及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

一般質問しました(9/3)③今後の財政運営について④自粛の影響について

2020-09-30 15:18:20 | 日記

3.今後の財政運営について

〇コロナの市財政への影響は大きい。GDPマイナス27.8%で雇用者の報酬の

落ち込み、残業時間の減少などで消費は簡単には回復しないと言われている。

税収の減少はどの程度見込んでいるか?⇒今の段階で言うことは難しい。

〇税収が減る前提で、施策の優先順位を決めていかなければならないが考え

はあるか?⇒市民生活への影響、支障があるかないかが判断基準になる。

また、先送りすることも方策としてある。予算編成過程でさまざま判断していく。

〇リスク低減にはいろいろある。先送りや規模の縮小など組み合わせていく

のが現実的。

〇気になるのは新庁舎の建設でこれから事業者の選定をする。新庁舎建設

に伴う財政運営方針では、庁舎建設基金残高50億円、財調30億円、公共施設

整備基金20億円堅持、公債費負担比率10%以下となっている。

今後の支払いは、来年度用地取得40.4億円、令和4年度4.1億円だが、令和5

年度と6年度にそれぞれ46.9億円と47.4億円の支出がある。見込みとしてどう

考えるか?⇒財政運営方針は変わることはない。

4.自粛の影響について

必要以上に自粛されているケースがあるのではないかという視点での質問。

〇全国の医療機関で緊急事態宣言中もやっていたが、受診率が前年同月、

5月で20.9%の減少で特に小児科と耳鼻科の落ち込みが大きく、小児科はほぼ

半減している。必要な受診はやらなければならない。特に予防接種や3~4ヶ月

健診は適切な時期に受ける必要があるがいかがか?⇒乳幼児健診は3月から

6月中旬まで中止していたが、今は再開している。受診を控える傾向があるが

乳幼児の健やかな成長のためには適切な時期に予防接種や健診を受けるこ

とが必要。丁寧に周知、啓発したい。(その後ホームページに注意喚起を載せて

いただきました。)

〇介護保険サービスと障害福祉サービスについてはかなり戻ってきているが、

基礎疾患のある方などについては戻り切れていないと聞いた。民間の大学の

調査でもサービスの利用を控えたことでかなり心身の機能が低下していること

が明らかになった。回復するのには時間がかかる。きめ細かい対応をお願いした

いがいかがか?⇒サービスの利用は個々の判断なので、市の立場からなかなか

積極的に働きかけるのは難しい。

〇強制的にはできないが、サービスはそもそも必要があって受けているのだから

対応をよろしくお願いしたい。

〇ごみと資源について=かなり増えて一時期出さないようにとのお知らせが来たが

今は落ち着いているのか?⇒昨年度と比較してごみ量は増えたが現在は大分落ち

着いている。

〇海外への渡航手段が途絶えて衣類・布類などがたまっているというニュースがあ

ったがいかがか?⇒当市では委託している事業者が国内で保管できている状況な

ので影響はない。

 


一般質問しました(9/3)①公共施設について②職員について

2020-09-30 10:26:17 | 日記

1.公共施設について

〇国分寺市は7/1から公共施設の再開フロー図で4段階になっているが、最後の

第5段階にはいつ頃なるのか?⇒現在のところ見通しはついていない。

〇段階分けはどのようにやったのか?⇒施設においてはさまざまな利用形態が

ある。感染予防に関する全国規模のガイドラインが設定されているのでそれを

もとに段階ごとのステップを決めた。

〇第5段階が調理室と小・中学校の体育館と特別教室だが、後者について第5段階

になっている理由は何か?⇒学校施設は児童・生徒の学びの場であり、学校教育の

保障、安全が第一であるから。

〇他市でもやっているところもあるようだが?⇒市内の感染者が増加している中、

外部の方が入る学校施設の貸し出しについては児童・生徒への感染リスクが高まる

ため再開の見通しはたっていない。

〇全国規模のガイドラインはあるのか?⇒承知していない。

〇市の判断だ。公共施設の使用については全国規模の団体のガイドラインが必要

であるのに市の学校施設についてはそれがいらないとはどういうことか?⇒子ども

たちのための施設であり、子どもたちのことを最優先に考えているということ。

〇子どもの安全を守ることはもちろんだが、再開についての一定程度のめどは必要

ではないか?みんなが納得できるガイドラインもない。国分寺市は他市より厳しい

という意見もある。市民要望も踏まえながらバランスをとりつつ、感染予防は大切だ

が、一定のめどは考えていただきたい。長期化することも懸念されている。長期的な

視点をもって考えていただきたい。

〇人数制限をしているがこれはどう考えるか?⇒今の段階では変更しない。

〇国や東京都もイベントの人数制限を緩和する方向だ。ある程度歩調を合わせて

少し緩和の方向も考えていただきたいがいかがか?⇒施設的な規模に差があるの

で適切に判断していく。

2.職員について

〇職員の感染は5名、関連施設で1名。保健所の指定する濃厚接触者とは別に市独自

で健康観察対象者を設けているがこれについて説明をしてほしい。⇒市でヒヤリング

して一定、接触機会のあった職員を感染症の最大潜伏期間である14日間を健康観察

期間としている。陽性者の復職の取り扱いも市独自の対応をしている。

〇ほかの市内の事業所で感染者が出た場合も適用されるのか?⇒まず保健所が対

応して、あとは事業所の判断になる。

〇一義的には保健所だが、保健所も6市担当している。地方自治体としてもある程度

の協力体制を考えるべきではないか。市内の事業所で感染者が出た場合は市でも

できる限りの対応をしてほしい。

〇職員のテレワークについて=西東京都市でやっていると聞いた。コロナや複合災害

を考えた時在宅勤務にシフトする必要があるが今後の予定はいかがか?⇒基本的に

必要性は認識している。課題はセキュリティの確保が一番で日々研究しているので

早急に対応したいと考えている。

 


9月議会が終わりました(9/28)

2020-09-30 09:52:28 | 日記

9月28日(月)、2日(水)から始まった9月議会が終わりました。

最終日にまたコロナ対策で東京都が65才以上の高齢者のインフルエンザ定期予防

接種の本人負担分2500円を補助することになり、その補正予算が審査されました。

10月1日から市内と近隣11市の医療機関で65歳以上と60才から64才までで慢性

疾患のある方が無料でインフルエンザの予防接種を受けられます。

例年は40%の接種率ですがプラス20%の接種率アップを想定しています。

来年の3月31日までです。早めにお受けください。

6ヶ月から小学校3年生までは1000円、2回分市が補助します。

その後、本会議で本定例会に提出されたすべての議案の採決が行われました。

共産党がGIGAスクール構想の補正予算に反対した他はすべての議案が全員賛成

で成立しました。

決算の認定については9月19日と24日のブログに詳しく書きましたのでご参照くだ

さい。一般会計と5つの特別会計、すべて認定されました。

本会議終了後、議運と代表者会議が開かれました。

代表者会議では、

1.選挙管理委員会委員・補充員については整理することがあるため保留。

2.その他

①隔年で行っている議員参集訓練は今年度は中止。安否確メールを最低2回行う。

②佐渡市との交流行事は中止する。

③浅川清流環境組合の視察を10月16日に行う。

ことが決まりました。

 

 


西国分寺駅南口ロータリーと駅前通りの工事が始まります(9/26)

2020-09-26 13:02:19 | 日記

西国分寺駅南口のロータリーと駅前からたましんまでの道路の工事が始まります。

事業者が決まったばかりなのでこの後資材の調達などで実際に始まるのは11月

になってからだそうです。

昨年にたましんから多喜窪公会堂を左折して多喜窪通りまでの工事が終わってい

ますのでその続きです。

ロータリーは中央部をタクシープールにするそうです。あわせてモニュメントのライ

トアップと水流も動かすそうです。また、西側にバスが2台停まれるようにするそう

です。

道路照明灯は雨のたびに何度も消えたのでLEDに応急措置してもらったものを含

めて8本取り換えるそうです。樹木が高くなって道路照明の効果が少なくなっている

箇所があるので対応を検討していただきたいです。

また、9本目がたましんと反対側の角にありますが、分電盤が同じらしいのでそちら

も取り換えてもらえるように要望しました。

工事は夜間を中心に行うようです。

 

 


立憲民主党に合流します(9/25)

2020-09-25 11:18:24 | 日記

9月25日(金)付で立憲民主党に合流することにしました。

いろいろと考えることはありますが、私は基本的に反自民勢力としての大きな塊

が必要だと思っています。

旧国民民主党は2018年5月7日にできて2020年9月11日に解党した歴史の短い

政党でしたが、考えの近い人たちの集まりだったので比較的居心地がよく、途中

から地方の意見も最大限に聞いてくれる風通しの良い政党でした。最後は国会

議員だけで解党を決めたのは残念でしたが、反対ばかりでなく政策提案型の中道

改革政党でした。しかしながら支持率の低迷が続き、なかなか国民の人気がでな

いのも厳然たる事実として受け止めなければならないと思います。

民主党から民進党、希望の党と立憲民主党への分裂はあれよあれよという間に

進み、民進党からは誰も衆議院選挙にでられないというのは大きな間違いだったと

思っています。他の党から出たい人の意思は尊重すべきですが、有無を言わさず

全員他の党へ移るなどとは言語道断で政党の私物化そのものです。私はそんな

馬鹿なことはおこるまいとたかをくくってましたが、まさかの事態にあいた口がふさ

がりませんでした。そして、排除宣言で全員は行けず、排除された人たちが作った

のが立憲民主党でした。日本人の判官びいき的な心理もあったのか立憲民主党

はものすごく人気がでで大躍進しました。その後国民民主党との綱引きがあり、特

に去年の参議院選挙で戦った地域は今でも大きなしこりが残っています。このまま

何回も選挙が続きお互いに戦うことになればさらに溝が深くなり、もはや合流はでき

ないので、今のタイミングが最後かと思います。

国会議員、地方議員それぞれ考えもあり、地域事情もあるでしょうが、私は7年8ヶ

月の長きにわたった安倍自民党政権には大いに失望し、公文書改ざんや忖度など

あってはならない政治が続いたことはまさに失われた7年8ヶ月だと思い、自民党に

対抗する野党の大きな塊をつくることが何よりも優先すると考え、新立憲民主党に

合流することにしました。

名前については別の名前にして新たな気持ちで一からスタートすべきだと思いまし

たが、どうしても立憲民主党に拘る人がいるのなら致し方ないとあきらめます。

気持ちを切り替えて、また新たに頑張りますので、よろしくお願いします。

写真=こくみんうさぎは気に入っていたので別れるのは残念です(-_-;)