いかなごのくぎ煮

去年も書いたと思う。いかなごの名前の由来を。
「いかなる魚の子なりや」から名前が付いた。もうひとつ、いかなごを漢字で書くと「玉筋魚」水面で長い群（玉）になって泳ぐから。
名前の由来は別に良い。この、いかなごの時期になると食べたくなるよね。春が来たと教えてくれるんだ。でも、今年は量も少なく高めという。卵の量が少なかった一昨年がたたり、生き残りが悪く不作という。これからもどうなるか？そんなの困るよ、いかなご君、君は永遠だよ。だから今年は値段も高めだ。お前も値上がりか！って感じで（君とかお前とかバラバラで）腹が立つが、毎年食べているのに今年は食べないのはお腹の中も怒るよ。
作り方・・・醤油、ざらめ、酒、みりんを鍋で煮立て千切りにした土しょうがを少し加え・・・そう、山椒の実やみずあめを加えると良いねえ。山椒は好き好きだけど、リリオーは好きだから入れたい！去年はＩＭＡさんから頂いた。今年、自分で煮ようかどうしょうかと思っていたら義姉から近所の人からのもらい物だけどと、くれた。
うん、酒にもご飯にもお茶漬けにしても旨い。なかなかの出来映えだ。スーパーやデパートで売っているのは勿論おいしいが、姑、母、娘、孫と代々受け継がれていく家庭の味と言うのが良いねえ。
今年も元気で「いかなご」を食べた幸せに感謝！