真野教室から川合です。
最近でも盆踊りで「炭坑節」は流れるのでしょうか。
ちょっと古いフレーズで始めてしまいましたが、
中3生と小6生が今「月の見え方」に取り組んでいます。
「月の見え方」は、私が子どもの頃から苦手な生徒の多い単元でしたが、
実はとっても簡単なんですよ。
今から書くとおりに、思い浮かべてみて下さい。簡単に分かりますから。
1.今、あなたはクラスの真ん中に座っています。
2.全員が前を向いて授業を聴いています。
3.ここで、あなただけがきょろきょろよそ見をして、友だちの顔を見まわします。
4.友だちの顔は、どんな風に見えますか?
顔と髪の毛のバランスが、月の見え方になるのです。
5.前の座席の友だちは、後頭部しか見えませんから髪の毛で真っ黒ですね。これが新月。
6.後の座席の友だちは、顔が丸見えですね。これが満月。
7.左横と右横の友だちは、どちらも前半分が顔ですから半月ですが、首を下にして立てると、
それぞれ右半分が輝いている上弦の月と、左半分が輝いている下弦の月に分かれます。
8.左斜め前と右斜め前の友だちは、どちらもほとんどが後頭部の髪の毛なのですが、
ちょっとだけ顔がのぞき見えるのです。この顔の部分が輝いているので、三日月のような
細い月になります。
9.左斜め後と右斜め後の友だちは、どちらもほとんどが顔なのですが、
ちょっとだけ後の髪の毛がのぞき見えるのです。この髪の部分が陰になるので、少し欠けた
レモンのような月になります。
どうですか、イメージできましたか?
実際に学校の教室で、真ん中に座って試してみると分かりますよ。
画像は授業時の板書です。
逆さまになっているのは、真ん中の自分が見まわすからです。
すべて首を下にして立てると、月の見え方が分かります。
さぁ、9/30は中秋の名月です。
次の満月にはぜひ戸外で月を見上げて下さいね。(おっと、車には気をつけて!)