昨夜は、寒霞渓山頂の駐車場で車中泊をしていたが、思った程の寒さではなかった。
やかんに一台のクルマがやって来ただけで、ウロウロしながら帰って行ったようでした。
ただ、寒霞渓からは日の出を望むことは出来ないようです。
誰もいない中、展望台付近で朝の撮影をして回った。
[朝日を受ける前なので、画面が青白い]
ここには、かなり以前に来た記憶があるが、場面としては思い出せない。
[山頂付近の紅葉は終盤ながら、中盤にかけて見頃との情報である]
朝日が当たっていないので、紅葉にも鮮やかさが見られない。
[ただ、中景付近も赤味が少ない様に感じたが…?]
朝は記念写真を撮ってから、表参道登山口になる山麓のロープウェイ駅舎のある紅雲亭に向かった。
[途中で、朝日に煌めく瀬戸の海原を撮影]
[中腹で見つけた赤味の強い紅葉模様]
中腹のロープウェイ山麓駅前の駐車場にクルマを停めて、表山道を出発した。
[表十二景(青色)山道を辿って▲星ヶ城山に登り、裏八景(赤色)山道を下る予定]
[表十二景山道登山口の紅雲亭付近]
表山道からは、表十二景と言われる大小の岩峰群に映える紅葉が色鮮やかである。
[紅葉が映える、玉筍峰(ぎょくじゅんぽう)/錦屏風(きんびょうぶ)/蟾蜍岩(せんじょがん)の各岩峰群]
他にも荷葉岳、女蘿壁、層雲壇などの岩峰群がある。
[簡易舗装で整備された、表山道を登る]
朝方の山道で出会う人は、殆ど居なかった。
[目前に烏帽子岩が目立つ]
[ロープウェイは、岩峰群の間近を進む]
[展望抜群の四望頂付近の遊歩道から見下ろす]
[内海湾方面の眺望が素晴らしい]
[ようやく陽射しも射してきた]
ぼつぼつ観光客が増えてきたようだ。
[浸食された岩峰群と紅葉のコントラストが素晴らしい]
[思わず、こういうポーズが飛び出すのも頷ける景色だ]
稜線伝いの遊歩道を東へ進めば、多くの観光客がいる寒霞渓頂上園地(611m)に飛び出る。
[頂上園地には、名物の瓦投げ展望地や賑わう土産物売場がある]
ロープウェイ山頂駅の奥には、朝方にも見た展望台がある。
[見上げる紅葉を進めば、展望台がある]
[寒霞渓頂上園地の展望台から望む大パノラマ]
この小豆島でも、中華圏の観光客が多いことに気づく。
[賑わうロープウェイ山頂駅付近]
[頂上園地では、観光バスやマイカーで大にぎわいであった]
[次々に観光客が降り立つ頂上園地]
その後、頂上園地を離れると一気に静かになる。
東側へ進み、芝生広場になっている▲三笠山(671m)を過ぎる。
[黄葉を透過する光が煌めく]
[休憩場所にちょうど良い芝生広場]
更に東側へ緩い上り坂を進んで行く。
もう、行き交う人も殆どいないようになる。
[足元に目を落とすと、落ち葉で埋まった中に光の演出がある]
星ヶ城神社を過ぎて、星ヶ城園地の案内看板を過ぎれば、まもなく西峰(805m)に到着する。
[西峰からの素晴らしい眺め]
[安山岩の巨岩が重なる西峰絶壁からの眺め]
[最も展望の良い西峰からの素晴らしい眺めを堪能する]
東西両峰付近には南北朝時代の城塞として、空壕や鍛冶場、水ノ手曲輪や烽火台などの跡が発見されているようで、この辺りは正に天然の要害だったのだろう。
最高峰の東峰(817m)へは、更に鞍部へ降りてから南東へ登る。
そこには、一等三角点と共にパゴダのような大きな石積みが鎮座していた。
[これは城の遺構ではなく、後に造られた祀の一部]
ここからの眺望も良く、播磨灘方面からの日の出も望めそうである。
[穏やかな瀬戸の海を望む]
ここで、遅い昼食を食べて休憩した。
しばらくして単独の登山者がやって来たくらいで、ノンビリしていた。
ここでUターンして、再度頂上園地へ戻った。
園地からの下りは、裏山道を石門経由で下ることにした。
[見晴らしの開ける松茸岩付近からの素晴らしいパノラマ]
[オレンジ色を主体とした一面の紅葉が広がる]
[たまに目に留まる真っ赤な紅葉]
[こちらの裏八景たる、岩と紅葉の彩りも素晴らしい]
しばらく下って行くと、天然の芸術「石門」を潜る所を通過する。
[見下ろす木々は紅葉に、見上げる木々は黄葉に彩られた「石門」]
[最後には、紅葉と黄葉が入り混ざった、岩峰が目についた]
こうして車道に降り立ち、再度クルマを停めた紅雲亭の駐車場に向かった。
[今が盛りの猪ノ谷池付近の紅葉が鮮烈であった]
[彩り鮮やかな紅雲亭ロープウェイ山麓駅付近]
その後はコンビニで夕食後、再びサン・オリーブ温泉で入浴し、下段の道の駅「小豆島オリーブ公園」で車中泊にしました。