を十分に聞いて支援方針を

決定している。

○参議院の厚生労働委員会の参考人招致で意見をのべたALS=筋委縮性側索硬化症のかたも介護保険と障がい者サービス

の利用は整合性を検討する仕組みが必要で、自治体に任せる前に国として検討するべきだと言っている。

○それ以外に市が把握している問題点と対応策は何か?→障がい者の相談支援専門員と介護のケアマネの双方のサービス

内容や支援における視点などについて理解が十分にされていない場合があるので、2年前から高齢者相談室と

障害者基幹相談支援センターが連携し、合同の研修や事例検討会を企画して、双方の理解が進むような取り組みを

している。

○今回の質問にあたっていろいろな人に話を聞いた。市は障がい者に不利益なことはしていないという方もいたが、

そうではないという方もいた。介護保険優先が以前は強かったようなので、それが根強く広まっている印象だ。

○ヘルパーさんがかわるのが一番大変だ。併給するにあたって市が納得する理由を考えるのが大変だ、併給のルール

が分からないという意見がある。

○最終的には市の会議で総合的に決めている。総合的に判断しているというのは誰が決めているか透明でない。

公平性が担保されていない。

○支給決定のプロセスを透明化し、併給のルールを明確にして、サービスが低下しないように、大きく生活が変更

しないようにさらなる配慮をしていただきたい。



5.府中街道での自転車事故に関連して道路問題について

(1)○恋ヶ窪駅の踏切について=踏切の中の歩道が20cmくらい狭くなっていて危ない。。小学生が100人くらい

通っていて、通学路にもなっている。他の踏切も確認したが、狭くなっていない。なぜ恋ヶ窪駅の踏切だけ歩道が

狭いのか?→理由はわからない。15cmから30cm狭くなっている部分がある。西武鉄道と東京都に対して現状を

説明して、拡幅の要請をしていく。

○通学路として安全だと思うか?→危険な場所であるということになる。

(2)3・4・6号線の道路照明灯について=北側に電柱が並んでいて道路照明灯がついている。16メートルの道路幅で

南側の歩道が暗い。対策をお願いしたい。→現地の状況を調査、確認して、街灯の設置場所、方法、予備措置等も

含めて対応を検討する。