
八幡桜宮から太田です。
先発組の県立中学、近江兄弟社中学に続いて、
後発組の公立中学が今週後半から中間テストです。
日曜日は恒例の「12時間勉強マラソン」を実施。
中学生が提出物のワークやノートを持参して、中間テストの勉強に取り組みました。
今年は教科書が改訂されて1年目のテスト。
どんな教科書だろうか、どのようなテストになるのだろうか。
いろいろと思いを巡らせながら、中学生のテスト勉強を見守りました。
やはり、理科の教科書は大変身ですね。
去年までは1分野上・下、2分野上・下と4分冊でしたが、今年からは学年別になっています。
生物分野では軟体動物が復活していて、貝やイカの解剖写真に体のしくみが説明されています。
子ども達が解剖するのには身近でよい素材ですね。
また、食物の消化についても随分昔の高いレベルまで戻っています。
いや、高校の生物分野までの内容もちらほら。
例えば、去年までは「脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解される」と学習していたのですが、
最近の研究によると、小腸の柔毛ではグリセリンにまで分解されるより先に、脂肪が再合成されるらしく、
「脂肪は脂肪酸とモノグリセリドに分解される」と変更されています。
まあ、いろいろと目新しい内容もありますが、理科は身の回りの現象を探求する教科ですから、
自然と興味・関心がわくようになってほしいですね。
未来のノーベル賞はキミの手に。がんばれ!