真野教室から川合です。今日は立春。恒例の卵立てにチャレンジです。夕方の個別講座や特訓コース、夜の集団クラスと生徒たちに次々にチャレンジしてもらいました。画像はその成功例です。
入試によく取り上げられる中谷宇吉郞さんの随筆に「立春の卵」という一編があります。
「立春の日にだけ生卵が立つ」という言い伝えについてのエッセイですが、真野教室では恒例行事になっています。
①まず自分でやってみる。これはなにより大事!卵が立つまで頑張り抜く!必ず立ちますから。
②なぜなのか理屈を考える。
A立春にこだわって、太陽と地球の引力の関係を考える生徒がいます。ここに卵の重心も忘れず考慮しているところがさすが中3生です。
Bしかし、実は立春でなくても一年中生卵は立ちます。なぜか?中1で学習した「平面の決定条件」がポイントです。1直線上にない3つの点を含む平面は1つに決まる、つまり卵の表面のごくわずかな出っ張りが3つそろえば、卵は安定するのです。知識欲が旺盛な生徒は、必ずコロンブスのエピソードを持ち出します。卵の底を軽く割ってテーブルに立てる、というものですが、これは正解ではありませんよ。
さて、今回の実験で何回も成功させてくれた女の子がいますが、この生徒は、時々自宅で卵立てをしているそうです。だからコツをつかんでいるのでしょうね。
「ほんまに立つのかな?」と半信半疑で試してみるのと、「必ず立つものなんだ」と信じて取り組むのでは、結果に差があることがわかります。
生徒諸君よ、何事も信じてやり抜くことですぞ!!
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