〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書くgooブログ

20190527 人里近い深山幽玄の世界〔神山町雨乞いの滝〕酷道193号線を北上して今行程を終了

2019-05-27 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

夕方まで少し時間があるので、ウォーキングコースとしてまだ残っていた神山町の「雨乞いの滝」に向かった。

さすがに中部山系は滝王国だけあって、道沿いに流れ落ちる滝が現れる。

[土須峠の北方で道沿いに現れた、出会い滝]

 

[なるほど、上部で出会った流れが合わさって流れ落ちる「出会い滝」]

 

その後に通る「岳人の森」では、今ならヒメシャガの群落が見られるかも?と、宿の若主人に尋ねたが、最盛期は過ぎたようだったので、今回はパスして雨乞いの滝へ急いだ。

[暗くなる前に、駐車場を出発した]

 

[この滝は一昨年の秋に訪問したので、今回は新緑の時期に再訪した]

 

[神山町内の名所写真がずらり]

 

沢沿いに造られた遊歩道を緩やかに登って行くと、次々に小さな滝が現れる。

夏でも涼しく、家族連れの渓流ハイクにはもってこいだろう。

途中にある滝の規模は小さい。

[不動滝の側には誰が置いたか、タヌキ不動尊]

 

[そろそろ本滝が近い]

 

そして、最後に本滝「雨乞いの滝」が現れる。

神山町役場の直ぐ裏山の裾に位置し、夏でも涼しい深山幽玄の世界を味わえ、日本の滝100選にも入っている名瀑である。

一人静かな深山幽玄の世界へ入って行く。

[右側の優美な流れの雌滝に対し、左側の慎ましやかな流れの雄滝]

 

[雌滝と雄滝の両滝を合わせての「雨乞いの滝」]

 

[新緑の中を優美な流れの雌滝]

 

[新緑の岩肌を流れ落ちる]

 

[繊細な流れの雄滝]

 

[ケルンが積まれた雄滝、何を意味するものか?]

 

[縦位置でも捉えづらい程の長大さ]

 

[新緑の岩肌を流れ落ちる優美な雨乞いの滝(雌滝)]

 

下山後は再び国道193号線に向かい、かなり改良され走り易くなった倉羅峠を北上した。

吉野川市美郷に入り「美郷ほたる館」に立ち寄って、ホタルの活動状況を聞いた。

気温が上がる毎に、ホタルの数も徐々に増えてきたようだ。

6月2日(日)には、ホタル祭りがあるらしい。

ホタルの幼虫自体は意外にも肉食系で、生息状況には人間との共存が好まれ、清流よりも栄養分の豊富な生活用水が必要らしい。

なお、ホタルの輝跡写真の撮影には三脚等の機材と時間が必要であり、今回は話だけにした。

 

その後は夕食と入浴を済ませ、無事帰宅した。

 

◆ 5/22~5/27 徳島県東部~中央部の山海里歩きの走行ルート

 [5/22~5/24:水色ルート、5/25~5/27:緑色ルート、Pマーク:ウォーキング出発点]

 

今回は、徳島県東部~中央部にかけて、残っていた県南山間部のウォーキングコースを歩いた。

清らかな水と爽やかな新緑の中を歩き、豪快な滝歩きやのどかな春の海歩きを満喫するコース設定であり、番外編として所々で山岳展望にも恵まれた。

ただ今の時期には毎年のように見てきた、可憐な高山植物に類する花々について、殆んど巡り会えなかったのが少し残念であった。

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20190527 滝王国の面目躍如〔旧木沢村の名瀑巡り〕水と新緑が織り成す絶景ウォーク

2019-05-27 | 〔歩く徳島 第二歩 全52+3コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は、ここ四季美谷温泉を起点にして、酷道193号線周辺に広がる滝王国、旧木沢村滝巡りウォークを予定している。

[朝方7時過ぎ、温泉駐車場にクルマを置かせてもらって出発した]

 

[温泉前の橋上から槍戸川を俯瞰した]

 

[実に瑞々しく爽やかな沢の流れ]

 

まず県道を左折して、四季美谷温泉の対岸奥に向かった。

そこで豪快に流れ落ちる一筋の瀑布が「新居田の滝」である。

[四季美谷温泉の対岸奥で流れ落ちる「新居田の滝」]

 

[大きな一枚岩から流れ落ちる一筋の名瀑「新居田の滝」]

 

[滝側から眺める四季美谷温泉施設]

 

その後は、国道193号線方向に県道を東進した。

その間も、道路から見下ろす坂州木頭川の清らかな流れに目を奪われた。

[四季美谷温泉への入口を東へ進む]

 

[新緑溢れる坂州木頭川]

 

[トンビが獲物を狙う]

 

[川沿いに県道295号線を東へ進む]

 

[瑞々しい新緑の坂州木頭川を俯瞰する]

 

[石灰岩の大岩を削る清らかな沢水]

 

まもなく国道193号線と合流する。

[多くの標識看板が立ち並んでいる三差路で国道193号線と合流する]

 

右上に架かる「大轟の滝」「大釜の滝」の案内板に従って左折し、大岩が転がる沢谷川沿いに国道193号線を北上し標高を上げていく。

これからが国道193号線が酷道193号線に変貌し、山岳道路の正念場となる。

[白い石灰岩と新緑の木々と対比が爽やかな木頭坂州川]

 

200mほど緩い登り坂を進むと、道路右側に「大轟の滝」が現れる。

[木沢の名勝、大轟の滝]

 

削られた白い巨岩の裂目から、幾筋もの水流が濃いエメラルドグリーンの滝壺に流れ込む。

[新緑の大轟の滝]

 

[新緑と紅葉の時期が素晴らしい大轟の滝]

 

[石灰岩の大岩を削って流れ落ちる]

 

国道沿いから滝上に登る遊歩道があり、滝を俯瞰しながら回り込んで国道に出る。

[滝を見下ろしながら遊歩道を上がって行く]

 

[遊歩道の上部から上の滝壺を見下ろす]

 

[再度、国道に上がってきた]

 

さらに国道を峠方面に進む。

[大岩だらけの沢谷川を遡る]

 

[沢谷川に幾筋もの水流が流れ落ちる]

 

小剣神社を過ぎて、沢谷川に合流する釜ヶ谷川にかかる大又橋の袂に「小釜の滝」の標識がある。

[水流は見えない「小釜の滝」、滝壺は見事なエメラルドグリーン色]

 

[あちこちで道沿いの岩壁から水流が滴り落ちている]

 

[鍾乳洞のような素堀のトンネルを抜けると、「大釜の滝」が現れる]

 

[日本の滝100選に入る「大釜の滝」を見下ろす]

 

[新緑に映える名瀑「大釜の滝」]

 

道沿いから下りの階段が付いており、滝壺まで降りて行った。

[エメラルドグリーンの滝壺に流れ落ちる「大釜の滝」]

 

[豪快に落差20mを流れ落ちる大釜の滝、滝壺の深さは15mという]

 

[新緑溢れる大釜の滝、紅葉期もまた見事である]

 

滝からマイナスイオンをたっぷり吸収して、引き返した。

[遊歩道の上部から見下ろした大釜の滝]

 

[トンネルの岩壁に咲く小さな花]

 

大釜の滝の見学を終え、ここでUターンして帰ることにした。

[狭い素堀のトンネルからクルマがやって来た]

 

[途中にあった、小剣神社の謂れ]

 

[狭い酷道が続くだけに、こういう自動感知装置は有難い]

 

[石灰岩や青石、赤褐色や緑色の大岩だらけの沢谷川のパノラマ]

 

[沢谷川は、水量よりも岩量が遥かに勝る]

 

[こんな標識には、歩いていないと気づかない]

 

[岩壁からは、清らかな滴りが落ちている]

 

帰り道は、上沢谷集会所手前で「沢谷、小畠方面」と書かれた斜め右上に上がる林道を登った。

初めての集落に着くと、道沿いから対岸の山並みが良く見える展望所が用意されていた。

[川側に置いてあったテーブルセット]

 

[ピンクで縁取られた、ツツジだろうか?]

 

[展望所から谷川を見下ろす、上の道は上勝町に抜ける県道のようだ]

 

今日のウォーキングは標高があるので、最近の暑さも気にならず快適である。

[山中には、「ポツンと一軒家」が見える]

 

[ここから望む春の山肌には、ミツマタや花桃の群落が見えるらしい]

 

林道の最高地点を通り抜けると、四季美谷温泉方面に向かってジグザグに下って行く。

[朝方に出発した坂州木頭川を見下ろす]

 

[沢周辺は、沢谷川よりも坂州木頭川の方が素晴らしい]

 

長い林道の道のりも、ようやく県道取り合いに近づいてきた。

[県道295号線との合流付近に降りてきた]

 

[春の陽気にマムシも道路に出てきた(*_*)]

 

[昼過ぎに駐車場に戻り、温泉で昼食を食べた]

 

[今日の昼食は天ぷらセット ¥1026]

 

フロントで暫く話してから、神山町で残っている沢ウォーク「雨乞いの滝」に向かった。

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20190526 山も畑も深緑カーペットにくるまれた〔那賀町牛輪地区〕青葉眩しい茶処を散策ウォーク

2019-05-26 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

▲鬼ヶ岩屋の登山終了後、日和佐町から山中の県道を通って那賀町に向かった。

[大宮八幡神社前にクルマを停めて出発した]

 

[深緑に包まれた牛輪地区の民家]

 

[掃除の行きとどいた深緑のカーペット]

 

[深緑カーペットの端を摘まんで見る]

 

[霜避けに風起こしプロペラもある]

 

[うねる深緑カーペット]

 

[青葉のカーペットに置かれた菖蒲の生け花]

 

[旧相生の茶処、那賀町牛輪地区]

 

[この辺りでは、一番立派な茶畑を持つお茶屋さん「宮口園」]

 

[摘み取られた茶葉を加工する相生町緑茶生産組合の倉庫]

 

[今の時期は、山も畑も緑一色に染まる旧相生牛輪地区]

 

[キレイに整列した、煌めく青葉]

 

[こちらのビニールハウスは生花用が多いらしいが?]

 

[ハウスの中を覗いてみるが?]

 

[今日の暑さを照り返す?]

 

[茶畑に霜避けプロペラの落とす影に今日の暑さを感じる]

 

今日は、午後から暑く歩く人は皆無、通るクルマも疎らであった。

[自慢の深緑カーペットに囲まれた牛輪地区の民家]

 

[刈り取られた深緑カーペット]

 

[自慢の茶畑にくるまれた御殿]

 

[この辺りの農地は圃場整備されていた]

 

時間があったので、近くで民家の庭を覗いてみた。

口は少々悪いが釣り好きの高齢オジサンが、庭先で手を休めて一時間余りに渡って相手してくれた。

ここでも高齢化で人手が足らず、茶畑規模が縮小しているらしい。

自家にも茶畑があるそうだが専念するのは難しく、番茶を少々製茶しているくらいとか。

[茶葉を炊き出す大きな釜戸]

 

[摘み取った茶葉を漬ける巨大な樽]

 

[釜戸を炊く薪割り作りらしい]

 

現在は建設業を退職しても、することは沢山あるようで、好きな鮎釣りの解禁に備えて最近なったぎっくり腰を静養中らしい。

地区に流される午後5時のメロディーを聞いて、クルマに帰った。

 

その後は、先日利用した木沢の四季美谷温泉まで走り、今夜も夕食にジビエ料理を食べて入浴、そのまま車中泊させてもらいました。

[鹿肉竜田揚げ(5枚)重とマタギ汁の鹿重定食 ¥1026]

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20190526 山中に多くの鬼岩石が散乱〔番外トレック/▲鬼ヶ岩屋〕山頂大岩からは県南部の山と海を大展望

2019-05-26 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は、午前中に日和佐周辺の山に登ってみる予定である。

近くで手頃な展望の良い山として、鬼ヶ岩屋温泉(現在は廃業中)の奥にある▲鬼ヶ岩屋に登ることにして、早めに出発した。

ところが現在は廃業中の為か看板が目につかず、クルマのナビに沿って進むと、何と通常コースとは反対側の北側登山口付近に到着した。

しかし、ここでも登山口が見当たらず、Uターンして再び鬼ヶ岩屋温泉の看板を探し何とか到着した。

駐車場付近で温泉跡施設にやって来たオジサンに訪ねると、鬼ヶ岩屋温泉跡の奥からも登れるが、親切にも別にある最短登山口付近の狭い空地までクルマで案内してくれた。

川岸の民家方面に向かって出発した。

[対岸の棚田には、大岩の名残が目立っていた]

 

橋を渡り、対岸の民家の手前に登山口があった。

この辺りは、見事な棚田模様の水田地(休耕田の様子)が見られた。

[民家の手前に登山口を発見]

 

[登山道には、落葉が分厚く降り積もっていた]

 

この登山道周辺には、大きな岩が多く転がっており、その幾つかには名前が付けられた案内板があった。

[せり割り岩]

 

[理由が分からないが、みこ岩]

 

さらに登って行く。

[一本桜展望地を通過する]

 

[大きな壁岩を見上げる]

 

[大岩に住み着く古木]

 

[登山口方面を振り返る]

 

[梯子やロープ、赤色テープに手作り標識も随所にあった]

 

最後の大岩に掛けられた階段を上がると、▲鬼ヶ岩屋頂上であった。

[階段を上がると大岩の上が▲鬼ヶ岩屋頂上(450m)]

 

[大岩の上から隣接する▲五剣山(左側)や▲胴切山を展望する]

 

[こちらは太平洋が室戸方面まで見えるが、今日は霞んでいた]

 

[山頂の広い大岩から見るパノラマ展望]

 

[隣接する▲五剣山は、牟岐を一望する大展望らしい]

 

[貸し切りの大岩展望台からのパノラマ]

 

下山方面の奥に見晴所があるようなので行ってみた。

[船岩]

 

[この奥が見晴所になっている]

 

[見晴所から眺める山々]

 

[山頂で見えなかった方向が見渡せた]

 

その後は早めに下山した。

 

[方向的には、右奥の山が▲鬼ヶ岩屋だったのだろう?]

 

下山後は日和佐町に戻りコンビニで昼食、午後から予定している那賀町牛輪地区の茶畑ウォークに向かった。

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20190525 山道や遍路道を辿り観光名所巡り〔由岐から日和佐へ〕青い海岸線をロングウォーク

2019-05-25 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は、由岐から日和佐へ帰って来るロングウォークを予定している。

朝方6時46分日和佐駅発のJR牟岐線に乗って、ウォーキングの起点になる由岐駅に向かった。

なお、昨夜車中泊した道の駅ひわさとJR日和佐駅は隣接していて便利である。

[道の駅ひわさの奥からJR日和佐駅に入れる]

 

[日和佐町は、四国霊場の薬王寺とウミガメの町である]

 

[隣接のJR日和佐駅から牟岐線でJR由岐駅に向かった]

 

[以前、由岐の街歩きで訪れた由岐港]

 

[由岐港から愛宕山に登って、あしずり展望台へ向かう]

 

[愛宕山から由岐港を見下ろす]

 

[愛宕山の山中には、ミニ四国霊場八十八ヶ所の石碑が置かれている]

 

前回も訪れた「あしずり展望台」が見えてきた。

[土佐の足摺岬を模した展望台]

 

[あしずり展望台から眺める、ぐるっとパノラマ展望]

 

[何度見ても、目を見張る眺めが広がる]

 

[右側には田井ノ浜海水浴場が見える]

 

[筏に腰かけてノンビリ魚釣りに興じる]

 

[正に、「Stop The season in The sun」の世界♪]

 

[ずっと眺めていたくなる、穏やかな青い海]

 

[海岸線を見ながら田井ノ浜海水浴場方面に降りて行く]

 

[田井ノ浜海水浴場を見渡す]

 

各所に貼られた、23番 薬王寺の札所案内書を見ながら、遍路道を木岐方面に南下していった。

[木岐トンネルを抜けてからは、山側に入って行く]

 

その後は、遍路道方向と別れて、山側の満石神社方面に上って行った。

[満石神社に立ち寄り、休憩する]

 

[この辺りは、椿の花で有名らしい]

 

[木岐の港を回って白浜に出ると、「俳句の小径」へ向かった]

 

[分岐点には多くの案内板があった]

 

[海岸沿いの山道が「俳句の小径」として整備されていた]

 

[年度毎に選ばれた俳句の句碑が立っていた]

 

この付近の道には、サルがうろついていた。

[やっとカメラで捉えた、サル君]

 

俳句の小径から続く山側の道を進んで山座峠休憩所に着いた。

そこからは山道を下って、亀井港の岸辺にやって来た

[ここで寄り道、阿瀬比ノ鼻休憩所に登ることにした]

 

[暑い中、漁の準備に余念がない]

 

[海岸線を見ながら、阿瀬比ノ鼻方面に向かう]

 

[ここから登りになって阿瀬比ノ鼻灯台に向かう]

 

途中で開け、展望抜群の阿瀬比ノ鼻展望所があった。

[阿瀬比ノ鼻展望所からの眺めた海の絶景、左側の島は大島だろう?]

 

[日射し強い中、白い阿瀬比ノ鼻灯台に到着した]

 

[灯台の頭部には、風見鳥方位盤?]

 

さらにピーク部分に登って行くと、阿瀬比ノ鼻休憩所の東屋があったが、草木で展望はなかった。

[東屋の上段ピーク辺りで、二等三角点を発見した]

 

[暑い中、足元の花を眺めて癒される]

 

阿瀬比ノ鼻ピークから下って、薬王寺方面に向かって海岸沿いを進む。

昼時になり、暑さもピークになってきた。

[海岸沿いの道から、阿瀬比ノ鼻ピーク(中央)を眺める]

 

[海水の噴出で有名な海蝕洞の「恵比須洞」に到着した]

 

[左側に降りると恵比須洞、右側の海岸沿いにはホテル「白い灯台」]

 

[音を立てて、海蝕洞から溢れ出す海水の泡]

 

[恵比須洞の上部展望所でのパノラマ]

 

[暑い中、重装備のお遍路さんが恵比須洞に寄り道]

 

[恵比須洞を間近で見る]

 

今日のような穏やかな海でも、海水の噴出音が轟々と響く。

[中央部分が海蝕洞になっている]

 

[海辺に降りて遊ぶ、家族連れ]

 

[断崖絶壁に立つホテル「白い灯台」、日帰り入浴もできる]

 

[穏やかな大浜海岸、ウミガメの産卵で有名]

 

[押し寄せる波際で遊ぶ]

 

こうして最後に日和佐町内を歩いていると、「こちらで休憩どうですか?」と呼び止められ、入って長々と休憩させてもらいました。

[長いこと相手をしてもらった、接待ボランティアのオバちゃん達]

 

[お遍路さんではないが、茶菓子で接待してもらいました]

 

その後、遅い昼食にお好み焼きを食べ、夕方には道の駅ひわさに帰った。

[見上げると、日和佐城のようです]

 

[奥には札所の薬王寺も見えました]

 

夜は、道の駅ひわさの直ぐ近くにあって便利な薬王寺温泉で夕食と入浴を済ませた。

[夕食は、薬王寺温泉でカツ丼定食を食べてから入浴]

 

その後、今夜も道の駅ひわさで車中泊にしました。

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20190524 酷道193号線を南下、半端ない轟本滝の滝しぶき〔轟九十九滝〕上流に続く滝巡りウォーク

2019-05-24 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

那賀町平谷を出発し、国道193号線を南下して霧越峠方面に向かった。

名だたる酷道193号線、この峠を通るのは初めてである。

通るクルマが少ない為か、道の中央に苔が張り付いている。

平日で対向車もなく、予想したよりは走りやすかった。

[霧越峠に立っている開通記念碑、▲鰻轟山が奥に見える]

 

ここ霧越峠が▲鰻轟山の登山口になっているようだ。

この山は、しばしば遭難者を出す山で有名である。

[▲鰻轟山の登山口になっている霧越峠]

 

狭いのは那賀町側で、海陽町に入ると急に道幅が広くなっている。

海陽町の「轟の滝」へは、国道193号線から途中で分かれて西側奥へ入って行く。

16時過ぎと遅くなって観光客も少なく、手前の駐車場にも2~3台のクルマしか停まっていなかった。

暗くなる前にと急いで「轟九十九滝巡り」の滝ウォークに出発した。

まずは最初に、右側奥に早くも現れる「轟本滝」に向かった。

[最初に向かった轟本滝の入口]

 

[「本滝神社」鳥居の奥に見えてきた轟本滝]

 

[ここで居ても滝しぶきが飛んでくるほどの迫力である]

 

壁岩の奥に進むと、一気に滝しぶきを浴びる。

[豪快な滝しぶきを浴びながら、一心不乱に念ずる若手の修行僧]

 

身体が直ぐに濡れるので、修行僧のいる正面までも行けなかった。

カメラにも一瞬で水滴が付くが、防水ではないのでこれ以上撮影しにくい。

[大岩の割れ目の奥で、豪快に落ちる轟本滝]

 

[豪快な滝しぶきに驚いた轟本滝]

 

[時間も無いので、「轟九十九滝」巡りに向かった]

 

轟本滝から約1500mの遊歩道が整備されており、往復2時間程度の滝ウォークである。

[轟本滝の上流から流れ落ちる「轟九十九滝」の全体案内板]

 

[まず最初に現れる二重の滝]

 

[左右から豪快に流れ落ちる二重の滝、絵になる優美な滝である]

 

[合わさった滝が豪快に流れ落ちる二重の滝]

 

[豪快かつ優美な二重の滝]

 

さらに上部へ登って行く。

[二重の滝を上部から眺める]

 

登って行く度に、あちこちで滝の流れが見られる。

[名も無き滝も多くある]

 

[船滝周辺は新緑が輝く]

 

[丸渕の滝の上部]

 

[大きな滝壺に豪快に流れ落ちる鳥返の滝]

 

 

その後しばらく歩いて標高を上げた末、「九十九滝」最後の滝になる鍋割の滝が現れた。

[鍋割の滝の上部に轟神社の奥の院、鍋割神社がある]

 

鍋割神社の手前から最後の滝「鍋割の滝」を撮影した。

[豪快に流れ落ちる、最後の滝「鍋割の滝」]

 

[水量十分の鍋割の滝]

 

鍋割神社の奥にも少し遊歩道は続いていたが、これより奥に滝はないようだ。

[鍋割神社の奥には、もう滝はないようだ]

 

最初に現れた「轟本滝」の豪快な水しぶきには圧倒されたが、滝の流れの美しさは変化に富んだ「二重の滝」が優れていた。

最後の「鍋割の滝」も豪快な流れの滝であったが、撮影場所が限られていたようだ。

この鍋割の滝を最後にUターンして駐車場まで戻り、山奥から一転して海岸沿いの海陽町宍喰を目指した。

[海陽町の中華料理店で食べた五目焼そば ¥1000]

 

海陽町内で夕食後、以前も入った道の駅「宍喰温泉」で入浴(¥600)した。

その後は、明日予定している由岐~日和佐の海岸線ウォークに備えて、道の駅「ひわさ」に移動し、そのまま車中泊にしました。

[道の駅の駐車場から見えるライトアップされた薬王寺]

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20190524 山と川に囲まれた〔那賀町平谷集落〕静かなノスタルジック小径を周回ウォーク

2019-05-24 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

昼食後、那賀町平谷集落に向かった。

[平谷集落の奥にあった八幡神社にクルマを停めて、出発した]

 

この平谷八幡神社は、毎年文化の日に行われる白粉を塗った男子の練り祭りで有名である。

[ゆったりした時間が流れる平谷集落の小径]

 

メイン道路を離れて、高台にある平谷小学校方面に曲がった。

[小学校前にある瑠璃山妙法寺]

 

[高台から平谷集落を見下ろす]

 

小学校の手前から、瑠璃山に上ってみた。

[平谷小学校手前から登る瑠璃山]

 

[山頂付近は展望なく、戦没者慰霊碑があった]

 

[山裾に広がる平谷集落]

 

[ひっそりとした、平谷集落のメイン道路]

 

[各家の玄関には草花の鉢が並ぶ]

 

[花壇のように飾られた各家の玄関付近]

 

[大きな旅館もあった平谷集落]

 

[道路に埋め込まれた祠に長いこと手を合わせるオバさん]

 

[山と川に囲まれた平谷集落]

 

[山と川に囲まれた静かな平谷集落]

 

[豪雨災害の復旧工事だろうか?]

 

[平谷トンネルの手前を曲がって集落に戻る]

 

[山裾に広がる平谷集落]

 

その後は、隣接する国道(酷道)193号線を南下して霧越峠を越え、海陽町の名瀑「轟の滝」ウォークに向かった。

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20190524 徳島山間部の特産品〔ゆず花香る木頭折宇地区〕予想外に摘花されていたゆずの花

2019-05-24 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日は、久しぶりに旧木頭村に向かった。

最近になって、日毎に暑さが増してきていた。

[朝日に輝く、清流に咲く花]

 

[見ているだけでも涼しい透明感]

 

木頭が近づくと、川面のグリーン色が極端に増してきた。

[橋を映す、エメラルドグリーンの流れ]

 

[奥に聳えるは、南部の名峰▲石立山]

 

橋の袂にクルマを停めて出発した。

[対岸に渡る橋が見えてきた]

 

橋を渡ってから直ぐに対岸に渡る橋を渡り、木頭折宇地区に向かった。

今日は日射しが強く、気温がどんどん上がっている感じである。

[暑い中、農作業に励むご夫婦]

 

[花を見ていると、やや涼む]

 

[雨が恋しい紫陽花の花]

 

[照りが強いゆず畑が広がる]

 

[樹林帯を通って涼む]

 

[▲石立山が覗くゆず畑]

 

今が盛りかと思っていたが、ゆずの花は殆ど見当たらなかった。

[やっと見つけた、ゆずの花蕾]

 

[もう数少なくなっていたゆずの花]

 

ゆずの花は、既に摘花されたのだろうか?

この場所以外には、ほとんど見当たらなかった。

[数少ないゆずの花に、黄金虫が寄り付いていた]

 

[棚田もゆず畑で緑一色になっている]

 

今日は暑くて人の姿も少ないようだ。

[こんな時に川を覗くと涼しげだ]

 

[照り返しで、川面も歪む]

 

[この辺りには、このような小さなつり橋が多い]

 

[山間部でよく見かけるシニアカー]

 

[ゆずは木頭の特産品である]

 

[名産ゆず畑の棚田に囲まれた木頭の集落]

 

木頭折宇地区の周回ウオーキングを終え、午後から予定している木頭平谷地区へ引き返した。

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20190523 今回起点の板野町▲高尾山からも山頂部を遠望する〔番外トレック/▲高丸山④〕全方位大展望の県央のブナの山

2019-05-23 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

上勝町を出発後、余りの好天に誘われ時間も早いので予定にはなかった▲高丸山に向かった。

この山も板野町の▲高尾山からその山頂付近が望まれるのである。

登山口駐車場には、香川県ナンバーのクルマが一台停まっているだけだった。

まずは昼食を車中で自炊して腹ごしらえをした。

その後、降りてきた香川県ナンバーのクルマの方と少し話してから、ゆっくり出発した。

その高齢者は、▲雲早山、▲高城山に続いてこの▲高丸山登山と健脚で疲れたらしい。

[整備された登山口]

 

[ブナの山が覗かれた]

 

[水場で水を補給して、尾根を上がる]

 

[ここから尾根を上がる]

 

[最初は緩やかであるが、ジグザグを繰り返すほどに急登になる]

 

何度もジグを切っているうちに目の前が開け、初めて南側のパノラマが広がった。

[南側180°のパノラマが広がった]

 

[県南部の山名は不詳である]

 

[二列目の樹林のピークが朝方に登っていた▲山犬嶽である]

 

[阿南市橘湾方面の火力発電所だろうか?]

 

[紀伊水道に浮かぶ船舶が見える]

 

その後、数分の登りで大展望の▲高丸山頂上に飛び出した。

[▲高丸山頂上のパノラマ風景]

 

[▲高丸山頂上から阿南市橘湾方面を見下ろす]

 

[南側180°のパノラマ風景]

 

[樹林の奥に、▲次郎笈の山頂部~▲剣山の山並みが霞む]

 

[▲剣山の山頂部アンテナをズームアップで確認]

 

[東部方面の展望]

 

[山頂部にレーダードームのある▲高城山]

 

[▲雲早山~▲旭丸方面の山並みが続く]

 

起点の板野町▲高尾山は、ズームで見ても霞んで何となく分かる程度であった。

[▲雲早山からは、この▲高丸山への縦走路がある]

 

下山は、奥に続く樹林の稜線を下り、一周するコースで帰った。

[秋の紅葉も良さそうな樹林帯を下る]

 

樹林帯は、こちら側の方が趣がある。

この▲高丸山は県下一のブナ林の山という触れ込みであるが、登山道沿いにはこれといったブナの樹も見当たらず、何度見てもそう言う見地では見えないのだが?

[一周して登山口に戻ってきた]

 

下山後は那賀町側に入り、定番になっている木沢の四季美谷温泉に向かった。

そので、夕食にジビエ料理を食べてから入浴、そのまま駐車場で車中泊をさせてもらいました。

館長の話によると、今年の連休は長かったせいか、まずまずの人出で賑わったらしい。

[シカ肉の陶板焼きとシカ肉汁のジビエ料理で美味しい ¥1,026]

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20190523 山中に隠された苔の名所に迷い込む緑の回廊〔▲山犬嶽〕西峰からは県南部を見渡す

2019-05-23 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

昨夜は山中で静かだったが、ほとんど寝付けなかった。

夜明け前の5時ごろ、天空の棚田「樫原」を縫って、▲山犬嶽登山口に向けて出発した。

[棚田を見下ろす高台に洒落た宿が出来ていた]

 

[残り月と共に、朝陽が当たり出す]

 

[陽当たり前の静かな棚田風景]

 

[朝の天空を映す棚田]

 

[再度訪れた樫原の棚田村]

 

残念ながら、今朝も朝焼けは見られなかった。

[早朝の止まった時間を見下ろす]

 

山間部なので、なかなか棚田にまで日が当たらない。

[日が射すのを静かに待つ棚田]

 

[耕運機を使うのも一苦労だ]

 

[上部にも広がる棚田群]

 

[休憩所付近の棚田を見下ろす]

 

[こちらの棚田も映画「人生、いろどり」のロケ地だったらしい]

 

[棚田の上部には、立派な休憩所とトイレがある]

 

[棚田周辺には、昔ながらの半鐘が吊らされている]

 

[半鐘の打鐘信号の解説板]

 

[そろそろ梅雨時期を迎える棚田周辺の彩り]

 

農道の最上部に着くと、▲山犬嶽登山口の案内看板があった。

ミニ八十八ヶ所霊場の石碑群もあるようだ。

[登山案内図のパンフレットも置かれていた]

 

[これが後で役に立った、古文書のような登山案内図]

 

[シカ避けの網を開けて出発する]

 

[すぐにある分岐を苔の名所方面へ進んだ]

 

緩い上りをしばらく進むと、左側にだんだん緑色の苔が付着した大きな石ころが現れだした。

それと共に、八十八ヶ所霊場の札をふられた小さな石碑群が現れだした。

[踏み跡を辿って、緑色の世界へ入って行く]

 

[まるで迷路のような緑の回廊に迷い混む]

 

[岩も木々も緑色である]

 

[迷い混んだ緑の回廊]

 

[しばらく佇む緑の回廊]

 

[1660年大雨で崩れた山頂の大岩の名残が苔むしたという謂れあり]

 

[緑の坊主が溢れかえる]

 

[苔に咲く白い花]

 

[奥へ奥へと進んで行くうちに、進路が判らなくなる]

 

ここで頼りになったのが、登山口にあった古文書のような案内図である。

ミニ八十八ヶ所霊場の石碑群に番号がふられていたので、その順番を頼りに山頂方向を探りながら進んだ。

やっと、登山道らしき参道に出た。

[ここからは通常の登山道のような登り道となった]

 

[山頂直下にある東光寺に到着した]

 

[東光寺境内にあった一番札所霊山寺の石碑]

 

あと少しで山頂である。

[▲山犬嶽(997m)の東峰頂上に到着]

 

山頂は樹林に囲まれ展望はない。

▲山犬嶽は、双耳峰でここから直ぐの西峰に向かった。

[この奥が西峰頂上]

 

崖っぷちにある西峰頂上からは、南側に展望が開けていた。

[下に棚田を見下ろす]

 

[見上げると、県南部の展望が広がる]

 

[ここでも県南部の山名は判らない]

 

[崖っぷちにある西峰頂上、右側に東峰頂上が見える]

 

帰り道は、途中で見晴らし大岩のあるハイキングコースを下った。

[大岩の上から、山頂方面を見上げる]

 

[見晴らし大岩の展望所からの眺め]

 

[見晴らし大岩から眺めたパノラマ風景]

 

[狭いくぐり岩を進む]

 

[霊山、山犬嶽の謂れについての案内看板]

 

その後、出発時の分岐点に出て、登山口に戻った。

登山口の直ぐ下に、「山の駅 峯田」と書かれた標識があり行ってみた。

古民家に手を加えられた展望休憩所のようで、手作り感満載の雰囲気である。

[亡くなった叔父さんに引き続いて姪子さんが管理しているようだ]

 

[記念スタンプまで用意されていた]

 

ちょうど管理人は不在だったが、ゆっくり休憩させてもらった。

[お便り帳には管理人の丁寧な感想文が随所に書かれていた]

 

[山の駅からの眺め、ここでの時間も止まったままだ]

 

[昼前の棚田風景]

 

下山後は、上勝町をさらに奥へ那賀町木沢方面に向かった。

帰り道は引き返さずに、登山口を越えて農道を奥に進み、剣山スーパー林道入口方面に下ってから県道に出た。

[こちらの山肌にも小集落が貼り付いている]

 

その後、那賀町に入る手前で高丸山林道の看板を見て、まだ時間も早いので▲高丸山に登ることにした。

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