岩戸寺は養老2年(718年)に仁聞菩薩によって開かれたと伝えられる古刹。2021.11.27
参道の仁王像
寺の入口に立つ一対の仁王像のうち、右側の阿形像には文明10年(1478年)の銘があり、在銘の丸彫り仁王像としては日本最古のもの。
参道の鳥居。国東は神仏習合なので寺に鳥居があり、神社に仁王像が普通にあります。
国東最古とされる岩戸寺の国東塔。鎌倉時代後期(1283年)の作品。
修正鬼会の行われる講堂
国東塔と講堂。このあたりははまだ青葉、ようやく色づいてきたところです。
岩戸寺から文殊仙寺へ行くとなにやら様子が変わっていました。
文珠山の中腹にある文殊仙寺は、日本三文殊のひとつとも数えられ、648年に役行者(えんのぎょうじゃ)により開基されたとされる古刹です。
阿形の仁王像
吽形の仁王像
仁王像から本堂付近までは約300段の石段が続きます。
文殊仙寺の鐘楼門。応永4年(1397年)作の梵鐘がさがっています。巨大な宝篋印塔が、この門をくぐるとみえてきます。
いい音のする梵鐘。自由につけます。
宝篋印塔。国東半島の石造物のうち、丈が最も高いもの。天保4年(1832) の建立。(高さ9m)
雰囲気のある鐘楼門です。
文殊仙寺は紅葉の名所ではないので、紅葉を期待すると期待はずれに終わります。
文殊仙寺を取り巻く岩峰群がそびえたつ景観は、文殊耶馬と呼ばれ、国指定名勝になっています。
文殊仙寺近くのため池。昨年オシドリがいたので覗いてみると、今年も来ていました。
この日最後のお寺は安国寺。
阿形の仁王像
吽形の仁王像
国東塔
国東からは杵築の守江湾沿いを帰りました。
ヒドリガモ
ヨシガモ
オナガガモ
ユリカモメ
紅葉も終わったし、12月からは野鳥撮りです。
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