今日は13日金曜日
今年は2回(1月、10月)
キリストの最後の晩餐に13人の人がいたことから、キリスト教圏で13は不吉とされている。又キリストが金曜日に磔刑に処せられたとされることから不吉であると言われる。私はキリスト教信者ではないので気にはしないが、13日金曜日には思い出がある。
「こいつとは小学校の時からの友達なんだ、これからママの店で会うことにした」「ありがとう」別に気に留めなかったけれど何年かして、
「あー今年も逢えたな」「ああ」
私は?「ええ、?」「いや、こいつ(こいつ、俺の仲)とは、日頃連絡取らないんだ、勿論、今日も取っていない、お互い、何時合おうと言ったって都合の悪いときもある、今日はだめだ、明日ならなんて約束はお互いいやだろう。約束なんて破られるためにある面白くない、そしたら何時合おうと言うことになり、1年に1回?2回?ある13日の金曜日、これなら忘れないから、この日に逢おうと言うことになったんだ。今日はその日だよ。2人はウイスキーを飲みながら楽しそうに語らい始めた。
うん、こんな逢い方良いなあと感心したもんだ。でも、それから又、何年か経って相手の人は来なかった。私はどう話せばいいか迷った。彼は黙って帰り、次の年から2人とも来られなくなった---。何があったのか?
13日の金曜日になると思い出す。どうしておられるかと今日も思い出す。