南にある新歌舞伎座が昨日で51年の歴史に幕を下ろした・・・
リリオーがまだクラブで働いていた頃から、母と2人で良く行った。ちょっぴりオシャレしてね。長谷川一夫や森重久弥の舞台の晴れやかさに胸をときめかしたもんだ・・・古いね。
店を始めてからは杉良太郎の舞台を何度も見た。「キャーキャー」と騒いでね。その当時は杉良太郎のフアンだったんだ。
それから、五木ひろしや加藤剛・・・いっぱい。又、お客様が後援会会長になっておられた女優の舞台を何度か。その女優さんは舞台の中心でスポットライトを浴びる人ではない。言っては悪いが、その他大勢組。何人かで踊ったり通行人の役ばかり。
「ほら、左から何人目があの子や」とお客様は見極めて喜んで言われて、私たちは、どこ?と目をクリクリさせて目を追っていって。
「今度はセリフがあるんや」「良かったですね」「うん、一言やけどな」
・・・さあ、みんなで行きましょう・・・そのようなセリフだったと思う。でも舞台に立つことに夢と「私は女優です」と誇りを持って頑張られていた。
楽屋に一度、陣中見舞いに行ったが、階段を降りて降りて降りてやっとたどり着くという部屋だった。新歌舞伎座にこんなに深い地下があるなんてとびっくりした。
そんな色んな思い出のある新歌舞伎座が無くなるのは淋しいね。南のあの一等地にあるから良かったと思うのにね・・・残念!50年も良く頑張ったよね。
それから・・・今日は6月30日。
今日で「リリオーの日記」を諸般の事情により、しばらくの間、休ませて頂きます。
下手な文章、誤字脱字が多く、面白くもないのにたくさんの方々に読んでいただいていること幸せです。有り難うございます。
やめた訳ではありませんので又、再開しましたときはフアンになって下さい。お願いいたします。