産経新聞「生きてるうちにしたいこと」
各界の著名人が”もし限られた余命なら”と言う仮定のもとに執筆するリレーエッセーです。とある。
今日は作詞家秋元康氏のエッセーが載っていた。
それまでと変わらない日々を送るのではないか。
最後の言葉は決めている。「ああ、面白かった」とある。
良いなあ、そう出来たら、言えたら良いと思う。
新聞で若い経営者が告知されてからも死ぬまで仕事を、最後まで仕事をすると載っていた。
癌であと少しの命と解っていても舞台に立つ役者がいた。
私は--どうするだろう?慌てふためいているだけで時間が過ぎてしまいそう。と言うより、あなたの余命はあと3か月、半年先です。限られていますと言われたくないな。自分の命だ、ほっといてくれ!
姉の時もそうだった。私達家族に年内もちませんとはっきり言われた。どうして?癌の初期と言われ手術したら助かると言われたのに何故?治してよ、元の身体に戻してよ、先生。
助かると思っている姉に、「あかん」と言うの。生きているうちにやりたいことしてと言えるの?
「ほら、あの歌、堀内孝雄の歌、歌いに行こうな」
「行く、元気になって行く、姉ちゃん、もう一度舞台に立って踊りたいし」と言う姉に告げられるか。
--それまでと変わらない日々を送る--良いなあ、そう出来れば。
告知されたくないけれどされるんだったら生きているうちにしたいこと、まだまだ有る。いっぱい有る。有りすぎて--余命100年ですと言われたいよ。