〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書くgooブログ

〔令和6年〕年賀@フォト回顧ログ〈7〉

2024-01-02 | 年賀@フォト回顧ログ

〔令和6年〕

〈百花繚乱〉徳島県三好市 密厳寺

 

写真の見た目は、色んな花咲く「百花繚乱」であるが、色とりどりの大輪の花咲く牡丹園である。

三好市池田町の高台に佇む「密厳寺」は、そこからの展望と牡丹が見所の寺である。

 

世の中はコロナ禍が終息を迎え、再び活気を戻してきた。

一方、長かったコロナ禍に慣れてしまい、つい出不精になってしまった昨今、無駄な時間が過ぎていく。

これもコロナの後遺症なのかね?

 

また、昨年から高齢者に入り、気力や身体にガタも目立ち出した。

未だにブログの更新が滞っている。

今後は好きな事を後回しにせず、真っ先に手をつけたいものだ。

ただ、写真を撮る前に青写真を描く事が先決問題なのだが…?

 


◆平成6年から始めた写真年賀状の変遷〔平成6年~令和6年〕現計31枚

〈1〉〔平成  6年〜平成  9年〕年賀@フォト回顧ログ

〈2〉〔平成10年〜平成15年〕年賀@フォト回顧ログ

〈3〉〔平成16年〜平成20年〕年賀@フォト回顧ログ

〈4〉〔平成21年〜平成25年〕年賀@フォト回顧ログ

〈5〉〔平成26年〜平成30年〕年賀@フォト回顧ログ

〈6〉〔令和 元年〜令和  5年〕年賀@フォト回顧ログ

 

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〔平成31年(令和元年)〜令和5年〕年賀@フォト回顧ログ〈6〉

2023-01-01 | 年賀@フォト回顧ログ

〔令和5年〕

<里山の赤>徳島県神山町

 

昨年は父の葬儀と(続々)コロナ禍により、春の花見時期以降は県外に出る事もなく、近くの里山を見上げるばかりでした。

昨年の「深山の白」に対比する「里山の赤」、去年から決めていました。

時間は有限なんだけど…。

時間がたっぷりあっても、ブログの更新が早春以降滞っているのが情けない。

 

 

〔令和4年〕

<深山の白>徳島県那賀町

 

昨年もコロナ禍が蔓延する中、県内深山(▲南高城山)で初夏の陽光を浴びたシロヤシオ群が白く輝く珊瑚礁のように清々しかった。

昨年の上期は、まずまずの出足だったが、全国的にコロナ第五波が蔓延し出すと一気に意気消沈、肥満から老化が進み近隣の里山歩きに終始、ブログの更新も4月中旬以降滞ってしまっているのが情けない。

 

 

〔令和3年〕

<里山回帰>徳島県徳島市入田町

 

昨秋の県内紅葉旅の最終日、▲西龍王山の中腹に立つ第13番札所の奥の院「建治寺」から石井町の里山▲気延山から続く尾根筋を眺めた1コマである。

昨年はコロナ禍で、静かな里歩き、山歩きに終始「里山回帰」の年となりました。

なお、世間はコロナ一色で騒々しいが、里の花々や山の紅葉は例年にも増して彩り豊かでした。

 

 

〔令和2年〕

<清心の悟り> 徳島県鳴門市大島田

 

昨年たくさん回ったウオーキングの途中、徳島県鳴門市島田島で立ち寄った早朝の古代ハス群落である。

ここのハス群は、1951年に千葉市の落合遺跡で発掘された古代種を発芽させ育成し、島田島での観光資源としたものである。

ハスの花は、早朝に咲きだし昼前には閉じていく、しかも1年の内で3〜4日の短命であるという。

花言葉は「清らかな心」「神聖」で、泥水を吸い上げながらも美しい大輪を咲かせるハスの様子は、仏教にも継承され智清や慈悲の象徴として、死後の極楽浄土に咲く花としても親しまれている。

 

 

〔平成31年(令和元年)〕

<有終の美> 広島県 比婆山登山道

 

中四国山行旅行に出た一昨年の秋、広島県の比婆山連峰を登山中にふと目が留まった。

朝日を受けた色どり鮮やかな落葉の絨毯が、平成の終了と重なった昨今になって思い出された1コマである。

なお題名は、今年でなければ「憂秋の美」だっただろう。

 

「災いの平成」が終わりを告げ、災い転じて福となす如く、猪突猛進出来ますよう祈念したい。

 


◆平成6年から始めた写真年賀状の変遷〔平成6年~令和5年〕現計30枚

〈1〉〔平成6年〜平成9年〕年賀@フォト回顧ログ

〈2〉〔平成10年〜平成15年〕年賀@フォト回顧ログ

〈3〉〔平成16年〜平成20年〕年賀@フォト回顧ログ

〈4〉〔平成21年〜平成25年〕年賀@フォト回顧ログ

〈5〉〔平成26年〜平成30年〕年賀@フォト回顧ログ

 

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〔平成26年~平成30年〕年賀@フォト回顧ログ〈5〉

2018-06-26 | 年賀@フォト回顧ログ

〔平成26年〕


〈望郷の頂〉北海道 北鎮岳方面/ニペソツ山登山道

北海道の中央部、東大雪の雄▲ニペソツ山を登っている時に出会った1コマである。
苦しい登りに一息つこうと立ち止まり、たまたま振り返った。
その時、被っていたガスが一部分はれだし、残雪の山々が微かに見え出したのである。
見えているうちにと急いで数枚撮った中の1コマである。
一期一会の山旅では、時として予期せぬものが現れるものです。
いろんな出会いが山歩きの最も大きな醍醐味であると考えております。



〔平成27年〕


〈覚醒の森〉福島県 二岐山の山中

登山道中は何でもない風景であるが、画像を見て大変気にいった1コマである。
写真は元来観る人によって好き嫌いがあるものだが、
こうした見過ごしてしまうような1コマを撮れたことが、山歩きをより楽しいものにしてくれると思えるのである。

 

  

〔平成28年〕

〈錦繍の渦〉宮城県 栗駒山

 

九月中旬の北海道大雪山系から南下した紅葉前線、九月下旬の奥羽山脈で最高潮に出会えたようだ。

全く東北の紅葉は素晴らしく、何処へ行っても期待を裏切られることはなかった。

錦繍の山肌が渦巻くような光景に、くぎ付けになったのを記憶している。

 

 

〔平成29年〕

〈天空の響〉新潟県 魚沼丘陵

 

秋の関越紅葉山行で▲稲包山登山口へ向かう途中、新潟県の魚沼丘陵付近から素晴らしい光忙が目についた。
急いで近くに上れる高台を探し、古びたスキー場に通じる狭い管理道を駆け上がった。
そこでは、 高鳴る鼓動と共に コメ処魚沼を照らす「天空の響」が聞こえてきた。

 

 

〔平成30年〕

初冬の装い> 岡山県 恩原湖畔

 

秋の紅葉山行時、以前に何度となく訪れた岡山県恩原湖畔での早朝風景である。

晩秋の時期、身も凍える明け方にカメラを構え、朝日が射した時にシャッターを切る。

この時期、湖畔周辺は紅葉の盛りであるが、湿原の草木には降りた霜が凍りつき、既に初冬の装いを見せていた。

もう間もなく長く閉ざされる、冬の到来を予感させる1コマである。

 

なお、ここの場所は〔平成8年〕の年賀状「早春の湖畔」でも使用している。

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〔平成21年~平成25年〕年賀@フォト回顧ログ〈4〉

2018-06-26 | 年賀@フォト回顧ログ

〔平成21年〕


〈山上の秋宴〉新潟県 八海山/中の岳頂上避難小屋付近

越後の枝折峠から魚沼駒ヶ岳~中の岳~丹後山を縦走し、十字峡へ下山した時の1コマである。
好天の登山日和に恵まれた中の岳の頂上避難小屋前から紅葉越しの八海山方面の夕景である。
駒ヶ岳、八海山を目前に全方位を見渡せる小屋つきの好撮影地であるが、山深く天水しかないのが残念である。
今回もテントと飲み水の重荷に苦しんだ。
何とかフラフラでたどり着いた小屋では、先客で八海山から越後三山を回っている新潟出身の青年と同宿した。
朝夕の素晴らしい景色に感動し、水さえあれば、もう一泊したいくらい何とも居心地の良い「山の隠れ家」だった。

この山行以来、重装備の泊縦走に行っていない。
苦労するほど充実感があり、記憶に残るものだが、身体的なこともあるが車を使った旅行感覚のお手軽日帰り登山に慣れてしまうと、また違った楽しみを求めての山歩きとなっているのかもしれない。





〔平成22年〕


〈雲上の朝〉徳島県 一の森山頂付近

ここは過去何度か撮影したことがあり、県内では定番の日の出の撮影地でもある。
ここはポストカードサイズでのプリントよりも、パノラマサイズ以上が適していると思った。
山登りでの撮影が増えた昨今では、パノラマサイズが常態化している。



〔平成23年〕


〈天空の要塞〉新潟県 八海山(釈迦岳)/(魔利支岳山頂付近)

岩峰ピークがたくさんある八海山でも、魔利支岳から望む下り方面の釈迦岳が最も絵になると思った。
ただ今回は画角サイズで誤っている。ここはスクウエアーサイズが適していると思ったが、年賀状写真なので仕方なかった。



〔平成24年〕


〈夕照の窓〉富山県 立山/雷鳥沢キャンプ場付近

立山山麓の雷鳥沢キャンプ場にテントを構え、数日間周りの山々を日替り登山をしていた。
ここは周囲を山々に囲まれた窪地で、朝夕必ずって言うほどガスと光のドラマがある。





〔平成25年〕


〈悠久の輝跡〉青森県 十二湖 (青池展望台)

東日本山行の途中、リフレッシュにと立ち寄った観光地である。
光がなければ、何の変てつもない暗い池である。
それが一旦光が差してしてくるにつれ、輝かしい光芒と共に池の底が透きとおり沈んだ枯木が現れる、何とも神々しい様相に変貌する池なのである。
その後、何となく幸せな気分になるから不思議である。

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〔平成16年~平成20年〕年賀@フォト回顧ログ〈3〉

2018-06-26 | 年賀@フォト回顧ログ

〔平成16年〕


〈古都の霧景〉奈良県 大蔵寺近辺

有名な撮影地であるが、好きな霧景色を求めて一度は撮ってみたかった場所である。
適度の霧と光があれば、いくつものカットを撮影出来ます。




〔平成17年〕


〈光一点〉長野県 鉢伏山登山口近辺

鉢伏山登山口への移動中、車中からハッと見つけた1コマである。
消えないうちにとドキドキ、ワクワクした感動を記憶している。




〔平成18年〕


〈爽明〉四国山地/徳島県 天狗塚頂上

秋の空気の蒼い透明感に浸りながら撮影した。
遠く愛媛県の石鎚連峰までくっきりと確認出来ました。
日が短いために夕景までは撮影できず、下山時にはあっという間に真っ暗になりました。


この年以前と翌々平成20年の写真は一眼レフカメラ(リバーサルフィルム)で撮影、その後はコンパクトデジカメに よる撮影データを使用している。
プリントは、平成9年の写真まではダイレクトプリント、平成10年以降はレーザープリントで作成している。

デジカメで撮るようになってからは、優しい写真はいくらでも簡単に撮れるが、キリッとした厳しい写真が全く撮れなくなったように感じている。



〔平成19年〕


〈谷間の秋〉群馬県 谷川連峰縦走登山道

谷川連峰の馬蹄形縦走を計画して三度目、過去には道間違いと台風接近で敗退、
ようやく何とか達成した時の1コマである。
天候に恵まれない中での出発で、念のためのテントを担いでの重荷で苦しい山行だった。
まだ谷川岳肩の小屋までの登りを残すころ少しガスがはれ、目にした斜面一面の紅葉模様に感動しながら慌てて撮影したが、その後すぐ再び濃いガスに包まれてしまった。
まるで、悪天候で苦しい山行のご褒美のようなひとときだったのを記憶している。





〔平成20年〕


〈天地の狭間〉長野県 極楽峠展望台

台風一過の明け方、展望地まで落石を避けながら恐々と車を走らせた。
天候が変化するとき程、予想外の写真が撮れるものです。

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〔平成10年~平成15年〕年賀@フォト回顧ログ〈2〉

2018-06-26 | 年賀@フォト回顧ログ

〔平成10年〕


〈雲上光響詩〉長野県 御嶽スカイライン中腹(スキー場)

夜寝ずに高速を飛ばし、たどり着いた御嶽スカイライン途中にあるスキー場。
セピア調に染まった雲海の山並みに、降り注ぐ光芒のシャワーから、夜明けのシンフォニーが聞こえてくる。 
まさに「雲上光響詩」。
今後の撮影テーマを「山岳」と「雲海」に方向付けた「記憶の一枚」である。
撮影後、初めての3000M峰「霊峰御嶽」に登り、下山するやいなや木曽駒へと走った。

*2014.9.27 突然の御嶽山大噴火により、死者多数の戦後最悪の火山災害となってしまいました。




〔平成11年〕


〈霧のあけぼの〉兵庫県 大撫山山中

一般的な撮影場所を避け、真っ暗の中、狭い林道を突き当たりまで四駆を走らせた。
前面の霧が動きだし、前景の木立が浮かび上がった時がシャッターチャンスだ。
ちょうどその時、空が上品なピンクに染まり、クリーミーな霧に仕上がった。
この場所は、前面に植林の木々が多く、もう撮ることは出来ないであろう。
誰もいない場所で、思い通りの写真を撮り終えた時の快感は、何とも言い難い。
その意味で必ず「記憶の一枚」となる。
さあ、霧がはれるまで、ゆったりと「至福の時」に浸ろう。



〔平成12年〕


〈赤光のベール〉岡山県 弥高山

明け方には、色彩のドラマがある。
暗闇の中から現れた白い霞みがピンクに色づき、赤光で頂点を迎える。
その後、セピア調に変貌し、色褪せながら終焉となる。
撮り終えたころ、隣から聞こえてきた。
「この世のものとは思えんのう。」
この言葉に象徴された「幻想の世界」を満喫した。
その意味で「記憶の一枚」である。
そして色褪せる頃、「現実の世界」に戻るのである。



この頃から、有名地での写真撮影と共に、風景の稀少性を求めての登山活動に興味が湧いてきました。


〔平成13年〕


〈霧の海〉広島県 高谷山/霧の海展望台

撮影の時には、雲行き怪しく残念に思った。
しかし、時がたつにつれ大好きになってきた1コマである。
モノクロのバランスが絶妙である。
そういう意味での「記憶の一枚」である。




〔平成14年〕


〈霧の宝石箱〉鹿児島県 矢岳高原(展望台)

この頃に恒例となっていた正月の家族旅行で撮影した1コマである。
夜明け前の街の灯りを宝石に見立て、広く発生した朝霧が薄いベールとなって淡く輝く様を撮影したものです。




〔平成15年〕


〈深閑の樹景〉青森県 酸ヶ湯温泉旅館

厳寒の八甲田。
見るからに寒そうだ。
が、実は、酸ヶ湯温泉旅館の部屋から見た樹林である。
至るところに写材はある。ただし運も必要である。
幸運に恵まれた「記憶の一枚」である。
久しぶりにゆっくりと朝食をとり、もうひとつの目的である「湯治」に移ろう。

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〔平成 6年~平成 9年〕年賀@フォト回顧ログ〈1〉

2018-06-26 | 年賀@フォト回顧ログ

◆平成6年から始めた写真年賀状の変遷



〔平成6年〕

〈朝焼けの海〉徳島県 大神子海岸

カメラ撮影に興味を持ち始めたころの作品である。
車中泊していたが、辺りが白んでいるのに気づき、慌てて海岸へ急いだのを覚えている。




〔平成7年〕

〈暁雲北ア〉槍、穂高連峰/岐阜県 乗鞍スカイライン展望所

午前3時半、ゲートの開門を待つ。
目的は、スカイラインからの日の出である。
終点手前の展望場所で日の出を待つ。
その直前のことである。
北方に燐立する北アの盟主「槍・穂高連峰」の頭上に現れた巨大な吊るし雲の集団が気になる。
急遽目的変更だ。最高の色合いに染まる時、シャッターを切る。
自分にとっては、一生に一度会えるかどうかの暁雲である。
色褪せる頃、猛烈な寒さが甦ってきた。
写真にのめり込むきっかけとなった「記憶の一枚」である。




〔平成8年〕


〈早春の湖畔〉岡山県 恩原湖畔

明け方前、除雪された湖畔に車を停めた。
ウトウトしながら、樹間から朱色に染まりかけた空が見えた。
飛び起きて道端にカメラを立てた。
ピンクの天空が、雪解け間近の湖畔に投影してきた。
その前には、冬を耐え、春待つ木立が三本。凛として立っている。
想いも薄れぬうちにと、夢中でシャッターを切る。
思わぬところに被写体を見つけた「記憶の一枚」である。
天空ショーが終わりを告げるころ、湖面に除雪された雪塊上に立っていることに気がついた。




〔平成9年〕


〈湖畔の象形〉広島県 八幡原湿原

明日の雲海撮影に備えて、掛頭山山麓の駐車場で車中泊した。
夜中に寒くて目が覚めた。外を見るとシンシンと、かなりの雪が降り積もっている。
動けるうちにと、雲海撮影を諦め慌てて下り、集落近くに移動した。
雪景色に憧れ、チェーンを買って八幡原湿原へ向かった。
程よく木々に降り積もった雪景色に感動しながら、撮影に没頭した。
翌春に、再度訪問したが、この時の面影は全くなかったのを覚えている。
ほどよい雪がある種の感動を造り出すのだ。そうして「記憶の一枚」となる。


◆この年以前のプリントはダイレクトプリントで作成している。

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