栗東教室から樋口です。
まずは、玄関先の様子から。今週実施のプラザカップの商品がズラリ。「びわ湖サイダー」「イギリス直輸入ヘリックスオックスフォード文房具」「マルセイバタークッキー」です。「マルセイバターサンド」は日持ちがしないので、表彰式直前に届きます。机の上は、プラザカップとコロナ感染対策とハローウインのごった煮状態。おうみの秋の縮図です。さあ、優秀賞目指してファイト!
ファイトと言えば、近江八景を巡るランニング。ちゃんと続けていますよ。今回は石山の秋月。
石山寺に着いたあと、少し後悔。モミジが色づいてから行くべきでした。モミジの葉はまだまだ緑色。紅葉の時期に再度訪れます。ところで、上にアップした安藤広重の絵、よ~く見て下さい。左に石山寺、正面右に瀬田の唐橋が見えますが、何だかおかしい。中3理科でそろそろ天体の学習が始まる頃ですが、「月の動きと見え方」の単元をマスターするとおかしいのに気づくはず。満月は夕方に東の空からのぼり、真夜中に南中し、明け方に西の空に沈んでいきます。広重の絵はきれいな満月が描かれていますが、方角がおかしい。石山寺から見て瀬田の唐橋は北にあります。とすると、安藤広重はちゃんと見て書いていなかったか、もしくは理科が苦手だったのではないか・・・。絵にいちゃもんをつけるのは、無粋(ぶすい)です。きっと、広重が心の中に描いた「石山の秋月」の一番美しい構図がこれで、あえてこのように描いたにちがいない。あれこれと思いをめぐらしながらランニングは続いていくのです。