及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

3月議会が終わりました。

2017-03-22 09:32:03 | 日記
2月17日から始まった3月議会は3月21日に終わりました。

予算は委員会同様賛成多数で成立しました。



今議会は冒頭で甲斐よしと議員に対する辞職勧告決議が提出され、全員一致で

可決されました(退席2名)。

甲斐議員は昨年6月議会で飲酒運転が疑われ、6月23日に問責決議が可決されま

した。その後9月7日の代表者会議で甲斐議員から一連の事実を認めた謝罪文が

出されています。その中で今後同じようなことがあれば議会のいかなる決定に

も従うとありました。

今回は辞職勧告決議を求める陳情があり、それが2月17日に採択されたため

なされた陳情でした。

私は、議員の進退については本人が決める、本人は謝罪し次は議会の決定に従う

と言っている、罪を認め謝罪している人を全員でそれでもやめろということは

できないと考えて、退席しました。



3月4日から、国分寺駅、西国分寺駅の発車ベルが、「電車ごっこ」と「一番星

見つけた」「国分寺市の歌」になりました。

電車ごっこと一番星見つけたは長年国分寺に住んでいた作曲家の信時潔さんの

作曲した歌です。信時さんは1・2・3・4小、1・2中の校歌も作曲しています。

短い時間ですが、ちょっと耳をかたむけてみてください。





今年の主要事業

2017-03-16 10:01:17 | 日記
今年は新たな総合計画「国分寺市総合ビジョン」が始まります。

ビジョンに掲げる「未来のまちの姿」実現に向けて、以下の主要事業に取り組む

としています。



1.高齢者運転免許証自主返納者にぶんバス無料パスを支給

市内でも問題になった高齢者の自動車交通事故を未然に防止するため、運転免許証を

自主返納した65歳以上の高齢者にぶんバスの無料パスを支給します。8月からスタート

予定。

2.高齢者の自助力向上のためブルーシート配布

災害時に要配慮者となる75歳以上のひとり暮らし高齢者に様々な用途に使用できる

リスキューシートを支給します。高齢者が防災の重要性を再認識し、事前に備えることで

高齢者の自助力向上をめざします。

3.庁内窓口へ筆談サポート電子メモパットを設置

昨年施行された障害者差別解消法の規定に基づき、聴覚障がい者への配慮として、窓口、

受付業務の多い部署に電子メモパットを37個設置し、筆談によるサポート支援をします。

4.妊娠期からの出産・子育て応援ゆりかご・こくぶんじ事業

妊婦に対して保健師による面接や育児支援プランを作成し、面接後に出産・子育てに

役立つ物品を支給し、妊婦を支援します。

5.義務教育就学児医療費助成制度の一部所得制限撤廃

小学校3年生までの所得制限を撤廃します。

6.民設民営保育所の誘致などで待機児童解消を推進

本年4月に3か所で定員228名の認可保育所開所、2か所の既設保育所で28名の定員増、

30年2月に定員76名の認可保育所を開所し、待機児童の解消に取り組みます。

7.保育士宿舎借り上げ支援事業

保育士用宿舎を借り上げる事業者に家賃の一部を補助します。市内限定、上限7万。

社会保険の適用者が対象です。

8.小学校トイレの洋式化、特別教室のエアコン設置

3小、8小、9小のトイレ洋式化で小学校の洋式化は完了します。1小、5小、6小、7小の

特別教室にエアコンを設置します。6小で水道直結給水化工事をします。

9.こくぶんじ青空広場事業

市内の公園で午前中は乳幼児の、午後は小中学生の遊び場、居場所をつくります。

10国立駅高架下市民利用施設

国立市と共同で整備を進めている国立駅高架下施設には市民サービスコーナーができ、

各種証明書の発行や申請書の取次、予約図書の貸し出しなどのサービスが受けられます。

11.再開発ビルの竣工、交通広場の整備

国分寺駅北口再開発ビルは30年2月に竣工予定です。交通広場は31年度の完成予定です。

あわせて交通広場の地下には3000台の自転車駐車場が広場とともに完成します。

タウンネーミング3案を市民投票で決定します。

12.再開発ビル5階に公益フロアを整備

西街区ビル5階に公益フロアができます。市民サービスコーナー、図書コーナー、ホール

などができる予定です。

13.都市計画道路3.4.12号線事業に着手

交通広場から北へ伸びる3.4.12号線は幅22m、延長335mの都市計画道路です。

今年度から用地取得に先立ち説明会や物件調査をおこないます。

14.クラウドファンディングを活用した観光案内版設置

国分寺駅、西国分寺駅から史跡方面に、1本10万円で20本観光案内版を設置します。

不特定多数の人からインターネットを利用した寄付をつのる手法であるクラウド

ファンディングを活用します。

15.鉄道事業者によるホームドア整備への協力

私も一般質問したホームドア事故の防止のため、西武鉄道と連携しても西武国分寺線

多摩湖線の国分寺駅におけるホームドアの設置、恋ヶ窪駅における点状ブロック設置

に向けた取り組みを開始します。

16.まちの魅力発信事業

宇宙×国分寺のペンシルロケットやこくベジ(国分寺産野菜の活用)、また東京都の

重心、交通の便の良さ、史跡、湧水、瓦、名水100選など国分寺の魅力を生かした事業

について各委員からいろいろな提案がありました。個人的には「パワースポット」で何か

できたらいいのではないかと思いました。



予算特別委員会が終わりました。

2017-03-16 09:35:22 | 日記
3月議会は2月17日から始まりました。

17日は市長の施政方針演説、19日の日曜日は日曜議会で各会派の代表質問でした。

わが会派は民進党の伊達議員でした。

3月6日から15日まで8日間予算特別委員会がありました。

今年私が委員長でした。公平で効率的な委員会運営に努め、委員の皆様、また答弁者の

多大な協力のもとスムーズな委員会運営ができたと思ってます。とはいえまだまだ課題も

多いので来年以降さらに充実した委員会となるように努めたいです。



29年度予算は一般会計が496億、特別会計を含む全会計では980億となり過去最大規模

になりました。これは国分寺駅北口再開発事業の保留床処分金の135億円の入金が

今年度予定されているためです。

また、前年度から引き続き全ての事務事業をゼロベースから見直し積み上げる方式で

今年度も財政調整基金の取り崩しをしない収支均衡予算となりました。



歳入は市税を前年度5億増の226億と見込み、歳入全体の46%、駅特会からの繰入金75億、

寄付金はふるさと納税4000万を見込んでいます。

市債残高は297億となり25年の410億から113億減となりました。

基金残高は財政調整基金に43億、庁舎建設基金に21億積み増し、財調59億、基金全体で

114億となり、大幅に増加します。



歳出では相変わらず減らない待機児童解消のため民設民営保育所の整備を進めるため

民生費が202億となり構成比は40.6%、人件費は71億、教育費49億、衛生費40億、

土木費39億などです。