リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

Iさんからのお知らせで

2007-04-22 17:04:32 | Weblog

桜の話を何度か書いたことで、Iさんから「ソメイヨシノについて」と次のような連絡を頂いた。一部を紹介する。
1.江戸末期に染井村(現在の東京都豊島区駒込)の植木屋が品種改良したものらしく明治以降全国に広まったらしい。  
2.染井吉野は、奈良県の桜の名所「吉野山」にちなんで「吉野桜」と命名されていたが、吉野山の桜はシロヤマザクラと言う山桜の類で吉野桜の名は誤解を招くとして明治33年上野公園の桜を調査した藤野博士が「染井吉野(ソメイヨシノ)」と命名し「日本園芸雑誌」に発表されたのが始まりのようです。
桜見の最後にどうしても行きたかったのに行けなかった吉野。
その私の心を見透かされたような、ご連絡。有り難うございました。

小説「春の鐘」(立原白秋・作)の舞台となった奈良・秋篠寺
主人公、鳴海と多恵が訪れた。
「これ、山桜でしょうか」
「そうだと思うね」
「きれいですわ」と語り合う。
しかし、そこには立原の描いた東門に山桜はなく、北門に枝垂れ桜があでやかに咲いていた。作者が華やかな枝垂れ桜ではなく、ひっそりと咲いて散る山桜を選んだのは、人目を忍ぶ2人のためだろう。と昨日の夕刊に(文・安田奈緒美さん)載っていました。いいなあ、どんな寺だろう?行って見たくなりました。
桜、桜、さくらーーー尽きないですね。