カメキチがわが家にやって来て5年が経ちました。
転居の折も私とアーバンライナーに乗って
飼育ケースとほんの小さな荷物で連れてきました。
以前勤めていた文具売り場の子供達の飼育用の亀でした
。
夏も終わり
カブトムシやクワガタは売れてしまい
2ケースの亀が残りました
。
引き取り手のなかった亀です。
2ケースの亀たちは半額処分になりました。
それなら・・・ということで買い求め世話をしだしたのです。
2匹の亀は元気すぎて暴れまわる亀
と
口の変形した〔上あごと下あごが閉まらない〕どう見ても ぶさいくな亀
です。
その2匹が敬遠されるのも無理ないなと
毎日世話をしながら思っておりました。
元気な亀は色もよくハンサムな亀で
餌もよく食べ順調に大きくなっておりました。
口の変形した亀は甲羅が大きくいわゆる可愛くない亀です。
餌を食べるが下手で
食べたいのですが口の中に入れることが出来ず
いつも動き回っては空振り?していました。弱って死んでいく様でした。
冬まで持つかなと思いながら世話をしておりました。
その亀たちは11月になると動きが鈍くなり
餌もあまり食べなくなりました。
半冬眠に入ったのです。
それが幸いしたのか・・翌年の5月頃までは鈍い動きで餌はほんの少しでよかったのです。
春 亀たちの活動が活発になった時
ハンサムな亀はどうしたことか死んでしまったのです。
2匹一緒に少し大きなケースに入れた事が良くなかったのか。悔やまれました。
体の大きいぶさいくな亀は相変わらず食べるのが下手です
。
口のそばに餌を沢山入れて食べるのを確かめて世話をし続けました。
2年3年、4年と経つにつれ
ぶさいくだった亀も口の歪みもなくなり、
どうしてそうなったのか不思議ですが・・・食べる動作で変形していったのか今ではすっかり可愛い大きなたくましい亀〔体調10cm〕となっております。
臭い匂いの放つくさ亀です。
大きくなるにつれ、半冬眠だった冬眠も すっかり5ヶ月間の冬眠になったようです。
今年は殆ど動きません。
早く目がさめて
カメキチと呼ぶと石の上に乗り首を伸ばしてクンクンとするしぐさをまっています
。
今年は暖かいので早く目が覚めるかな・・・。
カメキチ2号〔カメラ好き〕がまっています。