
こんにちは、河合塾マナビスの真下です。
前回も書きましたが、模試の10月。と同時に、高2生にとっては「受験生」となるまで、残り2か月を切っております。
オリンピックの陸上競技でも何でも思い描いてみてくださいね。
"READY"のかけ声がかかるまでに、選手たちは、ウォーミングアップ、精神集中…いろいろなことをしています。
号砲が鳴るまでの間にも、大切な準備があるんですね。徐々にエンジンをあっためておかないと、スタート失敗してしまいますからね。
高2生のみんなも、今にも"READY"のかけ声がかかるんだって、ちゃんと意識できてるかな?スタートダッシュ、しっかりと決めようね!
というわけで、前回もお伝えした「スーパー講義」、絶対に来てくださいね!
いくら強調してもし足りないぐらいですが、高2生がこれに来ないなんて本当にもったいない!という内容、そして「奇跡の講師陣」です。
えー、でも部活が…と言っているそこのキミ!優先順位を見極めるんですよ!もうすぐ受験生のキミたちにとって、これに勝る「用事」は、なかなかありませんよ!
ぜひぜひ、スイッチを入れてもらいに、フェリエ南草津までお越しくださいね!(保護者のご参加も大歓迎です!)
ところで、「読書の秋」ということで、少しそれにからめて。
先日「サイボーグ009」の主題歌をふと耳にしたせいで、つられるように『誰がために鐘は鳴る』という小説の題名が、事あるごとに頭に浮かんできております。(カッコイイ題名ですよね…。)
読んだのははるか昔のことで、正直内容はあまり覚えておりませんが(!)、巻頭の詩は当時手帳に丸写ししていましたので、今でもよく覚えております。
ジョン・ダンという詩人の著したもので、「形而上派」の名にふさわしい「特徴的な比喩を使った理屈っぽい詩」ですが、最後のところがとてもかっこいいのです。
And therefore never send to know for whom the bell tolls; it tolls for thee.
(ゆえに問うなかれ、誰(た)がために鐘は鳴るやと。そは汝(な)がために鳴るなれば。)
うーーーーむ、かっこいい!と、思わずうなってしまいます。この一節がどういう事を言っているのか、詳細は、ぜひ図書館、本屋さんでご確認ください。
というわけで、前置きが長くなりましたが、最近のマイブームはこの言葉なのでした。
読書の秋、以下のような子どもたちとの定番のやりとりも、一部漢字を変えたこの言葉で格調高くなるかもしれませんね!
生徒:「何で、勉強しないといけないの!?」
ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」
生徒:「こんな勉強、何の役に立つの!?」
ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」
生徒:「何で、部活休んでまでスーパー講義行かなきゃいけないの!?」
ボク:「問うなかれ…そは汝がために成るなれば。」
…すごく生徒に嫌われそうなので、やっぱりやめておきましょうか…。