リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

居酒屋の代金

2009-03-05 21:14:43 | Weblog

大阪駅前ビルの地下街や堂地下センター等の居酒屋店前には「ほろ酔いセット」なるものが看板メニューとして出ている。生ビール1杯、付き出し+造り+揚げ物=1000円。ビール、酒1本、付き出し+唐揚げ=980円等々。上手いこと考えたな、安く安心して飲める、ちょっと1杯飲んで帰るのに良いんじゃないか、商売ってこれかと思ったことがあった。
だが、昨日、岡山、高島屋裏の居酒屋はそのような「ほろ酔いセットメニュー」はなかった。みんな好きなのを飲んで食べている。ふと、1人の客が帰るときレジを見た。600円と出ている。リリオーの近くで飲んでいた客で酒1本と2品くらい頼んでいたと思う。次の客はと言うと650円とレジが打たれた。別に1000円未満で帰れるだけが良いと言っているのではない。
今日は酒が飲みたいが造りは要らない、ビール、酒2本は飲みたいがアテはおでんだけで良い。等、毎日飲みたいものや食べたいものが変わる。酒飲みは決めつけられたくないのだ。又、単身赴任者や独身の男性ならお腹のふくれる物を食べたいだろうが、たいていの男性は電車に乗り家に帰るまでにちょっと飲みたいのだ。(リリオーも仕事が終わって直ぐに帰りたくなく何時も何処かで飲んで帰っていた。店と家の間で一息入れるとホッとして疲れが飛ぶような気がしてね)
この居酒屋はそう言う客のニーズに合わせて飲み物を安くアテは種類を多く、おでんひとつの注文でも笑顔で答えている。だからグループで来る客も多いが1人の客も多い。そう、外人3人が日本酒を飲みながら造りを頼みワイワイやっていた。
大きな店なのに騒がしくなく、大きなテーブルに何組も座っているのに隣が気にならない店。セットメニューを作らなくても繁盛する店。一度行くと又行きたくなる店。どうすればこんな良い店が出来るのだろう。長年の積み重ねかな。リリオーも岡山に行くのが楽しみなんだ。店の名前は「鳥好」